本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

コウモリ

2016-04-30 08:59:55 | Weblog
 物置の階段付近に黒い粒のフンが落ちている。なんのフンかさっぱりわからなかった。必要があって物置の二階に上がる時、何気なく天井を見ると一匹(一羽というか)のコウモリがいた。
 こいつのフンだった。いつも扉を開けっ放しにしていたので物置をねぐらにしていたようだ。

 コウモリは鳥獣保護法で保護されているようだ。虫を捕食するから益鳥なのか。ただ、見てくれは気持ち悪い。
 箒で突っついて外に逃がしてから、扉も窓も閉めきった。

 もうヤモリも出てきた。田舎だなァ。

預金口座の名義

2016-04-29 09:14:33 | Weblog
 5年余前、持ち回りの順番で公民館の会計を担当した。
 それで、公民館の預金口座の名義変更をすることになった。というのは、前任の個人名義のままでは、その当人が万一ぽっくりと逝ったときに変更手続きが面倒なのだ。

 個人名のない団体名の名義であれば、人が変わろうが関係ない。これに関して地銀やゆうちょ銀行はケンモホロロ。必ず団体名の後に個人名が必要となるようだ。だから、何10年も名義をそのままにするわけだ。それで自治会長が亡くなってえらい目にあったという話もある。

 ところがJAバンクは団体名すなわち○○公民館なる名義でOKだった。そこで地銀の普通預金も定期預金も解約して、JAバンクに口座を移し替えた。2年で担当替えしたが、その後、これで便利になったはずだ。
 ところで、JAバンクのやり方は法的に反しているのだろうか。

 ついでに記す。
 公民館の会計に埋蔵金ともいえる余裕金があるので、東日本大震災の際10万円の義捐金を寄付した。むろん、集会で了解を得ている。
 今回の熊本地震ではそんな発想はないらしい。らしいと推測するのは自治会を退会したからだ。

学校給食の食材2

2016-04-28 09:00:40 | Weblog
 つい何日か前、学校給食の食材について書いた。食材は地産地消をはじめ国産が大原則としながら外国産も多い。例えばブロッコリーや魚類加工品がその外国産だった。国内産で手配できないものかという疑問だった。

 そのわけや確認したいことを市に訊いてみた。市からの回答の一部を引用する。
 なお、食材は貯蔵することなく、仕入れた日に費消するそうだ。

 ブロッコリーについて
 野菜は、基本的に国産を使っているが、ブロッコリーは1回の使用量が約70キロで、限られた時間の中でブロッコリーにつきものの虫を取り除きながら洗浄し小房に切り分けていく作業ができないため、あらかじめカットされた冷凍食品を使っています。エクアドルの高地で栽培されたブロッコリーは害虫混入の心配がほとんどなく、品質も安定し量も確保できるため使用しています。

 * 国産品のカットされた冷凍食品はないのですかねぇ。

 魚の加工品について
 鮮魚を調理することはできないので、加工品を購入し給食に提供しています。原則国内で獲れた魚の加工品を給食に提供するよう努めていますが、4月分は国産魚を使用した加工食品が見込めなかったので外国産となりました。

 * 種類は違っても、毎月国内加工品はあると思うのですがねぇ。

原爆投下候補

2016-04-27 09:14:38 | Weblog
 オバマ米大統領の広島訪問はまだ決まっていない。アメリカの太平洋戦争の退役軍人の反対はともかく中韓でもタラタラと文句を言う面々がいる。
 
 ところで、話は原爆投下になるが、当初その順番は1京都、2広島、3小倉、4新潟、5長崎だったそうだ。
 
 京都が第一順位とは驚きである。なぜなら、さすがのアメリカも歴史的な古都の空爆を控えたと聞いていたからだ。
 そうではなかった。「日本の古都に原爆を投下すれば最大の効果が発揮される」と、マンハッタン計画の責任者レズリー・グローヴスは京都投下をいの一番に考えたようだ。つまり、原爆投下の効果を知るために京都への空襲を凍結して無傷のままにしていたということらしい。

 その京都ターゲットをスティムソン陸軍長官が止めさせたとある。その理由は「京都への原爆投下が日本人に遺恨の念を植え付け、日本人がソ連になびく」かもしれないからとか。
 その頃から米ソの冷戦は開戦していたのですね。候補にあがっていた新潟は異質であるが、ソ連の上陸拠点になりかねないからという見方もあるのだ。であれば、ソ連に近い小樽や稚内が候補になるはずと思うのだが。

 ちなみに広島の次の小倉は、予定どおり上空に来たが、下界をおおった雲のために投下を中止したといわれている。雲ではなく黄砂ではなかったか。

封切本

2016-04-26 09:08:11 | Weblog
 昨日、映画の興業収入について触れた。映画産業のライバルはいろいろあるだろうが、興業収入の増えないひとつに封切館の減少があるのではないか。

 全国に人口5万から10万までの市は258市あるようだ。この市もここに該当するが、封切館はないのだ。チャチな映画館がひとつあるが大手映画配給会社の大作や評判作を買えないというのが真相だろう。
 おそらく多くの市も同様ではあるまいか。

 実は本題は「封切」の意味である。
 ものの本によると、この言葉は江戸時代に遡る。ただし、映画ではない。江戸時代に映画があるわけはない。当時の封切は、新刊発行の書物の入りのことというそうだ。

 ある時までビニールに入った本、すなわちビニ本があった。今も立ち読みできないようビニールに包まれた雑誌はある。当世の封切本といえる。