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必要に迫られて

先週から今週にかけて、楽譜の浄書ソフト「MuseScore」を、何とか習得できないかといじっています。
実はこれ、3年ほど前にネット上からソフトをダウンロードしたものの、パソコン操作ばかりに気をとられ、編曲作業に身が入らないという状況に嫌気がさし、結局また手書きにもどってしまった……という失敗経験のある代物です。
でも今回は違います。必要に迫られての再挑戦です。今の私の指では、鉛筆を2~3分持てば痛みが来ます。腱鞘炎が完全に治るまで待っていては、次の教材(編曲譜)が作れるのは、いつになるかわかりません。ギターを弾く時間はもっと減らす必要があります。
私は元来悪筆で、指を痛めていないときでさえ、楽譜書きを行った後は、その日一日はギターの練習ができなくなります。そのため編曲作業はいつも、遅々として進みません。
迷う余地はありませんね。これを機にソフトの使い方を習得しておけば、指が治ってからも必ずや大きなメリットがあるはずです。
そう思って、何年も前から主旋律だけ書いてあった、ご存知「キラキラ星」をテーマに用いた簡単な変奏曲を、なんとか二段譜(二重奏)にしてみました。新しい道が少し開けてきたような気がします。
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一進一退

東海地方もやっと梅雨があけ、本格的な夏が到来しました。
私の方、右手親指の状態は一進一退と言うところでしょうか。毎朝「今日は調子良さそうだな」とギターを手に。とってしばらく弾くと、ものの30分ほどで少しの痛みをおぼえ、かまわず弾き続けると、その痛みが確実に増して、「どの曲のどの弾き方が悪かったのかな」とあれこれ考えるようになる、そういうことの繰り返しです。
それでも今朝、大事なことに気づきました。それは、疲れているときや眠いとき、曲に対して不安のあるときなど、集中して弾いていないときに指をさらに痛みつける……ということです。
あせってはいけません。あせれば休むことを忘れ、集中力を欠いたまま弾き続けることになります。
欲張ってもいけません。欲張れば自然と練習量は増え、指の疲れも蓄積します。当面、演奏予定のない曲には一切手を出さないようにしましょう。
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それど炎症

昨夜、右手親指を痛めて2度目のホテルライブが終わりました。
なんとか弾き切りましたが、結論を言いますと、前回(2週間前)ほどではないにしろ、朝になっても、痛みと疲れがいくらか残っています。
まだまだ弾きすぎのようですね。あなどれません。「たかが炎症、それど炎症」です。
今度のステージは同じくホテルライブで2週間後(8月16日)です。
この日は「アストリアス」をはずし「スペインのフォリアによる変奏曲」を入れます。
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前日の練習録音を聴く

先ほど、三郷山を歩いてきました。例によって録音機とヘッドホン持参です。
今日歩きながら聴いたのは、昨日朝の練習録音です。夜、ホテルライブの本番を控えているので、疲れを考慮して今朝は1曲も収録しませんでした。
最近は、「コンサートやライブの前日の朝、たくさん収録し、翌日(当日)は直接楽器をかまえて弾く代わりに、それを聴いて、本番のイメージを作っていく」ということをやっています。特に今は指を痛めているので、指の負担を必要最小限に抑えていく必要があります。
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片方を残せば

今週金曜日の夜はホテルライブです。
通常、ライブのある週の火曜日あたりになると、前回のライブで弾いた曲目のリストを参考に「弾くかもしれない」というレベルで選曲し、ざっと通してみます。
今日はこの時点で不安のある曲は、潔く見送りを決めるのが賢明です。今朝見送ったのは自作「スペインのフォリアによる変奏曲」です。
弾けない曲ではありません。自作曲で弾けなかったら笑われます。でも「今の指の状態でこれを弾いたときに、他の曲(約20曲)にどんな影響が出るか」と考えると、慎重にならざるを得ないのです。もうひとつの理由は、アルベニスの名曲「アストリアス」を残したことです。この2曲には、音楽的、技巧的に共通した部分があります(少々、おこがましいですね。「いい素材を使っています」と言いたいだけです。ご容赦を)。つまり「片方を残せばいいか」と考えた次第です。
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棚上げ

今朝の段階では痛みはわずか。先日(7月13日、ライブ翌日)よりはましです。でもこの時刻になると、「これ以上弾けば、明日の練習にさしつかえるな」という状態になっています。
今日の練習の中で一番「まずかったな」と思うのは、タレガの小品「マリア」の後半部分を10分程繰り返して弾き、痛みを誘発してしまったことです。この曲は当面、「棚上げ」ですね。
この曲だけでなく、弾けない曲や不安のある曲は、指が治るまですべて棚上げすることにしましょう。早い話が「指が治れば、必ずまたとり戻せる」……それを信じて指を休ませるのが、結局近道のような気がします。
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眠ることが不可欠

今月のコンサート「スペインギターのしらべ」をなんとか終えました。
右手親指の腱鞘炎のため、(予告した曲は全部弾きましたが)予定していた曲のいくつかを、指の負担の少ない曲にさしかえました。その結果、終演時の段階では指に痛みは残りませんでした。
でもまだわかりません。先日のホテルライブでも一夜明けたときに「やはり痛いな」と感じました。
明朝「今日はいいぞ」と思えるためには、今夜もしっかり眠ることが不可欠です。「爪が伸びるのは睡眠時で、成長ホルモンの分泌が盛んになるからだ」と聞いています。同じように考えるならば、怪我や炎症が治癒、回復に向かうのもやはり睡眠時でしょう。おやすみなさい。
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湿布薬を貼ったままで

今日は、右手親指を腱鞘炎で痛めて以来はじめて、湿布薬を貼ったまま朝の練習を行いました。
「やはり弾きにくいな」と一番強く感じたのは、名曲「アルハンブラの思い出」を弾いたときです。今、指に負担のかかる曲を極力避けていることもありますが、他の曲では概ね支障は感じませんでした。
折しも、教室の生徒さんから、たくさんの湿布薬をいただきました。
一日も早く指を治して、演奏と指導に全精力を注ぎこめるようにしたいものです。
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2週間たちました

さすがに金曜日のホテルライブはハードで、翌日に痛みと疲れが残りましたが、とりあえずお役目は果たし、9年前の失敗は繰り返さずに行けそうかな……と、そんな気がしてきました。
まだまだ、「指がなおるまではこの曲は弾くまい」「指がなおるまではこの練習はすまい」という基本線ははずせません。
通し練習は各曲とも1日1回までとし、その1回を必ず録音して翌日の練習に生かす……そういうことを気長に繰り返しながら、少しずつ取りもどして行こうと思っています。
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これなら弾けます

昨晩のホテルライブは、概ねうまくいき、気分良く終えることができました。
ところが、一夜明けた今朝、右手親指に痛みがあります。
「これはいけない。下手すると9年前(左手の腱鞘炎)の繰り返しになるぞ」と、憂鬱な気分になりました。こんな日は、たたでさえ休みがちな日記(ブログ)をつける気にもなりません。
でも、大きな発見がありました。それは右手親指の爪です。先ほど、思い切ってグッと短く削ってみたところ、演奏中の痛みがずいぶんと減ることがわかったのです。
今月のコンサート「スペインギターのしらべ」は来週末です。迷う余地はありません。限界まで短くしたこの爪で1週間弾き、本番にのぞむことにしましょう。
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