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その時に弾き込んでいなければ

6月の例会(コンサート)が近づいてきました。今週末、4日(土)の晩です。
タイトルは「スペインギターの夕べ」です。私がこのタイトルでコンサートをするのは多分3回目か4回目になります。スペインのギター音楽をテーマとした企画は、だいたい毎年1回ずつ開いているので通算40~50回くらいになるでしょうか(もうわかりません)。
それで、ほぼ毎回プログラムに入って来るのが「モーツァルトの主題による変奏曲」「アルハンブラの思い出」「アストリアス」の3曲です。他の企画でも弾いていますので、これらを人前で弾いた回数はいずれも100回を軽く超えていると思います。
「それだけ弾き込んだら、もう完璧ですね」と言われたことがありますが、私の実力としてはとんでもない話でして、40年以上もコンサート活動を続けてきて、「弾き込んだ曲は大丈夫」というのは幻想で「かつて弾き込んだ曲でも、その時に弾き込んでいなければ絶対駄目だ」ということがよくわかりました。
……練習に戻ります。

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今週のアップロード

今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
バッハの「無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番ロ短調」の第3楽章です。ギターソロで弾きました。全部で45曲になりました。ぜひご視聴ください。


▽サラバンド&ドゥ―ブル(バッハ 演奏;広垣 進)
https://youtu.be/PnmMfzk7Xlc

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心配すべき曲

コンサートの直前を除き、プログラムにない難しい曲つまり「間があくと弾けなくなる」という曲を練習記録表を見て選び、毎日少しずつ弾くようにしています。
今日はバッハの「シャコンヌ」を弾く日です。ところが、弾きはじめて間もなくまたもや「ド忘れ」が発生し、5~6秒後に思い出して続きを弾きました。そのまま最後までたどり着いたので、さほど落ち込んではいませんが、特に「シャコンヌ」では最近、こういうことが増えてきました。
けれども、次回コンサートは来週末です。予定している曲の大部分は、「シャコンヌ」ほど長くは弾いてきていません。今はそちらの方の心配をすべきでしょう。

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勉強のため

先週の木曜日、「今週のアップロード」として「主題と3つの変奏 K.V.331より」てのをユーチューブで公開しましたが、驚くほど再生回数が伸びていませんね。
いえ「あまり再生されていない」という意味ではなく、「再生回数が驚くほど少ない」という意味です(苦笑)。「そんなに下手かなあ」という、いつものボヤキが出ますが、「上手じゃない」と言い換えれば、そうなんでしょう。
ふと、「何のために、たくさんの時間を使って定期アップロードを続けているんだろう」と自問自答してみました。
私の「動画」の再生回数のレベルでは広告収入が入るわけでもなし、生徒さんが増えるわけでもありません。忘れた頃に演奏依頼が入るのは嬉しいですが、期待はできません。やはり主たる目的は「自分の勉強のため」ということになりますね。
先週日曜日に今月のコンサートを終えたので、プログラムの中から「エリーゼのために」と「パッヘルベルのカノン」を選び、ユーチューブ用に録音しました。
2曲とも何年もコンサートで弾いていますが、あまり出来栄えがよかった記憶がありません。「エリーゼのために」は2つの中間部がでたらめに難しいし、「パッヘルベルのカノン」はテンポの維持にずっと苦労してきました。けれども、たった4~5日ですが、2曲に絞って集中的に取り組むことで課題はいくらか改善できたように思います。コンサートに向けた練習では特定の曲にたくさんの時間をかけることはできません。月例コンサートの後の数日間くらいは、そういう日があってもいいでしょう。


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体質改善が必要かも

5月のコンサートから6月のコンサートまでの間隔は3週間です。
ちょっと短めですが「梅雨に入るまでに」という計算でこうなりました。
誰でもそうなのかもしれませんが、若い頃から梅雨は苦手です。
若い頃は特に梅雨の時期、汗が必ず演奏の邪魔をしましたが、この年齢になると「指が汗ばんで弾けない」という場面は減りました。その代わりに「おそらく体温が上がり気味で、身体にこたえた」というのを痛感するようになりました。今月のコンサートで「短めだったのに、ひどく疲れた」と日記に記しましたが、もしかすると、ここにも一因があったのかもしれません。
考えてみれば、こまめに水分補給する習慣が私には(他の方ほどには)ありません。「汗ばめば弾けない」というのを恐れ、本番の前はもちろん、普段の練習の前にも控えるのが普通になってしまっています。
今日は朝夕の寒暖の差が大きく、昼間しんどく感じました。これから季節は梅雨と本格的な夏に向かいます。体質改善が必要だとすれば、今すぐにでもとりかからなければなりません。
  

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今週のアップロード

今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
ピアノソナタのよく知られたテーマに自作のやさしい変奏をつけて、クラシックギターで弾いています。全部で44曲になりました。ぜひご視聴ください。


▽主題と3つの変奏 K.Ⅴ.331より(モーツァルト 編曲/広垣 進)
https://youtu.be/mFcwWpITPro

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短めのコンサート

昨日の午後、今月のコンサート「やさしい変奏曲」を終えました。
演奏時間は前半40分、後半30分とやや短めでした。にもかかわらず、終演時には「ひどく疲れたな」と感じました。
新型コロナが流行ってからは曲間にトークを入れていないので、次から次へとプログラムが進んでいく感があります。曲間は調弦を整えるだけで、結局緊張が続きます。短めのコンサートでも疲れるというのは、これも一因でしょうね。
でも、考えてみれば、お客さんの方でも緊張が続いて疲れてみえるわけです。
私のコンサートでは、客席も高齢化が進んでいます。「せっかく来ていただいたのに、すぐ帰ってもらうのも申し訳ない」ということは、あまり考えないようにしましょう。
そうそう、私が今まで聴いた一番短い音楽会は、市内の若いチェンバロ奏者、Tさんのソロコンサートです。演奏時間は30分余りでしたが、「自分が納得いかない演奏は披露しない」という姿勢がよく伝わってきて心地よく、「短すぎる」とは思いませんでした。
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これも練習

明日の例会(コンサート)に備えて、早めの入浴を済ませました。
もう少し練習しておきたい気持ちはありますが、入浴後の練習は爪を傷めるリスクがあるので絶対控えるべきでしょう。
……修正します。「入浴後、ギターを普通に弾く練習」ですね。
いつも入浴後は、ユーチューブを視聴するのが日課になっていますが、今日は朝の練習録音をもう一度聴き返す時間にあてようと思います。これももちろん練習です。

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もうタイムリミット

5月のコンサートは今度の日曜日です。
プログラム原稿がもう少しで完成です。
「え、まだなの?」と言われそうですが、最近は「早くから全曲決めて、毎日全曲通す」という練習法は意識的に減らしています。
それをすると、全部の曲に目を配っているようでも、難曲や大曲、それからやさしくても取り組みの浅い曲、要するに不安が残っている曲へ集中することが(私の場合)難しくなるのです。
ここのところ、先週日記に記した「ハンガリー狂詩曲第2番」と「エリーゼの為に」ばかり弾いているような気がしますが、他の曲も(通してはいますが)もっと大事にしたいと思います。
今日は「暗い曲が3曲も続くのは」と思って曲順を入れかえました。でも、いくらなんでももうタイムリミットです。今日中に仕上げなきゃ。

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とりのうた

今日は5月9日、ロシアが「戦勝記念日」としている日です。
今日を境にロシア軍のウクライナ侵攻がどんな展開になって行くのか、大変気になります。
けれども練習の合間に、ネットのニュースなどを見るともういけません。記事になっている状況は、想像を絶するような悲しみや怒り、恐怖ばかりで、胸が押しつぶされそうになり、練習の再開が難しくなります。ずっと読んでいると、練習どころか、夜もまた眠れなくなります。
5月のコンサートは今度の日曜日です。1週間を切りましたが、この戦争が一日も早く終結することを願って、プログラムにカタロニア民謡の「とりのうた」を入れることにしました。きっと、ウクライナの鳥たちもロシアの鳥たちも「ピース」「ピース」と鳴いていることでしょう。

▽とりのうた(カタロニア民謡、演奏/広垣 進)
https://youtu.be/cX82oUfKzKg
    ……今年1月にアップしたものです……

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