楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

日本の教育に思う

2007年01月23日 08時27分00秒 | つれづれなるままに考えること
(教育)
二宮金次郎が薪を背に書物を読む銅像が代表する「蛍雪」という言葉がある。
蛍雪とは、貧乏で明かりを灯す油がもったいなくて、夏は蛍の明かりで、
冬は雪の明かりで書物を読んだ中国の故事から、
「苦しい中でも学問をする」を意味する。

今貧困に悩む国々の子供たちにインタビュウすると、
勉強して苦しむ人を助ける医者になる、勉強して先生になる、
勉強して看護婦になりたい等々、勉強できる事に喜びを感じている子供たちが多い。
それも、自国語でなく、やすやすと英語でカメラに向かって話をする。

日本のように恵まれた環境下の、教育を受けるのは当たり前の国から見ると、
何かうらやましい感じさえする。
子供たちの不登校、閉じこもり、殺人、しかも夫が妻を殺し、
兄が妹を殺す、年長者が幼児を殺害する、少しでも弱いと危害を加える。
社会に溶け込めず、ニートといわれる人たちが増加する。
そんなことが平気で行われる日本の教育とはなんだろう?
これが豊かさの証なのであろうか?

明日のパンに悩む国々の子供たちは、パンに余裕が出来たら学問を
したい。学問が出来るようになったら人助けをしたい。
そう考えている。

第二次世界大戦後の食糧難をボクは経験した。
キューバから支援された砂糖だけの配給。砂糖水で生活しなければならない。
母が実家からもらってきた一握りの小豆を入れて、
お汁粉らしく色付けをして、砂糖水をすすって学校へ通った。

どうやって手に入れたのか知らないが、
豆腐を作った後の「おから」は美味しかった。
米ぬかのパン、馬の餌になるはずの豆かす、
闇市場ではお米は手に入るのに、どんなことがあっても手を出させなかった警察官の父、
食べるための父母の苦労は計り知れない。

「風と共に去りぬ」ではないが、この苦しみを二度としてはならないと
一所懸命勉強し、社会に出てからは一所懸命仕事をした。
豊かな生活を夢見て・・・

やみ市場でものは買わぬと、正義感の強い裁判官などは飢えて死亡する新聞記事が賑った時代。
理髪店で髪を切るのに300円、当時1ドル=360円の頃、アメリカ人は
髪のカットに1ドル、髭剃りに1ドル、シャンプーに1ドル、整髪に1ドルであったと聞いている。
300円と4ドル(=1440円)これがアメリカと日本の経済格差と学生時代に嘆いた。

社会に出て、いつかアメリカに追いついてやろうと一所懸命に働いた。
時の政治家は、所得倍増論を唱えボクは共感したものだ。
働けば日本は進歩していく、日本人には国を良くしようとする意欲と
忠実さと我慢強さとプライドがあった。

戦後日本の復興は、目を見張るばかりで、世界からアジアの奇跡といわれ、
世界第二位の経済大国にのし上がった。豊かになった。
その結果が、不登校、尊属殺人だ、ニートだ、これは一体なんだろう。
経済大国になることだけに、金銭的に豊かになることだけに思いが募り、
教育をおろそかにした結果であろうか?
一所懸命働くことだけで家庭を顧みず、子供たちをしつけることを忘れた結果であろうか?

いや、そんなことはない筈だ。一所懸命働きながら、
子供たちをしつけてきた人達のほうが圧倒的に多いはずだ。
現に娘や息子の配偶者はまともな人たちで、その回りにいる友人達も決して異常ではない。

新聞沙汰になる可能性を秘めた子供たちが、少数ではあるものの、
身の回りで増えてきていることも事実であるから、野放図にしておくことは出来ない。
たまたま募集していた「明日の教育を考える」メンバーに応募した。
選考基準のレポートを提出し、それがどのように判断されたかは知らないが、採用となった。
ボクの意見が少しは役に立ったか判らないが任期もまもなく終了する。








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2007年01月07日 10時13分00秒 | つれづれなるままに考えること
正月に子供たちが帰って、
静かになった1月6日、
カミサンとゆっくり酒を楽しんだ。

酔った挙句に一句

・妻の夢 名残の酒を 酌み交わし

と季語もなく詠んだら、
どういう意味ですかと突っ込まれた。

(あなたと酒を酌み交わし、
楽しい人生が続きますようにと言う意味だよ)と言った。

本当は、(明日の命はないのなら、
最後の酒を酌み交わしたいなあと、
カミサンは夢見ているかしら)
というボクの願いである。
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お酒の量

2007年01月05日 09時11分00秒 | つれづれなるままに考えること
今年の計画をいろいろ書いた。その中に、一日に飲むお酒の量を記した。

「一日60CC」

お酒は飲み方によっては、百薬の長であり、場合によっては狂人を造る水となる。

良いときは、血管を広げ気持ちをおおらかにし、気分を楽しくさせる。

悪いときは、自制心が利かなくなり、世の中のきまりを破って、
大それた事をしでかし、取り返しのつかない事になる。
飲酒運転で人を殺す、散弾銃を発砲する、婦女に暴行を加える、などなど。

ボクの父は大酒飲みで、母は子供たちに父の様にならないよう、お酒を飲むことを戒めた。
そのせいで、大学卒業のゼミの先生への謝恩会で、僅かなビールで二日酔いになった。
これでお酒は二度と飲むまいと思った。

ところが、社会人になり、先輩に誘われるまま断れず、
酒を飲む機会が多くなったが、
最初はコップ二杯のビールで吐いていた。
そのうち、二杯が三杯になり、
三杯がビール一本になり、
二本が三本になり、
自分のお金で飲むようになると、
ワイン、ウイスキー、焼酎、カクテルと
だんだんアルコール度数が強い酒になっていく。

話を戻す。
お酒の類は、ビールがもっとも顕著であるが、
最初の一口が一番おいしい。
ビールに限らず、ワインでも、日本酒でも、焼酎でも、
ウイスキーでも同じである。
その一番おいしい量が、

「一日60cc」の酒量。
(これはワイン、ビール、日本酒に当てはまる)
「一日20cc」(いや10ccかもしれない)
(これはウイスキー、焼酎、ウオッカ、バーボンに当てはまる。)

それ以上の酒量は惰性で、
「まだ酔っていない」と言い続ける
本当の酔っ払いが飲んでいる酒は、
自制心を奪われた後の人間の姿で、
お酒の味なんかひとかけらも感じていない。

これが、長いこと酒を飲み続けたボクの感想。
今は、一番おいしいところだけ飲んでお酒を楽しんでいる。

それも今年は週に4日だけ。











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2007年の計画

2007年01月04日 08時36分00秒 | つれづれなるままに考えること
ちょっと欲張りすぎであるが、

 1.「一日一善」は続ける。
 2.毎日1万歩以上の散歩は続ける。
 3.飲酒は週5日から4日に減らす。
 4.飲酒量は一日60CCを超えない。
 5.「中山道ひとり歩る記」を完結する。

そうだ、忘れてはならない。
 6.カミさんと過ごす時間を出来るだけ沢山持つ。

時間は帰ってこない。充実した毎日を送りたい。










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新しい一年の心がけ

2007年01月01日 17時08分00秒 | つれづれなるままに考えること
明るくて 
   笑顔あふれる
         日の出かな

初詣で
「今年も良い年になりますように」
欲張ってこうお祈りをした。

おみくじをひいたら、大吉と出た。
おみくじを懐に入れて、この一年がお祈りしたとおりになりそうに思えた。

毎日気を引き締めて過ごそう!
きっと良い年になる。
      元旦
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