楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

サクラ漫遊記 1ー染井村の吉野桜

2019年04月27日 04時57分25秒 | ひとり歩き旅
東京はサクラの季節、

サクラと言えばソメイヨシノが代表となる。

(染井村の桜)


そのソメイヨシノは江戸時代、
東京(江戸)の染井村の植木職人が作ったと言われる。
エドヒガンとオオシマサクラを交配させたもので、

成長が早いのと、
サクラの花が美しいこと、
たった一つの欠点は寿命が短いが、
明治時代に爆発的に日本国中に広がったようだ。

日本でサクラと言えば、本居宣長が歌で、

・敷島の大和心を人問わば 朝日に匂う山桜花

と詠んだように、

、「 大和心(日本人の心)とは何かと人が尋ねたなら、

       朝日に照り映える山桜の花のような ものだと答えよう。」

と言っているように、山桜が日本を代表する桜だったのです。


でも今は「ソメイヨシノ」。


そんな知識だけで、現在残って居る「染井」の地を訪ねた。
桜満開の「染井吉野桜記念公園」と「染井霊園」である。

現在の東京都豊島区駒込にある「染井吉野桜記念公園」。
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入場料

2019年04月24日 04時04分18秒 | ひとり歩き旅
これは2005年の話だ。


[入場料 S席 67000円 A席61000円、B,C席もあるが、

    エコノミー席 13000円、学生 8000円。]

ウイーン国立歌劇団 神聖ワーグナー作曲「ワルキューレ」全三幕の入場料、

東京の某劇場で開演される値段である。



その昔、モスクワで「ボリショイバレー」を見学する機会を得た。

送り迎え付きで、最高の席で見学して「一万円」であると言う。

オプショナルツアーだ。

東京で見たって一万円はするだろう、と思って参加した。

ところが劇場に入ってみると、席は一階の最前列。

ここが最も良い席(?)モスクワではそうかも知れない、

とボクは勝手に思った。と言うのはボクはこと音楽については、

何の知識も持っていないからだ。

それにしても最前列で、いかに音楽、バレーを知らないにしても、

首を上に向けて舞台を見あげる席が最上とは思えないのだ。



「白鳥の湖」が上演された。

いかに音痴のボクでも「白鳥の湖」くらいは知っている。

TVドラマの中でたびたび見ることがあるからだ。

TVドラマでは、メーンの踊り子が壇上の中央で伏せると、

そのまま動かない事から始まるTVドラマの事件が時々起こる。



でも、この劇場の中では違う、音楽に乗って物語がどんどん進んで行く。

そしてバレーは終わる。

観客は、満足して立ち上がり、劇場を後にする。


沢山の観客に交じって出口、つまり入ってきた入り口を見て驚いた。

入場料360ルーブルと書いてある。


うちのカミさんは賢い、「そんなことツアーの人たちに話さないように」

と注意された。せっかく旅を楽しんでいるのに、

無駄な混乱を起こさないようにと言うのだ。



この時の為替レートを覚えていないが、

いま現在、両替するとなると、1ルーブルはおよそ2円強。

すると劇場入場料は720円だった。


日本は今、世界で経済大国としては第二位の座を中国に明け渡して、

第三位であるが、物の価値が他国とは、これほど差があるのだ。

この時、キャビアを靴済みの缶の大きさ、

今川焼くらいの大きさのものを、買い物で連れていかれた土産屋さんでは、

これまた一万円出して買わされたが、

ロシア人がキャビアを食べないわけでなく、高価ではあれ日常食べるのに、

まさか五千ルーブルは出す事はあるまい。

なぜなら、ロシア人のガイドさんは、母親が医者であった。

当時、ロシア国営の病院に勤務していた母親が、

私立病院の医師に転職したら、年収三千ドルになった。

国立病院よりはるかに高給取りになったと自慢していた。

月給25000円の人が、5000円のキャビアを夕食に食べるだろうか?



その時、ボクは医者ではなく、定年後であったが、

週二日働いて年収四万二千ドルであったので、

貨幣価値の違いに驚いた。


当時ロシアでは、スーパーマーケットが日本では昔の三越のように新進の店舗になっていた。

ロシア人は鼻高々で、それほど立派な自慢のスーパーを紹介した。

見学時間は少なかったが、ボクは目ざとく、先ほどのキャビアを見つけて

お土産に五個も買ったが、全部で二千五百円であった。





物の価値の違いでは、ハンガリーのスーパーマーケットに入った時の事だ。

物価の調査を兼ねて入ったが、

日本では安くても二千円はする貴腐葡萄酒が360cc瓶一本が、

日本円換算で300円で目玉商品として山積みしてあった。

ボクがいる間には一本も売れていなかった。


三本買ってお土産にしたら、自称ワイン通には大変喜ばれた。
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ニリンソウ

2019年04月20日 04時43分17秒 | 日記
ニリンソウはボクが住んでいる板橋区の花です。

また、いたばし観光キャラクター「りんりんちゃん」は,

ニリンソウの妖精をイメージしております。

(りんりんちゃん)


それくらいニリンソウは板橋区では親しまれております。

しかしこのニリン草も都市化の波に押されて、

今や東京都23区では準絶滅危惧種にランクされました。


このニリンソウの自生地は板橋区高島平の崖線の麓にある、

都立赤塚公園にあります。

ソメイヨシノの開花期に合わせて、このニリンソウも咲き乱れます。

その様子をご覧ください。

先ず、都立赤塚公園のソメイヨシノ。

(都立赤塚公園1)

(都立赤塚公園2)

(都立赤塚公園3)

(都立赤塚公園4)


この都立赤塚公園の桜の木の右下にニリンソウの群生地があります。

(ニリンソウ1)

(ニリンソウ2)

(ニリンソウ3)


そして板橋区で栽培の仕方を教えて頂いた我が家のニリンソウを紹介しますが、

これはまだ育て始めて一年目で仕上がりが良くありません。


来年あたりから本格的に咲きそろうはずです。

なお、ニリンソウの咲きそろう群生地をビデオにまとめましたので、

是非ご覧ください。

BGMも入れて編集しました、1分30秒です。

音に注意願います。

にりん草
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南蔵院の枝垂れ桜

2019年04月17日 04時39分48秒 | 日記
以前は南蔵院の枝垂れ桜がとても綺麗でであった。

板橋区の十景の一つ数えられているが、

いつの年であったか、この枝垂れ桜を剪定することがあった。

植木屋さんでなくとも「桜切るバカ 梅切らぬバカ」は常識だ。

それを知らぬ非常識が、剪定してしまってから、

枝垂れ桜の開花が貧弱でしばらく評判が悪かった。


それが今年は上手く咲いてくれた。

(南蔵院の門前)


(本堂前の枝垂れ)

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地元めしフェス 「クォーゼイ2019」 In 日比谷公園

2019年04月13日 04時42分29秒 | 日記
地元めしフェス「クオーゼイ2019」in日比谷公園が、開催されていたので寄って見た。

文字通り日比谷公園で「地元めしフェスティバル」を現代風に省略した「フェス」、


ついで「クオーゼイ2019」in日比谷公園の「クオーゼイ」の意味が解らない。

(地元めしフェス「クオーゼイ2019」in日比谷公園ののぼりば旗)



地元では500円のワンコインで食べられない「地元めし」を、

ワンコイン500円で食べて貰おうという趣向のようだ。

このように書いてきて、やっと解った。

「クオーゼイ」は500円のワンコインで「地元めしを喰おーぜ」のカタカナ表記に違いない。

「地元めしを食べよう―ぜ!」➡「地元めしクォーゼイ」になったのだ。

テントを張った地元めしの「うまい物屋さん」が集結したのだ、それもワンコインで。

売り方のテントに囲まれて、会場はごった返している。

(ごった返している会場1)


(ごった返している会場2)


(ごった返している会場3)


(ごった返している会場4)


(通路の中央にテーブルを並べて食べる人達)



その隙間にテーブルを並べて食べる人、大声を張り上げて顧客を勧誘する人、

ボクのようにただ見物に来た人、会場内は人込みでごった返している。

そんな中でボクは愛のささやきならぬ、アユの塩焼き(岐阜県郡上市)と

ウニのコロッケ(北海道産)を二個ずつ買った。

ごった返している人込みの中では食べる気にもならず、

家に持ち帰り、カミさんと仲良く食べた。


さて、一団のテント村の外側の日比谷公園は、

春の穏やかな天気に誘われて桜を楽しむ人達がいかにも楽しそうであった。

(日比谷 松本楼の看板)


(日比谷の花見風景1)


(日比谷の花見風景2)


(日比谷の花見風景3)


(日比谷の花見風景4)


それにしても、うららかな一日であった。

こんな日を週に一度くらい体験したいものだ。
コメント (6)
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