本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

臓器提供

2023-03-30 08:52:26 | Weblog
 アメリカの医療ドラマでは死刑囚がドナーになっていた。
 実際、腎臓提供を申し出るらしいが、死刑執行の延期を条件とするようだ。その要望が聞き入れられるのかどうかは知らない。
 
 最近の報道によると、日本の臓器移植を待つ患者から多額のカネを受け取って、外国で不正に臓器移植を行わせるとか。

 我が国の死刑執行推移のデータを検索すると毎年結構な員数が執行されている。しかし、死刑囚の臓器提供は認められていない。

 ところで、私たちが持っている保険証の裏側には「臓器提供に関する意思表示欄」がある。これに署名すれば死亡後ただちに実行されるのかどうかわからない。多分、生前に同意手続きがあるだろう。限られた時間内にしか臓器は活用できないのだから。

 とにかく、同じように死刑囚にも意思表示を問うことにすればよいではないか。死後、人の命を救うことになると思えば罪滅ぼしになる。

 もっと言えば、アメリカ式に生前に提供できる臓器の移植があってもよいのではないか。この場合は死刑執行延期のインセンティブがあってもよいだろう。
 そのために刑事訴訟法の規定を遵守して判決後6ヶ月以内に確実に執行することだ(とりあえず冤罪のことは棚に上げて)。法律違反をしてその期限を守らずに執行を先送りするコストはどれだけあるのか知りたいものだ。

 生前提供のインセンティブとする執行延長は、法期限から起算して半年あるいは1年にする。そういうコストであれば国民の文句は出ないだろう。

フランクフルトのこと

2023-03-28 08:40:43 | Weblog
 ドイツのテレビニュースで交通ストにより閑散としていたフランクフルト駅が撮られた。このフランクフルトを訪れたことがある。

 なに、ユーレイルパスで旅の無計画移動でこの都市にぶらりと下車しただけだ。
 ここは大戦中の空爆で街は壊滅したとガイドブックにあった。つまり古色蒼然たる文化的建造物が少ないのだ。新しいビルだらけというから訪ねることもないのだが、ゲーテ生誕の家を見物するかとなったのだ。

 駅からタクシーに乗った。運転手は中年の女性だった。助手席に乗るようそこのドアを開ける。客がひとりの場合はいつもそうするのか。訊いてみるほどのドイツ語を学んでいない。
 そうそう、このおばさんのストッキングに伝線が走っていた。足をぶつけたばかりか、生活が質素なせいか。

 ゲーテの家の入口で管理人とおぼしきオヤジが、私のカメラを見て日本語で「写真ダメヨ」と言う。それでも見物客はひとりもいないものだからパチパチと撮ったよ。
 それだけのこと

何度目かのロンパリ

2023-03-26 08:23:26 | Weblog
   これまでのブログでロンパリと言っていた読み違いを今回もいくつか述べる。斜視でもないのに早とちりする。過去の記憶が詰まっているという大脳皮質の記録が妨害するのか。
  とにかく以下、○が正しく、×は読み違い。

〇オマハ・ビーチ
×オバマ・ビーチ

○天気エッセイスト
×人気エッセイスト

○大学非常勤講師
×大学非常識講師

○ゴードン・ムーア(インテルの創立者のひとり)
×コンドーム

○アユタヤ歴史研究センター
×ユダヤ歴史研究センター

同窓者の消息

2023-03-25 08:43:03 | Weblog
「全国のお悔やみ情報・訃報」というデータ資料がある。都道府県別にあり、生まれ故郷県の市町村を検索できる。毎日、新聞お悔やみ欄が更新されている。
 
 他県で暮らすと賀状の友を除いて、青春時代の学び舎の面々の消息を知りようがない。親しくなかったけれど同時代を生きた連中はどうなっているか。
 この資料の市町村に掲示された訃報者をスクロールしてみればよい。
 
 訃報者がよく知る人物であればその氏名でわかるだろうが、そうでなければ同じ年齢(満年齢か数え年で増減はあるが)から手元にある名簿と照合すればよいはずだ。ただし、女性の場合は姓が変わるから調べようはないが。
 
 もっとも、あたりはそうあるわけはない。私の場合、これまでに一人の同窓生がいただけ。みんな元気と知ることになってよいのだ。

マイアミからバハマへ

2023-03-22 08:20:32 | Weblog
 日本時間の今日、WBCの決勝戦がある。その地マイアミに一度行ったことがある。
 空路から見た市街の住宅地に目立つのは青い水面である。言うまでもなく自家用プールである。水資源の無駄と感じた。

 泊まったホテルのレベルは高くないが、背後の浜辺は専用の海水浴場だった。たれも泳いでいなかったけれど。
 
 マイアミには一泊しただけでキーウエストはおろか市中のどこも見歩きしていない。なにしに行ったかといえばここからバハマのナッソーに飛ぶため。カリブ海に浮かぶ島に行ってみたかっただけだ。

 ナッソー(首都)にも一泊しただけ。コンク貝を喰って、カリブの海で泳ぐ。それだけの旅だった。