本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

大晦日のつぶやき

2020-12-31 08:57:14 | Weblog
 コロナで明け、コロナが止まずに暮れた令和2年が終わる。
 いつだったかの日曜日のテレビで、GDPが8%ほど落ちたと解説していた。ものの本によれば5%落ち込めば、真水で25兆円ほど減るという。となれば8%で40兆円になるか。
 
 そうなれば、来年も不景気だ。
 日銀がマネタリーベースを増やしたところで、設備投資や個人消費でGDPを押し上げることもなく、株や不動産やゴールドや美術骨董に流れるだけだ。GDPの消費支出が6割近くも占めているのだから消費に向かわないとGDPは押しあがらない。

 可処分所得を増やそうにも給与を上げるどころか、解雇、解雇だ。所得減税よりも消費税を下げるほうがまんべんなく消費に行き渡ると思う。
 
 ルンルンと買い物をする愉しみがないと、気うつになり社会保障の負担がどんと増えるぞ。

本の買取り価格

2020-12-30 09:20:59 | Weblog
 文庫本と新書判が書棚にごちゃごちゃしていた。
 どうせ再読するつもりはないから、年末の部屋の掃除のついでに在庫一掃することにした。早い話、ブックオフに持ち込むことだ。

 書店で買った本もあるが、ブックオフで仕入れた本もある。冊数は調べなかったが、大体、百冊ほどだったと思う。とにかく、文庫本の8割は外国作家の警察もの、法廷もの、犯罪ものの類である。新書は教養もの、政治・社会ものなど様々。

 買取り明細を見ると、75冊で1,755円であった。もうすこし本の数はあったと思うが値が付かなかったということか。

 まぁ、買取り価格はこんなものだろう。デットストックのようなものだから、だれかに読んでもらえれば本は生きるというものだ。

 1冊ごとに買取り価格が表示しており、まことに良心的だ。
 高価格は100円、最低価格は5円、どちらも1冊。ほとんどの価格は10円単位で10円から40円までだ。

 ジェフリー・アーチャーのものは発行年に関係なく40円。ピエール・ルメートル著も発行年に関係なくすべて20円、作家の人気の差か。
 そうそう、高価格のたった1冊はマイク・コナリーの『フリーファイア』だった。コナリーの本は売れ筋か。

 これで部屋は片付いた。

官報掲載

2020-12-29 09:30:12 | Weblog
 新聞報道によれば官報不掲載が問題視されている。
 懲戒免職で免許失効者になった教員の氏名は、教員免許法の規定で官報に載せなければならないようだ。

 問題はその手続きをしていなかったという。自治体の教育庁か教育委員会かの職員の怠慢だろうが、関係法令を知らなかったのかね。
 免職教員の多くはわいせつ行為によるものらしい。児童になんてことを。ただ、露
見したのは氷山の一角のような気がする。

 ところで、官報を日ごろから読んでいる人はいるのか。読まないからなおざりになると思う。 
 つまり、官報は他の自治体の教育委員会が教員採用時の処分歴調べに活用するもののようだが、その担当者も官報をちゃんと調べているのか気になった。

プレミアム商品券

2020-12-28 08:56:29 | Weblog
 プレミアム商品券が売り出された。5千円で6千円分の商品交換ができる。2割のプレミアムは大きい。

 コロナ対策の消費拡大応援のキャンペーンで、県内の全市町村で実施しているようだ。おそらく他県でも同様のキャンペーンがあるだろう。

 一人当たり5万円が限度とか。これで1万円分が得になる。市庁舎で整理券を配るそうで、さぞ大行列になるだろう。とおもいきや、かみさんはすんなりとgetしてきた。

 消費を刺激することになるだろうが、それでなくても年末年始は有効需要がおこる時期だ。消費落ち込みの2月にキャンペーンをしたほうがよかったのではないか。

 そもそも地域の経済は住民の地産地消だけでは成長はない。地域以外からカネを得たいものだ。ただ、このコロナで観光客は期待できず、ふるさと納税も魅力がなくなってきた。

 この際、近隣県対象のウエルカムプレミアム商品券を考えてはどうだろう。
 日帰りの買い物や食事であれば、移動に目くじらもたたない。殊に都会と違って人口減苦戦の基礎自治体では、感染者は一けたもいないところがある。

東北から九州へ

2020-12-27 09:32:27 | Weblog
 東北に生まれ、東京で生産年齢を過ごし、九州が終の棲家になった。東から西に一直線のIターンである。

 方言に「ねまる」という言葉がある。東北では「座る」か「休む」の意味だが、九州北部では「腐る」のこととか。まさに「ふるさとは遠きにありて思ふもの」のほかない。

 ちなみに、日本の国土は37万8千㎢で196か国中61番目の広さとか。それでも気候帯でいえば亜寒帯から亜熱帯まで、まことに変化に飛んだ国土である。

 どん詰まりの師走の今頃、ふるさとは雪化粧だろうが、九州の日中はぽかぽかの陽気で犬と散歩している。
 横道ついでだが、日本の領海に排他的経済水域を加えると、196か国中6番目の海域を有している。竹島は領土に入っているだろうな。

 本道に戻るが、それでも何度か帰省している。もっとも身内の葬式か節目の年の高校の同期会ぐらいである。
 今年はコロナ禍で動きを規制されているが、それより帰るべき用事もない。