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できることを続けるだけ

今年の梅雨はもう折り返し地点まで来たのでしょうか。
この時期は、楽器も身体も本来の調子が出せなくて困ります。
ふと、「困る必要があるのかしら」と思いました。困るのは、この時期に梅雨前と同じかそれ以上の調子を望むから困るのであって、この時期が過ぎれば軽くとり戻せるという見通しがあるなら、全然平気なはずです。
そう思ったら身も心も少し軽くなりました。要は無理なくできることを毎日続けること……これにつきますね。

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「今週の(ユーチューブへの)アップロード」は、目標の100本に達したので終了しました。
来月から、できるだけ月初めに「今月のアップロード」として、1本ずつ投稿していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 

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できるときに、できることを

今日は朝から降りそうで降らず、午後は少し降ってまた止んだので、いつもの時刻(午後5時前後)に古着に着替えて庭に出ました。もちろん草引きです。地面が柔らかいので作業が進むかなと思ったとたんにまた降ってきました(笑)。
でも「無駄なことをしたな。ま、いいか。その分練習しよう」と思いなおしました。
草は10分も引いていませんが、朝からの練習もあって指は疲れています。今日1曲も弾いていないバッハは避け、「入江のざわめき」や「アヴェマリア」など指の負担の少ない曲を選んで通しました。思ったよりは弾けました。
草引きでも練習でも、日常生活のいろんな場面で「できるときに、できることをしよう」と思うようにしていけば気持ちはずいぶんと楽になりますね。「また草が伸びる」とか「またバッハが弾けなくなる」とか思い始めると、だんだん気持ちにゆとりがなくなり、それで結局どこかで(条件の悪い時に)無理をして、ちっとも効率もあがらない……そんなことが私には多すぎるような気がします。

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目標達成

今日は木曜日です。予定通りユーチューブに、ミランの「パバーヌ第1番」をアップロードしました。これで目標の100本に達したので、毎週1本のアップロードは終了とさせていただきます。これまでのご視聴ありがとうございました。

地元伊勢市を中心に、ささやかな演奏活動を長い間続けてきているので、これまでに手がけた曲というのは、山のようにたくさんあります。暗譜で弾ける曲もそこそこにあります。
けれども、「弾けます」「得意です」と胸を張って言える曲はほとんどありません。かつて猛練習した曲がたくさんあっても、今練習を継続できていなければ、結局そうなるのです。

懸命に練習した曲をアップロードしていけば力がつくようなものですが、その際には時間と体力の大部分をその曲に注ぎ込むので、その期間はどうしても他の曲への取りくみが甘くなります。
アップする曲が増えれば、やがてコンサートの質は落ちます。この繰り返しの中で格闘を続けて、ようやく目標達成です。もうペースを見直す時期でしょう。
 
ユーチューブでの配信を完全に止めるわけではありません。とりあえず「今週のアップロード」は終了し、当面(7月より)「今月のアップロード」という言い方で、がんばってみようと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
ルイス・ミラン(16世紀 スペイン)のビウエラ曲集「エル・マエストロ」に収められている「6つのパバーヌ」の第1曲目、比較的よく知られた作品です。11弦アルトギターで弾きました。ぜひご視聴ください。
※毎週1本のアップロードは今回で終了させていただきます。

▽パバーヌ第1番(ミラン 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/bW-1QObvdsk

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無理は控えまます

一昨年の秋より続けてきたユーチューブへの「今週のアップロード」は、まもなく目標の「100本」にとどく見込みです。
が、最後の1本がまだ音源のみの状態で、動画形式のファイルへの変換と編集ができていません。
今日中に仕上げるのは不可能ではありませんが、入浴後のパソコンを使っての作業は、睡眠の質を落とし、明朝の練習に支障をきたします。
投稿予定はいつもの木曜日です。無理をするのは控えましょう。

 

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少し休んでまた頑張ろう

梅雨空が続きます。今日の雨は少なめでしたが、一日を通して湿度は高く、どことなく身体が重く感じられます。
……と、言っても仕方のないことをわざわざ時間をかけて作文するのは、あまり賢いとは言えませんね。そんな暇があったら、その分身体を休ませて、回復したと思ったら少しでも実のあることをしなきゃ。
この頃思うんです。すぐ疲れるのは年をとった証拠に違いありませんが、きちんと休めば、たとえ短時間でも若返りすることができ、また少しの間頑張れるんです。ですからさほど嘆く必要はありません。「少し疲れた」と感じたときに、「もうひと頑張りしよう」ではなく、「少し休んでまた頑張ろう」と思うようにしていけばいいだけです。

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今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
18~19世紀に活躍したスペイン出身のギタリスト、フェルナンド・ソルの比較的よく弾かれる練習曲(作品35の17)です。ぜひご視聴ください。

▽練習曲ニ長調(ソル 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/aljNvhEgHg0

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安全運転

昨日、今月のコンサート「グラナダ」を終えました。
例年6月に、スペインものを特集したコンサートを開く必然性はあまりありませんが、心情的には、夏も過ごしやすい地中海性気候にあこがれているからかも……。
ま、台風の影響もある雨の中、ありがたく来ていただいた定連さんを前に、比較的落ち着いて会を持てました。
無事に済ませられたのは、ひとことで言えば「安全運転」です。新曲はミランのパバーヌ1曲のみ。短い曲ですが暗譜は初めてでした。これに集中するために他はすべて暗譜に不安のない曲ばかりにしました。
プログラムの最初はサンスの「パバーナ」で、最後はカタロニア民謡の「とりのうた」です。どちらも技術的には難しくありません。
年齢的に無理が利かなくなった今、精一杯練習してはいますが、1曲あたりにかける時間は限られます。「ちょっと冒険だな」という選曲や、弾き方を考えるとたいてい失敗します。
できる限り、できる内容で、この活動を突けたいとは思いますが、ある日突然弾けない日が来ることも考えられます。「今日はまずまずだったな」と思えるような会を1回でも多く持ちたいものです。それためには「安全運転の励行」というのが、結局一番大事な気がします。

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またまた工事です

今月のコンサートが目の前に来ました。あと3日です。
でも、我が家の前の道路ではまたまた工事、今日は下水道です。
仕方がないので、先ほどまで単純な技巧練習ばかりやっていましたが、やたらと疲れただけです。
ま、早いところ「コンサートニュース伊勢」の配信をすませ、夜の練習時間を確保できるようにしますね。
午後はどうしましょうか。あまりしんどかったら、もう一度録音機を持って三郷山へ避難しましょう。結局それが最善策かなという気がします。
 
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今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
18~19世紀に活躍したスペイン出身のギタリスト、フェルナンド・ソルの比較的よく弾かれる練習曲(作品31の5)です。ぜひご視聴ください。

▽練習曲ト長調(ソル 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/64g6OKOE8Ec

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草引きの極意

東海地方に梅雨入り宣言が出されて1週間。昨日今日と草引き日和が続きました。土いじりは嫌いではありませんが、ギターの練習よりも優先度は落ちます。弾くのは仕事ですからねえ。仕事でなくでもそうですが(笑)。
基本的に庭をきれいにすることは、はなっからあきらめています。かと言って完全に放置すると、蛇やムカデが出てきたら嫌ですし、生徒さんの教室への出入りにも支障が出ます。草の種が飛んでご近所さんに迷惑をかけてもいけないし……というわけで実害が出ない程度にやっているわけです。
朝行うとその日の練習ができなくなるので、作業は完璧に夕方限定です。基本的に日陰をさがして引きます。この方針で行くと、日当たりがよいところで大きく育った草がいつも残り気味となります。それでもジタバタせず日陰の草をねらいます。
作業を始まるときには必ずスマートフォンにアラームをかけ、鳴ると間髪を入れずに強制終了です。もうひとがんばり、もうひとがんばりと続けていると、その日の練習が全くできず、やり過ぎたと後悔することになります。
ま、なにしろ、しんどいと思うことを続けるコツは、絶対に欲張らないことですね。

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暗譜は大変です

6月になりました。
6月の例会(コンサート)は11日の開催予定です。大きな声で言えませんが(日記は公開しています……笑)、10日前になってまた曲目変更を決めました(告知してない曲です)。
今回初めて暗譜で演奏する曲がひとつ入っています。曲はルイス・ミランの「パバーヌ第1番」で、たしか10年ほど前に1度だけ譜面台を立てて弾いた記憶がありますが、その後「ソロは暗譜で弾きます」と公言するようになったので、出せなくなってしまいました。
若い頃よりは格段に記憶力が落ちているので、たとえ小品であっても、あらたに暗譜でコンサートに出すには対策を講じなければなりません。ひとつは他の曲の負担を減らすことで、今日「だいたい覚えているけれど、まだ心配」という曲を、「暗譜の不安のない曲」にかえたのがそれです。
次には暗譜の仕方ですが、長時間弾くと腰にも下肢にも痛みがくるようになったので、若い頃のような「暗譜するための反復練習」は避けることにしました。今回は、まず譜面を見ながら練習してユーチューブ用の音源を完成させ(近くアップします)、それをコピーして録音機に戻して消去防止の保護をかけました。あとは、三郷山を歩くときや入浴後、外出時の待ち時間など、聴けるときに繰り返して聴き、曲の譜面や左手指が弦や指板を押さえている状態をイメージしました。これが大部分の作業で、だいたい通せそうだなという段階になってから楽器を構えるようにしたら、あまりしんどさは感じませんでした。
もっと長大な曲ではこんな風にはいかないでしょうが、これから長大な曲をあらたに暗譜することはまずないでしょうね(笑)。
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今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
18~19世紀に活躍したスペイン出身のギタリスト、フェルナンド・ソルのよく知られたロ短調の練習曲で、「月光」と呼ばれて親しまれています。ぜひご視聴ください。

▽練習曲ロ短調(ソル 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/e-lKZyLg-w8

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