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あと1日余り

今年も残すところ1日余りとなりました。
いろいろとやっかいなことがあった1年でした。個人的には3月に指(神経系統)の故障が来て、 また先月には1年近く先送りしてきた心臓の治療をやっと受けました。それでも幸か不幸かコロナにより仕事が激減したために、自分の練習量はむしろ増え、かなり危ういところまで落ち込んだ演奏技術もある程度取り戻してこの年末に至っています。
いろんなことがあっただけに、こうして元気にギターを弾きながら年を越せそうで、本当にありがたいです。
この正月で私は65才、どんなくくり方をしても「高齢者」です。来年もきっと何かは起きるでしょう。そういう場合にも、ひとつひとつにていねいに向かい合い、来年の今頃同じような日記を紹介できればと思います。
本年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
          〇
 
今週の(ユーチューブへの)アップロードです。チマローザ(18世紀、伊)のチェンバロソナタをジュリアン・ブリームの編曲譜で弾きました。ぜひどうぞ。
▽ソナタ 二短調(チマローザ 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/GYsILZQy70E
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寿命の引き延ばし

今月初めに修理(フレット交換)に出したマツムラギター(1988年作)が、福岡のギターとマンドリンの専門店「フォレストヒル」さんから戻ってきました。
期待通りの仕上がりです。3月に発症した指(神経系統)の故障の話もし、弦高は低めにしていただいたので、発注前よりも少し弾きやすくなったような感があります。
でも、この楽器のフレット交換はこれで3度目……2度目の交換から数えてたったの6年です。
「フレット交換は指板に負荷がかかるので、できれば避けた方がいい」と聞いています。もう後がないと考えるべきでしょう。
というわけで、1本目のマツムラギター(1976年作)と同様に、この楽器にも「寿命の引き延ばし」をはかることにしました。
実は、ほとんど日記に記してなかったのですが、3本目(マツムラギター1978年作)があります。こうなること(2本とも寿命が近づくこと)を懸念し、無理を言って先輩から譲っていただいたのは大正解でした。今月は、コンサート(19日)の本番と 直前を除き、この楽器ばかり弾いていました。
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2つのパバーナ

今週の(ユーチューブへの)アップロードです。バロックギターの大家、サンスのパバーナを2曲並べました。ぜひどうぞ。

▽2つのパバーナ(サンス 演奏/広垣 進)
https://youtu.be/zYLpEr7o4SE
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この時期恒例の作業

日曜日に12月の例会(コンサート)を終えたので、この時期恒例の作業にかかりました。
それは来年の「演奏記録表」の作成です。自分が大事にしている曲をできる限り書き出し、昨年と今年の例会で弾いた月と、来年の何月の例会で弾くつもりかを記します。レパートリーを整理し、演奏の質を高めていくための大切な資料作りです
……と書くと格好が良いのですが、何しろ、書き出す曲数が多すぎて、「これだけたくさんの曲を、本当に大事にできているか」といつも自問自答しています。来年は「年間に2回以上弾く」という曲をはっきりと決め、見やすいところに表記していくようにしましょう。
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最悪の事態を考えて

今年最後のコンサート「聖母とその子」が昨日終わりました。
定員は15名で久々の満席でした。気温は低く、風も強めという予報だったので、窓を少し開けたとたんにあっという間に指が冷?えて……という悪いコンディションを想定の上で準備していたので、さほどの状況でないとわかると、気持ちが急に楽になって、私としては珍しく終始落ち着いた状態で弾き進めることができました。
それにしても、何十年も、何百回もコンサートをやっていながら、少し条件が悪いと「想定外だった」という言い訳をたびたび(自分自身に対して)してしまうのは、甘いとしか言いようがありません。来年こそは、たえず、起こりうる最悪の事態を考えて準備することを徹底させたいものです。
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シチリアーナ

レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」でも使われた「シチリアーナ」をアップロードしました。
11弦アルトギターで弾いています。ぜひどうぞ。

▽シチリアーナ(イタリア曲、ギター/広垣 進)
https://youtu.be/qPwWUMywuaE
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眠気対策

朝夕は寒くなってきました。
この冬は、寒さ対策というよりは眠気対策で、練習前に暖房を入れておき、練習を始めるときに切る(または弱める)ことを基本においています。
途中で指が冷えてきたからと暖房を強めると、指が温まるより先に強い眠気が来てしまい、練習にならなくなるのです。
今朝は寒かったです。最初に設定した暖房が追いつきません。
今度の日曜日はコンサートです。「本番でこんなに冷えたらアウトだな」と思いました。
でも何度も言いますが、窓は換気のためいくらか開放します。それも想定しなきゃと考え、暖房はやはり弱くして弾き進めました。全然弾けなくはありません。今日の練習記録表には、△印がたくさんつきました。いちおう許容範囲内です。

 註)私の練習記録 
   〇印;ノーミスで自分なりに弾けた  
   △印;とりあえす集中して弾けた
   ×印;集中できなかった
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自分のために弾く

今年最後のコンサート「聖母とその子」は今度の日曜日です。
これに「初めて聴く曲ばかりですが、楽しみにしています」と言ってご予約くださった方がみえます。
予定していたプログラムのまま決行して、この方に「やはり知らない曲ばかりだったな」と思って帰っていただくのは、あまり得策ではありません。そもそも、誰でも知っている曲が1曲も入っていませんでした。
それで結局、毎日弾いてきたアルベニスの「グラナダ」をはずして、そこへまた「アルハンブラの思い出」を入れることにしました。
「アルハンブラの思い出」は、かなり頑張っても若い頃のようにしなやかに弾くのは難しい曲です。家でうまく弾けていても、本番で「こんなはすじゃなかった」と思う場面が、年とともにずいぶんと増えてきました。
それでも「今度こそ、今度こそ」と奮闘するのが、自分のギター人生を引き延ばすことにつながります。
「アルハンブラの思い出」は、毎朝必ず弾くようにしています。弾くだけで練習効果があるかどうかはわかりませんが、この曲を弾くために爪と指の調子を整えることを大事にしているわけです。
つまりは、この曲を度々プログラムに入れるのは、お客さんのためというよりは、むしろ自分のためであります。
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作り置き

昨日アップロードした「聖母マリア頌歌集」の再生回数は、やはり伸びてきませんね。予想していたので泣きませんが(笑)。
再生回数が伸びないのは、演奏時間が長いのも一因かしれません。私自身、忙しいときや疲れているときは「長い動画だな、やめておこう」てなもんで、表示されている再生時間の長さだけを見てパスすることは多いです。世の中、何かにつけてもっと余裕がほしいですねえ(だからクリスマスを楽しみにしている方が多いのかも)。
……というわけで、今日は短いのをひとつ用意しました。今すぐにでもアップできますが、来週作業する余裕がないので「作り置き」にしておきます。お楽しみに。
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聖母マリア頌歌集

今月のコンサートは10日後、「聖母とその子」というタイトルで開きます。
特に「クリスマスコンサート」と銘打っているわけでもありませんが、そう思って来て下さる方があってもいいなと思い、例年12月は、よく似た内容でプログラミングしています。
で、ほぼ毎年弾くのが「聖母マリア頌歌集」です。「今年はネットにも上げておこう」ということで、パソコンに残してあった音源と、三郷山を歩いて撮った写真を使って、いつもと同じ要領でユーチューブにアップしました。
作業は昨晩と今日の午後、いつもよりも曲が長い(多い)だけあって、思いのほか時間がかかりました。来週、コンサートを前にしてこの作業をしていたら、確実に途中で投げ出していたでしょうね。これで再生回数が伸びなかったら泣きます(笑)。

▽聖母マリア頌歌集(演奏/広垣 進)
https://youtu.be/_3oWZt3MaHE
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