楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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音痴で困った(反戦の願い)

2009年08月29日 06時24分00秒 | つれづれなるままに考えること
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URL:http://hide-san.blog.ocn.ne.jp/bach/2009/08/post_7ca1.html

(ポーランドを旅して「2003.10月分の再掲」)
何時のことっだたか忘れてしまったが、
もう何年も前のことである。
あるホーム・ページの掲示板を訪ねたところ、
ショパンのピアノ曲が添付してあり、その美しさに聞きほれて
掲示板に次のように記入しました。

「今夏、(戦場のピアニスト)を見て、さらにCHopin(ショパンと読む)
が好きになりました。
そこでポーランド大使館を訪ね、
ポーランドはどんな国か、
調べる資料を探しに行きました。
話しをするうちに、ショパンのピアノ曲
「エチュード」(何番か知りませんが)を弾いていただき、
聞かせてもらいました。
大使館員の妻(桐朋大学ピアノ科卒の)がたまたま いらっしゃったので。

学生時代に、英文で出てきた「Chopin」が読めず、
恥ずかしい思い出があります。
この10月、ショパンを訪ねてポーランドを旅します。
添付のショパンの曲 素敵ですね!」
そうしたら、返信に

「来て下さってどうもありがとう(ペコ)
私は・・・クラシックの事は、ほとんどわかりません・・・」

とあった。

とんでもない!ボクは音楽なんて何も知らない。
文字は恐ろしいものです。ボクの書き込みで、読まれた方はきっと
ボクがショパン、いえクラシックに詳しいとお思いになったようです。

生来、音痴で音とか音楽とかに全く無縁のボクには、
音楽にまつわる苦い思い出がある。

掲示板に書いた、学生時代、英文に出てきた「Chopin」が
人の名前ということは前後の脈絡で分かったものの、
まさかこれが有名なショパンとは知らず、「チョピン」と読んでしまった。
周りの同級生がドッと笑った。苦い思い出。

その次が社会人になってから。
「カラオケ」全盛の時代の苦い思い出。

仕事の都合でバーだったかクラブだったか忘れたが、
沢山の人の前で歌う破目になった。
音痴なことは自分が一番良く知っているので、
固くお断りしたが、しきりに勧めるので、止む無く唄うことにした。
よせば良いのに、聴くのは好きな歌だった「抱擁」を選んだ。

唄い始めると、お客さんの態度の異様さが目に映った。
ボクの歌が下手だからと思ったが、
笑いを堪え切れなかったのか、

次の瞬間、
誰かが噴出すとドッと爆笑の渦が巻いた。
面白い落語や漫才を聞いてお腹を抱えて笑う、

そんな光景。

普通、下手な人が歌うと、周りは静かになり、
うつむいて「お気の毒さま」と言う態度をとるものであるが、
ボクの場合、はそれをはるかに通り越したに違いない。
悔しかったので、この一曲だけ教わることにした。
教師は、「覚えるよりは、歌うことを諦めるほうが良い」と言ったが
まがりなりにも唄えるようにはしてくれた。

ところが、歌が下手なことを知っている私は、
恥ずかしいから相当酔ってからでないと唄えない。
いえ 唄う度胸がつかない。
酔ってしまうと シラフの時覚えたメロディ、テンポ、リズムは
すべて忘れてしまい何処かへ行ってしまう。
「抱擁」を「佐渡おけさ」のメロディで唄うようなものである。
想像してみてください。(苦笑)

それでも音楽の美しさに惹かれることがある。
それは映画の中でおきる。

最近では、
「千と千尋の神隠し」のラストシーンで歌われた歌。
「戦場のピアニスト」が弾くショパンの曲。

さすがに美しい。
感動するととことん好きになる。
好きになると、熱くなるのがボクの悪い所であり良い所である。
そしてすぐ行動に移す。

ポーランドとはどんな処?
アウシュビッツ以外に何も知らない。
ショパンが生まれたポーランドへ、
戦場のピアニストのシュピルマンの故郷ポーランドへ行きたくなる。
その国を知りたくなってポーランド大使館を訪れる。

そして知る。

♪森へ行きましょう! 娘さん!ハッハ!♪ 

これがポーランド民謡だということを。

そんな ボク。

ポーランド大使館員(ポーランド人)が日本語とポーランド語で歌ってくれた。
どうして外国人はこんなに表情豊かに歌えるのだろう。
日本人がこんな場合、
踊ったり歌ったりしてくれるだろうか?
歌うことが出来ないボクには、無理な相談だが...

ポーランド民謡 の全文は以下の通り

1.森へ行きましょう 娘さん(ハハ)
  鳥が鳴く(ハハ)あの森へ(ララ ラララ)
  僕らは木を切る君たちは(ハハ)
  草刈の(ハハ)仕事しに
    ランラララ ランラララ ランラララ.....
2.お昼の休みに娘さん(ハハ)
  まんまるい(ハハ)輪を作り(ララ ラララ)
  話をしながら面白く(ハハ)
  お弁当(ハハ)食べましょう
   (以下同じ)
3.仕事が済んだら娘さん(ハハ)
  花の咲く(ハハ)草原で(ララ ラララ)
  みんなで手を組み元気よく(ハハ)
  歌いましょう(ハハ)踊りましょう
   (以下同じ)

カミさんにいたっては、下手か音痴か知らないが、
結婚以来、唄を歌ったのを一度も聴いたことがない。
にもかかわらず、ボクが少しでも歌うと妙な顔をして
ボクを見る。(やめた方が良いのでは...)と言わんばかり。

そこで、子供たちには、恥ずかしい思いをさせてはならないと
自分では苦手の音楽と水泳を習わせた。
3歳ころからピアノを習わせ、音感教育(?)に努め、
同じ頃、近くのスイミング・クラブにいれた。
甲斐あって二人の子供たちが歌う唄は、曲がりなりにも
聞いていて恥ずかしくないし、水泳にいたっては、クロールから
バタフライまで何でもできるし、見ていて美しい泳ぎをする。

60歳定年を過ぎて、この後の人生やりたいことは
沢山あるが、子供たちが残していったピアノを弾けるようにならないか、
スイミング・クラブへ行って泳げるようにならないか、
懸命になって何年も経っているが、どうやらものになりそうも無い。
水泳では、泳ぎながら呼吸が出来ないし、
ピアノはテンポが取れないままである。

そんな ボク。

すぐに旅行手配をして、
カミさんを無理やり連れてポーランドに行く。
その実行力がボクの魅力。

ポーランドでショパンの生家を見て、
ショパンのミニコンサートを聴いて、
アウシュビッツを観て来ました。

(つづく)
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へび瓜

2009年08月26日 08時43分00秒 | つれづれなるままに考えること
新聞に写真で掲載された「へび瓜」
我が家の近くにあることを知って、
昨日見てきました。
「からす瓜属」つまりからす瓜の仲間。
anguinaというらしい。

触ってみたら、キュウリのようで、一つ先のほうが折れていたので、折れ口を覗くとやはりキュウリに似ていました。





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