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乙女の祈り

今日のレッスンに、Nさんがもってみえたのは、横尾幸弘先生の編曲によるピアノの名曲「乙女の祈り」です。
各変奏の最後の部分で音符の数が変わるので、テンポを維持するのが難しそうです。でも、いくらか良くなりました。
「この曲は、どの編曲でも、ここの部分が難しくなるな」
かつて私も、別の編曲で苦労したことを思い出します。
この曲を最後に弾いたのは、いつのことでしょうか。
ネット上に残した記録で一番古いのが2001年ですが、これにもありません。
「どうせ、ピアノのようには弾けっこない」と思って、いつしか、放置してしまいましたが、去年、ショパンの「ノクターン」を自分流のアレンジで弾いてから、「このくらい大胆に変えてしまって、あの曲をやってみてもいいな」という気になっています。でも、さらいなおす時間は作れずにきました。
「Nさんのレッスンを機に、またやってみようかな」という気になりました。
でも、予定している曲がたくさんあるので、年内は無理です。
曲の明るい雰囲気からして、来年の春あたりに出せるといいんですが。

▽演奏曲目一覧
http://www.amigo.ne.jp/~hiro7167/concert_log.html
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自分には無理だな

一昨日、「第3回松阪市民ギター音楽祭」の午後の部、「藤井敬吾ギターリサイタル」を聴いてきました。
今や日本を代表するトップギタリストの1人となった藤井氏は、実は、大学のギタークラブ時代の友人です。……と書くのは、おこがましいほどの大物に、彼はなってしまいました。
「学生時代の友人です」というと、「すごいですね」とよく言われますが、すごいのは私でなく彼の方です(笑)。
ただ、学生時代に彼との出会いがなかったら、私が松村雅亘さん製作のギターを弾いていることも、浜田雅明さんを師と仰ぐことも、地元伊勢市で定期コンサートをずっと開いていることも考えにくいわけでして、その意味では、自分の人生に一番影響を与えた人間ということは言えるでしょう。
若いころから何度も聴いてきた彼の演奏に、それから、打ち上げ(会食)での彼の話に「やっぱりタダものじゃないな」という思いをあらたにしました。
でも、感嘆しているだけではいけません。
今、この年齢にして、「自分に何ができるか、そのためには具体的にどうしていくか」を考え、本当に行動を起こしていかないと、「自分には無理だな」と、一生言い続けることになります。
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曲を大事にすることは

昨日、た「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」の11月例会「秋深くギターの調べ」を終えました。
お客さんの入りは、日曜の午後ということで、いつもよりはほんの少し多い程度です。「昼間に開催すれば大丈夫」というものでもありません。気を引き締めていこうと思います。
プログラムは、ここのところ、何度か連続して弾いてきている曲ばかり。会場も、実は「ほのぼの合唱団」の練習で、一番よく使っている部屋です。おかげで概ねマイペースで弾けたように思います。
演奏曲のうち、やっかいなのが、バッハの「フーガイ短調」とジュリアーニの「ロッシーニアーナ第1番」とでした。いずれも、「もう無理だろう」と、10年以上も放ってあったのが、運指やフォームを見なおし、遅めのテンポでさらいなおすことで、若いころ弾いていた程度には、とりもどせたように思います。やはり、「曲を大事にする」ということは、「繰り返し(コンサートで)弾いていく」ということです。ただし、言いかえれば、他の曲が置き去りになってきているということにもなります。ここから先は、今月10日の日記と同じになってしまいますね。
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善は急げ

「自分のできることと言えば……やはりこれかな」
昨日、N先生の教室から戻ってから今日にかけて、あれやこれやと考え、一応の結論が出ました。
当面の中心対象は、自分より少し年上の「団塊の世代」と呼ばれる方々です。N先生とのお話に出たようなかたち……小学生お相手の取り組みは、あと2~3年は無理でしょう。
具体的には、「シニアのためのギター入門短期講座」みたいなものを、ホームグラウンド「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」の主催で立ち上げ、広く市民に呼びかけて、「弾けるようになりたい人」の発掘をはかることからスタートさせたいと思います。
「善は急げ」です。さっそく、市民活動センターへ行って、事務室の方に相談の上、その勢いで、会場の仮予約までしました。
会場は、いつもコンサートで使っているB会議室で、センターで一番小さな部屋です。期日は、来年4月18日から5月23日までの毎週金曜日。午後2時か2時半の開始になるでしょうね。
講座の内容や教材をどうするか、どうやって受講生を募集していくか、これから綿密に組立てなければいけません(頭の中には、概要が出来つつあります)。
さしあたっては、明後日の月例コンサートの際に、この企画を予告することにしましょう。……予告だけです。コンサートの直前に、たくさんの時間と体力を使うことは、避けなければいけません。
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自分に何ができるか

来週末の23日、「第3回松阪市民ギター音楽祭」が開催されますが、この日の午後、「藤井敬吾ギターリサイタル」というのが組まれています。もちろん有料です。
今日は、これの前売りチケットをいただきに、中心になってすすめてみえるN先生の教室へおじゃましてきました。チケットだけなら「送ってください」と言えたのでしょうが、とくに、「教室経営」という部分で、私よりもずっと前を歩いてみえるN先生のお話を聞く中で、きっと得るものも多いんじゃないかな……と期待してのことです。
ありがたく、期待通りの示唆をいただきました。思ったのは、「教室経営」はたしかに大事ですが、それ以上に、「地域の音楽文化向上」「愛好家の育成」という広い視野の上に立って、熱い思いで動きまわってみえるな……ということです。ま、そうでしょうね。それでこそ、支援者、理解者、それに生徒さんもN先生のもとに集まってみえるわけです。
もちろん、得手不得手もありますし、私個人の器(うつわ)の問題もありますから、N先生と同じことができるわけがありません。でも、「自分に何ができるか」をもっと突き詰めて考え、それをかたちにしていかなくてはと思います。
季節は冬に向かいますが、新年度の具体的準備をはじめる時期でもあります。
「きっと、僕のほうが君よりも、たくさん失敗してきているよ」とも、N先生は言われました。私も、もっともっと、失敗を恐れずがんばらなくてはいけません。
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どれを残せるか

昨日、志摩市でのコンサートを終えました。大学時代の先輩、Kさんが主宰されている会です。
ここのところ、この会で弾かせていただくときは、毎回、バッハの曲を持っていくようにしてきました。今回は「無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番」の中の「シチリアーナ」と「フーガ」の2曲です。
前回までは、だいたい「どれかひとつの組曲を全曲演奏」というかたちをとっていましたが、さすがにもうネタ切れです。実は、かつて手がけたことのあるバッハ作品のうち「リュート組曲第2番」と「プレリュード、フーガ&アレグロ」は断念しました。もしかすると、たくさんの「レパートリー」をすべて捨てるくらいのつもりで、再チャレンジすれば、この2つも何とかなるのかもしれませんが、それは得策ではないでしょう。
なぜなら、今まで弾いてきた大曲、難曲の大部分が「とりもどそうと努力するか、それともあきらめるか」という段階に来ているからです。
私の場合、バッハの組曲くらいになると、少なくとも、毎年一度くらいはコンサートでとりあげないと、自分のレパートリーとして残していくことはおぼつきません。
今年1年間、それを意識して、コンサートのプログラムを組んできましたが、実際に入れられたのは「組曲ホ長調」と「シャコンヌ」だけです。「せめてもうひとつ」と思って、来月
「組曲イ長調」(原曲;無伴奏チェロ組曲第3番)を弾くつもりでいます。それでも、昨年弾いた組曲2つについては、1年以上、「手つかず」の状態となってしまいます。
バッハは好きですが、バッハ以外にも「かなり大変だけど、何とかとりもどしたい」という作品が、たくさんあります。バッハ作品以外で、ジュリアーニの「ロッシーニアーナ第1番」の次にさらいおすのがどの曲になるか、今、思案中です。
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もっと謙虚に

この週末には、志摩市内でのコンサートがひとつ入っています。
大学時代のギタークラブの先輩、Kさんが主宰されている会です。
今年2~3回弾いた曲ばかりを持って行きます。
ジュリアーニの「ロッシーニアーナ第1番」やバッハの「シチリアーナとフーガ」を、自分なりに気合いを入れて弾きこんできたつもりですが、久々に録音してそれらを聴いてみますと、やはり、不本意な部分がけっこう見つかります。
詳しくは書きません。日記に記すだけの時間と体力があれば、当然、その分練習に精を出さなくちゃと思います。
最近、朝の練習時では、弱音器をつけている時間が多いので、なかなか「録音して、自分の演奏を聴いてみる」ということができずにいます。でも、この際、もっと謙虚に自分の演奏をチェックしていった方がよさそうです。「CD制作」でなく、「練習録音」なんですから、録音環境が少々悪くても、それを言い訳にしてはいけません。
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仕分けまで完了

予定通り、「コンサートニュース伊勢」ほかのチラシ類を印刷、仕分けまで完了しました。
仕分けだけでも1時間近くかかっています。配達には、1時間半を見込んでいます。原稿作成、印刷、市民活動センターまでの往復まで考えると、かなりの時間をかけることになります。
「以前は、これだけの作業を、月に2回もやっていたわけだ」
「以前」というのは学校に勤めていた頃で、「まもなく退職して、音楽を仕事にするわけだから」と、気合が入っていたのでしょう。でも、裏をかえせば、その分、大事な練習時間を削っていた……ということも言えます。当然、今はそれは許されません。今度、同じことをするのは、来年の秋でしょうか。
……あっと、日記が長くなってきました。明朝、練習時間を削らずに、市内を配達してまわるなら、今すぐ入浴し、その勢いで、床につかなきゃいけません。今日はここまでにしておきますね。

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明日こそは

11月になりました。「コンサートニュース伊勢」が9月号より「毎月5日発行」となったので、わずかに気持ちの余裕があります。
印刷部数はひと頃よりもずいぶんと減りました。実は「作ること」よりもむしろ「配ること」の方が負担が大きいのです。でも今月号は「ほのぼのコンサート」のチラシ、それから今月の例会(ギターコンサート)のチラシも一緒に配ります。せっかくなので、以前お願いしていた方に預ける分も用意することにしましょう。
とすれば、休日の朝、交通量の少ない時間帯にまとめて配達するより他に手はありません。がんばって原稿を仕上げ、明日こそは印刷してしまわなくっちゃ。
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