楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

皇帝ダリアー2021年

2021年11月30日 03時23分34秒 | つれづれなるままに考えること
小学校の門前の「皇帝ダリア」が花開いた。

高い所に咲くので気が付き難い。
ある朝、妙齢のご婦人がスマホを空に向けているのを見付けた。

カメラの方向を見ると花が咲いて居る。




この時、始めて花に気が付いた。

「綺麗に咲いて居ますね。」声を掛けると、
「何と言う名前の花?」と尋ねられた。
咄嗟のことで花の名前が思い浮かばず、
思わず、
「源氏ダリア? 違いますね、そんなような名前と聞いて居ます。」
「どんな名前なのだろう?」とご婦人がスマホの操作を始めたので、
先だって教わった(Googleのレンズ)なるアプリで、検索すると。

(キダチダリア)と出てきた。
名前は他にもありそう。

「キダチダリアだそうです」とスマホを見せると、
ご婦人も同じように、彼女のスマホを見せてくれて、

「大丽花(だいれいか)と言うようです。」という。

どうしてボクのスマホと違うのか?
よくよくスマホ見ると、中国人向けの内容であることが解った。

「大丽花」の「丽(レイ)」の字が中国式の
略語であることに気が付いたからだ。

「丽」は漢字では「綺麗」の「麗」の略字である。
この略し方を中国語と知って居たので、

「Chinese?(中国人ですか?)」と訊くとこっくりと頷いた。

「大丽花」は中国語で何と言うのですか?と聞くと、
ぺらぺらと中国語で答えてくれた。

綺麗な音とだけ解ったが、ここで書くことが出来ない。
中国語を習って置けば良かったとこの時 思った。

中国語は、さよならの「再会(サイチェン)」と
ありがとうの「謝謝(シェシェ)」と数字の1から十までしか知ら無い。

高校生の頃、漢文の授業で杜甫か白居易の「長恨歌」を教わった時、
大学の中国語科の教授が出張授業をして、
この時、「長恨歌」を中国語で読んでくれた。

とても綺麗な発音で音が音楽の様であったことを覚えている。
「長恨歌」そのものは唐の玄宗皇帝と楊貴妃の物語を、
詩で現わしたものである。

その出だしの部分を今でも覚えている。
「漢の皇帝傾城を重んじ・・・」から始まる恋物語である。
美しい楊貴妃にうつつを抜かし、
城を傾けた(城をダメにした)玄宗皇帝や、
美しい楊貴妃を詩で表現した作者。
この長恨歌の詩は 現代唐詩選の中にある。

この詩に感化されて、中国語を学ぼうとしたが、
戦後まだ9年しか経ってなく、
中国を貿易相手にする仕事はないと、
諦めた。

英語は世界NO。1の流通語であったが、
第二番は 話す人口が世界第二の中国語、
話す人が住んでいる国の面積が世界第二のスペイン語があった。

学生たちは、将来を考えて、中国語を選ぶ人が多かったが、
へそ曲りのボクはスペイン語を選んで勉強した。

ボクが定年になるころ、中国との交易は盛んになり、
やっとこの頃から、
中国語を学んだ人達は恩恵にあずかったと思われる。
しかし。スペイン語を学んだボクには、
スペインで娘のお土産にピン止めを買った時使った以外に
何の役にも立たなかった。

皇帝ダリアから始まって、私の思いを長々と書きましたが、
こんな所までお付き合い頂き、
有難うございました。

二度と来ない今日と言う一日が、
良き日となりますようお祈りして居ります。















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夕日

2021年11月29日 04時11分32秒 | ひとり歩き旅
夕日を浴びて、遊ぶカルガモ






夕日を浴びた花と解りますでしょうか?

終わりに、我が家のベランダから見た、
夕日に沈む富士山です。

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秋深まる

2021年11月27日 03時48分32秒 | つれづれなるままに考えること
散歩の自然観察公園、

名前の通り武蔵野の森がそのまま残って居り、
春夏秋冬が感じられて、毎日歩いている。

今 秋が深まり、TVでも良く放映されて、
面白くもないでしょうが、
ご覧ください。


(楓)

(黄葉)
(東屋)

(ふるさと農家)



干し柿が秋の深まりを感じさせる。



銀杏も色づいた。


落ち葉が道路を埋める。



   ・かさこそと 落葉かき分け
            四十雀(しじゅうから)  (hide-san)


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熱帯水族館

2021年11月25日 05時41分59秒 | つれづれなるままに考えること
板橋区のウオーキングに参加して、
熱帯水族館に行ったら、
水槽の中で蝶々の様な魚に出くわした。

名前は知らないが、とても綺麗な魚であった。


(水槽の中の熱帯魚)
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現代っ娘(こ)

2021年11月24日 04時20分38秒 | つれづれなるままに考えること
現役時代、良く遅刻してくる入社したばかりで、
毎朝、お化粧で時間をとるのか、
お洒落着をどれにしようか迷うのか、
良く遅刻する娘(こ)が居た。

ある日、遅刻が多いので、読んで注意しようと、
「仏の顔も三度まで、と言うのを知って居ますか?」
と訊いた。

(仏の顔も三度まで)と言うのは、
仏さまのようににこやかにしていられるのは、
三度まで、それ以上になると(お叱り)を受ける。
仏さまでさえ、三度を超えると腹を立てるのに、
ボクは、仏さまほどの修養出来ていませんから、
腹が立ちます。

そう言いたかったのに、
彼女は答えた、
「ハイ、私は今朝で四度目です、すみません!」

これでは、腹立たしいのもどこかへ行って、
呆れて開いた口がふさがらず、

「ずいぶん頑張ったねぇ!」

とにこやかに答えてしまった。
後で考えたら、
現代っ子には、これで良かったと思って居る。





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