本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

ストーカー事件

2022-06-04 08:18:45 | Weblog
 桶川事件とは埼玉県上尾市の女子大生が殺害された痛ましいストーカー事件である。平成11年(1999年)のことだから23年ほど前のことで詳しくは覚えていない。
 
 『事件でなければ動けません』(古野まほろ著・幻冬舎新書)よると、何度も何度も管轄の上尾警察署へ相談に出向いたが、ほとんど黙殺され、結果、事件になったのだが、これに対する懲戒処分と刑事処分を書いている。
 上尾警察署刑事二課長  懲戒免職、懲役1年6月・執行猶予3年
 同課警部補       懲戒免職、懲役1年6月・執行猶予3年
 同課巡査長       懲戒免職、懲役1年2月・執行猶予3年
 
 ほかにも上尾警察署の上層部や県警のトップクラスも減給処分をうけている。
 これで被害者遺族の慰めになるとはいえないが、厳しい処分に警察は肝に銘じただろう。それにしてもストーカー被害は後を絶たない。
 
 ある本にストーカーの原因は失恋型、怨恨型、暴行型、恋愛目的型、ナルシスト型、思い込み型とあった。

 どんなタイプにしてもストーカーはヤバイから最寄りの警察署に相談するべきだろう。もし怠慢の態度なら桶川事件を持ち出すことだ。もっとも二昔前の事件だから知らない警官がいるかもしれない。
 
 この新書は私も借りたので、大抵の図書館にあると思う。それをコピーして警察に見せることだ。懲戒免職となれば必死になるはずだ。