*わざと省略したり、厳密な正確性を欠くエントリーとなっています。
その突っ込みにたいしては、お答えしません。
日本では、放射能という言葉が、放射線と混同されて使われています。
放射能というのは、放射線(X線やガンマ線など)を発生させる能力のことで、
日本では放射能をもつ物質のことを「放射能」と呼んでいます。
放射能漏れ、という言葉が使われていますが、
放射線が外に漏洩しているのか、
放射能を持つ物質が飛散しているのか。
この2つは分けて考えてください。
_______________________________
まず、放射線。
福島第1原発では、本日、午後3時すぎ、
正面入り口で、毎時1000マイクロ・シーベルトと発表されました。
1000マイクロ=1ミリシーベルトという量ですが、
レントゲン写真10枚分、ないしCT1回分に相当する量です。
放射線は距離の2乗に比例して減衰していきます。
炉心から正面入り口までの距離で毎時1ミリシーベルトです。
かりに、炉心から正面入り口までの距離が100mとしますと、
炉心から200mの地点では、1/4、400mの地点では1/16まで減衰します。
原爆や世界各地の原発事故のデーターから、
1回、100ミリ・シーベルト以下で、確実な健康被害は生じていません。
放射線の量はもっと増加するかもしれませんが、
数キロメートル、距離をとれば、まず安全と考えてください。
*追記 ピーク時が1000マイクロ・シーベルトで、
現在はずっと低下しているようですね。
メディアが正常時の10万倍や、1年間の被爆限度など恐ろしい表現を使うと
思いますが、過剰反応、しないように。
________________________________
問題は、放射能(=以後、放射能をもつ物質でお話をします。)。
放射能が風にのって飛散します。
コバルト、セシウム、ヨード、ウランなどが想定されています。
風向きによって、飛散する方向が変わります。
チェルノブイリ原発事故を想像する人が多いでしょう。
今回、まだそこまで至っていませんが、
最悪のチェルノブイリクラスとしてお話しましょう。
放射能が、飛んできたぐらいでは心配無用です。
*くわしい理由は省きますが、1回の量が少ないのと、
エネルギーが1MeV程度なので。
放射能が大量に積もった土地に、生活した場合に、
健康に問題が生じます。
その土地については、国が測定をし、設定してくれるはずです。
その点、日本は有利です。基本的に西風ですし、雨が洗い流してくれるので。
あと、ヨードの経口摂取を呼びかけるメディアがでてくるかもしれません。
ヨードは甲状腺に蓄積し、甲状腺の機能低下や発ガンリスクが
あるからです。
これも大きな心配は不要です。
医療用に、大量の放射線ヨードを含む製剤が、長年、使用されています。
昆布など、ヨードを多く含む食品の話がでてくると思いますが、
「イソジン」がヨードそのものです。
花粉症の季節ですし、イソジンうがいは有効だとおもいますよ。
*これは、よねの個人的な見解です。
**3/15 追記 イソジンを直接飲むのは有害です。
「うがい」という表現で是非をぼかしていたのですが、ダメだそうです。
妊婦については、原爆の際、「小頭症」
(頭の直径が小さくなる=知能自体は正常)が100ミリ・シーベルトで発生しており、
国によっては、これを基準としています。
わが国の法律では、妊娠が判明してから出産まで、腹部表面で10ミリ・シーベルトです。
風向きによってどうなるかは非常に難しい問です。
直近の公共機関を通じて、千葉にある「放射線医学総合研究所」に問い合わせるのが
一番かと。
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流言飛語に惑わされないようにしてください。
*枝野官房長官の発言は、真に受けないように。
なんら、意味のあることを言っていません。
原子力保安委員長も、医学的な知識は皆無と判断します。
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こうやってネットで得られる情報が一番信憑性があるっていったいなんなんでしょうかね、この国は。そういう所だけは好きになれませんね。
ー現場で必死に作業
2.原子力国家安全委員会
ー何も知らない小役人のみ
情報把握率 20%以下
3、民主党 2%以下と判定しました。