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嘆いている場合ではありません

「緊急事態宣言」の期間延長の動きを受けて、いせ市民活動センターと伊勢市福祉健康センターの両方が5月末まで利用できなくなりました。こうなると「どれだけ規模を縮小してでも」と考えていた私のホームグラウンド、「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」の月例コンサートは否が応でもひとまず停止せざると得ません。「仕方がないな」と午前中に福祉健康センターへ行き、4月のコンサートと5月の交流会の会場借用をキャンセルしてきました。
帰宅すると、県外の方からの封書が1通とどいていて、中には84円切手が10枚と「音楽データの配信ありがとうございました。コロナ期の楽しみが増えました(後略)」という‍短いお手紙が入っています。この日曜日(26日)に音源と楽譜をメールでお送りした方からの嬉しいお便りと(切手の)カンパでした。
この閉塞状況にあっても、自分にできることはまだあります。「ライブもコンサートもレッスンもろくにできない」と嘆いている場合ではありませんね。
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今、この時期にできること

とうとう伊勢市内でも、新型コロナウイルスの感染者が出ました。
明日予定していた4月のコンサートをさらに規模を縮小して5月(非公開)に延期し、さらには月末に5月のコンサートもひっそりと……と考えていたのが、いよいよどれもこれも危うくなってきた感があります。今やコンサートを開く目的の大部分が「自分の勉強のため」になっているので、なかなかセロにすることは難しいですが、この状況が長期化した場合に備え、別の手も打っておくことにしました。
それは、メールに音源や楽譜のデータをそのまま添付して、希望者におとどけする方法です。これなら音源と譜面さえあれば、作業を進められます。さっそく自作曲3つのデータを、PDF(譜面)とMP3(音源)で用意しました。以下、ブログの原稿コピーを紹介します。

  音楽データおとどけします
  …… ご案内 ……
                    伊勢市   広垣 進
              
新型コロナウイルスの感染拡大は衰えを知りません。皆さまはご無事でしょうか。
「今、この時期にできることはないか」と考え、自作曲や編曲作品のデータをご希望の皆さまに、メールに添付しておとどけすることしました、
第1弾として用意したのは、私のオリジナル作品のうち、教室のレッスンや自分のコンサートで何度も使っている次の3曲です。


1.「はじめてのトレモロ」(A4版1頁)
  「アルハンブラの思い出」に挑戦される前にご習得されるのがお勧めです。

2.「カルリの子守唄」(A4版1頁)
  よく知られたカルリのアルペジオ練習曲をどんどん作りかえて自分の作ったメロデイもつけ、もとの曲がわからないほどの作品になりました。

3.「魔笛の主題によるやさしい変奏曲」(A4版3頁)
  よく知られたソルの名曲の胸を借りるようなつもりで私も書きました。テーマと3つの変奏からなります。


ご希望の方は、メールで直接私(広垣)までご注文ください。
受付メールを、それぞれの譜面のデータ(PDF)と私の演奏による音源データ(MP3)を添付しておとどけします。
料金は設定していませんが、指定口座(ゆうちょ銀行)へ後日(緊急事態宣言解除後)、郵便切手10枚分(840円)程度の額を「カンパ」としてお振込みいただけると大変助かります。


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一番大きなミス

今日の午前中の話です。
「悪魔の奇想曲」(テデスコ作曲)を自分の部屋で弾いていて、一番難しいところへさしかかる少し手前で、突然頭が真っ白になり、音楽が止まってしまいました。少し前から弾きなおすことを何度試みても、問題の箇所から全然先へ進めません。「一生大事に弾いていきたい」と思っていた曲なのにこのありさまです。
「情けないなあ」と落胆していたところに、高齢の母親がお世話になっているケアマネージャーさんから電話がありました。ひとしきり、介護に関わる相談をさせていただいた後、また楽器を手にし、同じ箇所から弾いてみたところ、今度はスッと曲の続きが出てきて、何とか最後までたどりつきました。
考えてみれば、ここのところ寝不足が続いているにも関わらず、今日の寝覚めは特別に早く、いつもよりも多く練習時間をとってきています。当然疲れていますから、コンディションはどちらかと言えば悪い方です。
今日の一番大きなミスは、問題の箇所が弾けなかったことではなく、自分の体調を顧みず「とにかく弾いておかなきゃ」とあせって、こんな難しい曲を弾きはじめたことでしょう。
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やむなく延期

11日の日記に「今月のコンサートがやむなく中止とならないよう願うばかりです」と記しましたが、はたしてその後「緊急事態宣言」が全国に拡大され、会場が使えなくなりました。「やむなく延期」です。「中止」でなく「延期」で、代替日の会場仮予約も済ませましたが、「再延期」となる可能性も高いこと、感染終息の見通しも立たない段階で集客が期待できない(期待すべきでない)ことから、その日は非公開にし、連絡先を教えてくださった常連さんと会員さんだけにお知らせして、いつも以上に細々と行うことにしました。興味ある方はご連絡ください。
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得るものはあります

今月のコンサートまで2週間となりました。
通常ですとこの時期に、地元新聞社宛てにイベント紹介記事掲載依頼を出すのですが、新型コロナ感染のさらなる拡大が危ぶまれる状況なので、3月に続いてこれは「自粛」することにしました。
コンサートそのものは、ごくささやかな規模で行うつもりで準備しています。定員は12名ですが、チラシの配布もしていないので、その半分も集まらないでしょう。私の言う「ささやかな規模」というのはそのレベルです。
たいていの人なら「そんなに集まらなくてはもう駄目、やっていけない」という気持になるのが普通ですが、私の場合は全く平気です。何といっても40年もこんなことやっていれば「お客さんが3人だった」というのも1回や2回ではありません。「そんなに下手なのか」と思われるのが嫌なので、いちいち日記(ブログ)には書きませんが、これが現状です。
でも、今なら「それでもやってきました。だから今の私があります」と言えるので、こうして恥ずかしげもなく暴露するわけです。
そんなわけです。今度のコンサートも、どれだけお客さんが少なくても得るものはあります。「赤字覚悟」というよりは、「赤字」とわかっていつつ開催するつもりです。ですから、どこかかから「自粛要請」があったり、会場が「閉館」になったりして、「やむなく中止」とならないよう、願うばかりです。
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元気を維持できるか

ご存知の通り、東京近郊と大阪、兵庫、福岡に緊急事態宣言が出ました。
こういう状況の中で、一人ひとりがどうすれば自分の元気を維持できるか、それが今問われています。
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持ち時間は増えます

新型コロナウイルスの猛威は、衰えを見せません。今すぐにでも「緊急事態宣言」が出そうな気配です。私たちの関心はこれが「出るか、出ないか」でなく、「出たら生活がどう変わるか」に移っています。
さすがに能天気な私も不安になってきました。すでに「不要不急の外出自粛要請」は、いろんなところから出ていますが、一般の方が考える「不要不急」の中には、私のコンサートやレッスンに通うことがおそらく入ってくるんでしょうね。
考えても仕方ありません。人と会う機会が減る分、自分の持ち時間は増えます。はからずも降ってわいた時間を、できる限り有効に使わなきゃと思います。
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