ギャラをいただく者の責任

やっと涼しくなった夕方、三郷山を歩きながら明日（ホテルライブ）の選曲について考えました。
昨年６月から行ってきたこのライブは、明日で５８回目になりますが、６０回近くもやってきて、「今日はうまく弾けたな」と満足して気分よく帰ってこれたのはわずか２～３回ほどしかありません。ほぼ毎回、いい雰囲気で終わらせていただいているのは、多分アルコールのおかげでしょう。演奏の出来不出来は自分が一番よくわかっていて、実は、ほとんど毎回「もう少し何とかできたのに」という反省もしくは後悔の日ばかりです。
「うまく弾けた」という日はめったにないのでよく覚えています。後半（の後半）に小品ばかりを弾いた日です。そうでない日の大部分は欲を出して、比較的大きい曲や難しい曲を弾いてしまった日です。もちろん、その時期に毎日弾き込んでいて、前日にも「これくらい弾ければ使えるだろう」と確認した曲ばかりですが、それでもミスを頻発したり、棒弾きになってしまったりするのは、やはり長距離運転と長時間演奏からくる疲労のせいでしょう。
けれども、走行距離も演奏時間も初めからわかっていることです。言い訳は許されません。言いわけを作文している暇があれば、今週の練習記録をよく見て振り返り、「今弾けていても、疲れていれば弾けない曲」というのをはっきりと見つけ、明日の曲目から除外することです。
「消極的すぎる」というご指摘をいただくかもしれませんが、これが、この年齢にしてギャラをいただいて楽器を演奏する者の責任です。

通す曲が多すぎる

明後日は定例のホテルライブです。今日はレッスンが少なかったので、通し練習の時間を多くとりました。全部で30曲を越えてしまいました。
来月のライブやコンサートの曲も通すと、どうしてもこうなります。でも、これはやはり多すぎますね。果たして、練習記録表には「集中して弾けなかった」という意味の×印がいくつかつきました。×印がつくようではいけません。
明日はライブの前日です。「今回は弾かない」という曲を、朝のうちから決め、練習する曲を絞り込むことが必要です。

惜しまずに休憩確保

先週木曜日の夜は台風到来、金曜日の夜は定例のホテルライブ、土曜日は胃カメラで食事を一食抜いて仕事やら家の用事やらがありました。どうもバテ気味です。
バテていても練習は休めません。
ホテルライブが終わった翌日から次の火曜日くらいまでは、次回のライブに持っていきそうにない曲を中心にさらなおします。中でもバッハの「シャコンヌ」とテデスコの「悪魔の奇想曲」は特別な２曲で、演奏予定がなくてもどちらかは弾くようにしています。昨日は「シャコンヌ」で今日は「悪魔の奇想曲」でした。
どちらも長大な曲です。「最後まで集中して弾けるかどうか」「弾いた後、他の曲の練習に支障が出ないか」と迷いましたが、結局「仮眠の後に一度だけ通し、弾いたらまた休む」と決めて最後まで弾き切り、その後（数分間休んだ後）も９月のコンサートに向けての練習をなんとか消化しました。
「そんなに休んでいちゃいけない」と思っていると必ずどこかで無理が来ます。特にこの２曲については,「集中して弾けるかどうか」「その後の練習が成立するかどうか」の２点を冷静に見極め、惜しむことなく休憩時間を確保していくことが必要です。

雨雲レーダー

今日は木曜日、メルマガ「コンサートニュース伊勢」の配信日です。
でも、コンサート情報よりも台風情報を出していたほうが、皆さんのお役にたてられそうな気がします。
もっとも、そちら（台風情報）の方は、どう考えても、他の信頼のおけるサイトを見ていただくべきでしょう。
信頼のおける情報といえば……今朝６時前、どしゃぶりの大雨が降っていました。
それでもネットで雲の動きを確認して練習を切り上げ、三郷山へ向かいました。山を歩けるのは今のうちだけです。
果たして雨は、小雨になったり止んだりしていました。
ふと三郷山から降りてくるとき、見上げた空の３割ほどは青空でした。
まさかこのまま快晴に向かうわけもありません。でも、こんな日に山を歩くタイミングを見つけたことに、何だか得した気分になりました。それにしても、世の中は便利になったものです。
　
▽「yahooの雨雲レーダー」
https://weather.yahoo.co.jp/weather/zoomradar/

明日は火曜日

一昨日、８月のコンサート「夏のトレモロ」を終えました。
ずっと前に一度だけ聴いていただいたというお客さんが２名みえました。嬉しいかぎりです。
久々に聴く私の演奏に対して、どのような感想を持たれたでしょうかねえ。
自分なりに反省するところはあります。でも眠気と格闘しながら作文しブログにアップするのはやめておきましょう。まだ疲れが残っています。今日こそは早く床に就き、明日の練習に備えます。明日は火曜日です。火曜日は前回のホテルライブで弾いた曲をさらいなおす日と決めています。
　

明日はコンサート

急に涼しくなってきました。夕方、庭の草引きを……やっぱりやめました。明日は今月のコンサート「夏のトレモロ」です。爪を痛めたら「アルハンブラの思い出」は弾けません。
夜６時半、いせ市民活動センターです。ぜひどうぞ！

暑さをかわして

お盆休みはいかがでしたか？
例によって、私の方は休みらしい休みはなく、かといって特に忙しくしていたわけでもなく、要するに、仕事もしくは仕事に関りのある活動が散発的にあって、あまり出かけず自宅でおとなしくしていた時間が多かったように思います。
そうそう、一昨日書類を整え、市役所と福祉健康センターへ行ってきました。秋のコンサートの後援申請です。
何につけても、この暑さにあらがって無理を重ねるのは愚策です。
でも、暑さをかわしてできるところから進めていくことは必要です。
さしあたっては、明後日の「夕べのコンサート」で、今作成中のチラシを「第１次案内」として、配布できるようにしておきましょう。

ほどよい練習量

今日は墓参を午前中に予定していたため、朝の練習終了時刻が６時ちょうどになりました。
休憩を入れて１時間半、少し少なめです。
時間がとれないことがわかっていたので、明後日のライブに用意していく曲以外には、１曲も通しませんでした。
いつもの朝の練習は２時間余り。休憩時間を２回ほどとりますが、それでも最後の方は疲れをおぼえます。
集中度という点を考えれば、練習時間の長さも、通して弾く曲の数も、今朝くらいが妥当なところかもしれませんね。

遠い道のり

今日は８月９日、ナガサキの日です。
新聞を開けると、あわせて沖縄県翁長雄志知事ご逝去のニュースが飛び込んできました（ご冥福をお祈りいたします……合掌……）。
読めば読むほどに、自分はヒロシマ・ナガサキの問題に対しても、沖縄の基地問題に対しても何もやっていないなと、自責の念にかられます。
夕方、三郷山を歩きながら思いました。
私がいくら熱い思いを持って、平和歌曲をギターアレンジし、渾身の思いを持って演奏したとしても、それを聴いて下さる方が少なければ何のアピールにもなりません。
では、どうすればたくさんの方々に聴いていただけるでしょうか。
曲の話題性の問題ではありません。活動全体の質の問題です。どのステージにおいても、お客さんに満足して帰っていただけたという演奏実績を積み上げていけば、私が発した言葉は、多くの人にとどくようになります。気が遠くなるほど遠い道のりです。でもかんばります。

今日は８月６日

今日は８月６日。ヒロシマの日ですが、朝から中継されていた平和祈念式典も落ち着いて見れませんでした。
今日午後に予定していた３人の方のレッスンが、あまりの暑さに朝と夕方、明日の晩へと、日程が変更となり、テレビを見ていたら朝のレッスンに間に合わなくなくなと、食事やら家の用事やらと慌ただしくしていた次第です。
７３年前のあの日も、大変暑かったと聞きます。水をもとめ、一口飲んでそのまま亡くなっていった方々の苦しみに、思いをはせねばと思います。