関山御鳥(日本画家)についての情報を求めています

現在、山種美術館で開催中の「Kawaii 日本美術」展。主に日本画表現における「かわいさ」に着目。室町期の絵巻から若冲を経て松園、さらには谷内六郎まで。「かわいい」日本美術の諸相をひも解く展覧会でもあります。



その「Kawaii 日本美術」展にて関山御鳥(せきやま ごちょう/大正10年~平成元年)という日本画家の作品が出ていることをご存知でしょうか。

作品のタイトルは「琉球子女図」。昭和25年の作品です。そして画家の本名は慶。大正10年に東京で生まれ、昭和23年には再興第33回院展に「雪空」で初入選。第34、35回と入選を重ね、昭和25年には院友にも推挙されました。

しかしながらその後、晩年に至るまでの足跡が殆ど分かっていません。そこで山種美術館では画家のご遺族を探しておられるそうです。



なおこの件については週刊新潮の1月30日号「掲示板」にて、山種美術館館長・山崎妙子氏が自ら情報の提供を呼びかけています。また「掲示板」では編集部宛てにメールや葉書でも返事が出来るそうです。詳しくは誌面をご参照下さい。

「Kawaii 日本美術」展は2月4日から後期展示がスタート。いよいよ若冲の「樹花鳥獣図屏風」もお目見えします。(関山御鳥の「琉球子女図」は通期展示。)改めて出かけたいものです。

日本画家、関山御鳥についての情報をお持ちの方は、山種美術館までご連絡下さい。ご協力宜しくお願い致します。

「Kawaii 日本美術」 山種美術館@yamatanemuseum
会期:1月3日(金)~3月2日(日) 前期:1/3~2/2 後期:2/4~3/2
休館:月曜日(但し1/13は開館、1/14は休館。)
時間:10:00~17:00(入館は16時半まで)
料金:一般1200(1000)円、大・高生900(800)円、中学生以下無料。
 *( )内は20名以上の団体料金。
住所:渋谷区広尾3-12-36
交通:JR恵比寿駅西口・東京メトロ日比谷線恵比寿駅2番出口より徒歩約10分。恵比寿駅前より都バス学06番「日赤医療センター前」行きに乗車、「広尾高校前」下車。
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