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もう少しです

今日は木曜日です。いつものように1曲、ユーチューブにアップしました。
一昨年の秋ころから、週に1曲程度アップロードするリズムができ、それならと「今週のアップロード」と銘打って、なかば意地をはるようにがんばってきました。
曲数にすれば(細かく数えれば)100曲をこえていることになりますが、そこは生身の人間です。「生ではこれほど弾けません」という曲がかなりあります。いえ、大半の曲がそうだと言ってもいいでしょう。どんな曲に対しても、何度も何度も弾いて、いちばん仕上がりのいいもの(ましまもの)を残すわけですからそれがあたりまえなわけですが、人前で弾く度に、そのギャップの大きさに愕然とします。
これは、録音と編集の作業を重ねる中で、聴きやすく見やすいものを作る技術が少しばかり向上し、自分の音楽に向かい合うことがこれに追いつかなくなったということでしょう。
本日現在で公開している動画(ほとんど静止画)は92本です。実は、80本を超えるあたりから、「100本に達したら、毎週アップロードするのは卒業してもいいかな」と考えるようになりました。もう少しですね。がんばります。

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今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
イギリスを代表する作曲家のひとり、ヘンリー・パーセルの小品です。芳志戸幹雄による6弦ギター用のアレンジですが、11弦ギターで弾いています。ぜひご視聴ください。

▽エアー(パーセル 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/VpCfI-PxgsM

 

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こんなに時間をかけたのだから

今日は木曜日です。「今週のアップロード」として「パッサカリア」(ヘンデル&ハルヴォルセン)をアップロードしました。3年前の春、新型コロナの感染拡大がひどくなり、仕事が減った分、自分の時間は増えて毎日「ユーチューブ」を少しずつのぞくようになり、そこに公開されている譜面や演奏を参考に、自分用の譜面を作るようになって3曲目です。
私の場合、目が悪くて暗譜での演奏を前提にしているため、既成の曲でも新しくコンサートに出せるほどに仕上げるのは、「もう無理じゃないか」と思うほどの負担があります。これに譜面を作るための時間と体力が加わることを考えれば、それよりは、一度手放した曲に再チャレンジした方がおそらく現実的です。そもそも譜面ができたとしても、ギターであまり弾かれていない曲を、自分が弾けるようになる保証はないのです。
それでも半ばしがみつくように作業と練習を続け、なんとかかたちになってくると「こんなに時間をかけたのだから」という曲への思い入れがさらに強くなり、既成の曲よりも大切にするようになります。「パッサカリア」は、「ヴァイスの曲と共通点があるから」と言って一度見送った曲です。弾きはじめて日も浅く、納得のいく演奏はまだできませんが、自分の身体に大きなトラブルが来ない限り、生涯弾き続けることになるでしょうね。

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今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
ヘンデルが作曲した「ハープシコード組曲第7番の第6曲、パッサカリア」の一部を素材にしてできたピアノ独奏曲のょうです。クラシックギターで弾きました。ぜひご視聴ください。

▽パッサカリア(ヘンデル&ハルヴォルセン 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/ujVdj16xtk8

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もっと自然体で

昨日の午後は、私のホームグラウンド「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」の今月の例会「春爛漫! ギターコンサート」でした。
新型コロナの行動制限が緩和されてまもなくの会なので、久々に地元新聞社への記事掲載依頼も考えましたが、プログラムにバッハの「シャコンヌ」が入っていたので、事務作業をする余裕がなくそれは見送り、結局いつものように会員と常連さんだけをお迎えしてささやかに行いました。
「シャコンヌ」は通常(演奏予定のない時)、だいたい1日おきに通しています。今回は毎日2回通しました。「2回」と決めたのは1回目の通し練習を必ず録音して聴き返し、その反省を踏まえて2回目にのぞむようにしたわけです。この曲でそのように取り組んだのは初めてで、家では手ごたえをいくらか感じ、本番でも比較的落ち着いて弾けました。でもそれは「ミスしても動揺しなかった」ということで、内容的にあまり納得のいくようなものではありません。
私とこの曲との格闘はまだまだ続きます。いや、もしかすると「格闘」と言っていること自体が問題で、肩の力を抜き、もっと自然体でバッハの音楽を楽しむべきなのかもしれません。

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黄砂が來る

今年この時期の夕方、庭の草引きが日課になりました(三郷山へは朝行きます)。草引きは嫌いではありませんが、指の疲れがどうしても残るので、コンサートが近づくにつれ徐々に苦になってきます。
すると、大陸から來る黄砂の飛散情報です。そのため、昨日今日と迷わず草引きをパスしました。今月のコンサートは今度の日曜日です。明日明後日と、黄砂が飛んで来なかったとしても、草引きはこのまま休み続けることになりそうです。

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今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
ピアノの詩人ショパンの「24の前奏曲」の第7曲、大変よく知られた小品です。
ぜひご視聴ください。

▽前奏曲第7番(ショパン 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/nYebvj_h30Q

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草引きと枝払いの季節

きょうは一日いい天気でした。
少し雨が降るとあたりまえのように緑が増えますね。三郷山を歩く分にはいいんですが、我が家の雑草や枝が気になります。
草も枝も放置すればするほど後が大変になるので、今年こそはと、花粉症が治まるのを待って草を引き始め、昨日と今日は枝払いを行いました。
草引きも枝払いも、指に負担がかかって、その日の就寝時刻まで練習にならない可能性があるので、作業は夕方限定で30分以内と決めています。始終気をつけて作業していますが、弾きはじめたとたん「しまった」と思う日はあります。それを避けるため午後4時半までに、その日のメニューをできるだけ終えるつもりで練習を進めています。
そう思ってやっているので、日が傾くにつれて休憩が増え、4時半近くになると休んでも回復しなくなります。「もう少し若ければな」と思いますが、ヘトヘトに疲れるほど練習できるというのは、ありがたい話ですね。

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さくら変奏曲

今日は木曜日です。私が木曜日に配信している私的メールマガジン「コンサートニュース伊勢」は、2001年4月創刊のようです。データは残っていませんが、毎年4月に1年前のバックナンバーを確認しているので、多分間違いはないでしょう。
22年が経過したことになり、私が今66歳ですから、長い方ですと私の人生のちょうど3分の1もの期間をこのメルマガにおつきあい頂いている……ということになりますね。
みなさんの持ってみえる大事な大事な時間という財産の一部を、私のつたない文章を読むのに使っていただいているわけで、本当にありがたい話だと思います。
あわせて言えば、コンサートのお客さんは、移動も含めると毎回数時間を使っていただいているわけで、「これに報いるには、少しでもいい演奏をするしかないな」とあらためて気を引き締めているところです。

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今週の(ユーチューブへの)アップロードです。
ご存じ「さくらさくら」を主題に持つクラシックギターの変奏曲としては、横尾幸弘氏の譜面が定番です。私はこれに少し手を入れ、ややコンパクトにまとめて弾いています。ぜひご視聴ください。

▽さくら変奏曲(演奏/広垣 進)
https://youtu.be/_42eY40pnxU

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ただいま奮闘中

4月になりました。
宮川堤のソメイヨシノは今日あたりが散り始めだとか。三郷山のヤマザクラはもう少し見れそうな気がします。
私の方は3月中にアップできなかった「さくら変奏曲」をこの木曜日こそはと思って、パソコンを相手に奮闘中です。ついつい「どの画像を使おうか」「どの解説を入れようか」と迷ってしまいます。
でも、今日中には片づけなきゃと思います。今度のコンサートまで2週間を切りました。

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