本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

ストレス点数NO1

2022-12-30 08:30:22 | Weblog
 ストレスを点数化したランキングがある。それによると、最高点、つまりストレスが最高潮に達することとは「配偶者や恋人の死」とある。
 
 桂文珍のマクラに「奥さんが亡くなると、亭主は後を追うに期せずして亡くなる。ところが亭主が亡くなっても、未亡人はそこから腐るほど長生きする」といったネタがある。
 たしか小朝だったかの落語に「亭主が亡くなると生命保険が入って、後のお楽しみ」なんていうマクラがあった。
 
 よく「ピンピンコロリ」がよいと世の亭主は言うが、奥さんにとってそんな唐突の死はストレスになるそうだ。せめて、あの世に召されるまで二か月間ほど別れを受け入れる猶予が欲しいということらしい。
 先の落語のマクラは女性差別的だが、前提は連れ合いは永く患ってから亡くなったということでしょう。
 
 さて、あとに残された男のほうはどうか。料理も掃除も洗濯もままならず、シーズンの着替えもわからぬ宿六なら伴侶の死のストレスは高い点数になるね。それであとを追いたくなるのか。

湯たんぽ

2022-12-29 08:42:50 | Weblog
 十数年前のことだが、湯たんぽが見直されて品薄といわれていた。寒さが厳しく、また省エネ効果からもIT時代にアナログ湯たんぽが脚光を浴びたわけ。
 
 昔は陶器やブリキ製の湯たんぽだったが、今はカラフルな樹脂製が多いようだ。当方もそのひとつをこの冬場に愛用している。まことに人にやさしい保温用具である。
 
 江戸時代の百科事典『和漢三才図会』の湯たんぽの紹介に「大きな枕のごとし、湯を盛りて褥の傍におく、もって腰脚をあたたむ、因って婆の名を得る」とある。
 
 婆の名とは異質な気がしたが、中国では婆には「妻」の意があるらしい。そして、湯たんぽは「湯婆子」と書くそうだ。
 足腰を温めるにはワイフもいれば湯たんぽもあるということか。

不要不急それに

2022-12-25 09:31:45 | Weblog
 入院して半月ほどブログから遠ざかり、18日以降再び1週間遠ざかっていた。今度はPCが具合悪く、修理という入院である。そこからやっと退院してきた。

 この時期は「第九の歓喜の歌」と思いきや、「寒気による大苦」というつらいクリスマスになった。
 各地で交通渋滞が発生した。国交省は不要不急を避けてと呼び掛けていた。
 
 話はずれるが、この「不要不急」に「不適」を加えての3休が営業不振のバリアといっていた。

 要するに「ウチには必要ない」、「ウチではまだ活用できない」、「ウチ向きの業務に適さない」となるか。

 ところがもうひとつ「不信」というものもあるそうだ。
 上場企業でもない限り、氏素性がわからぬ新興会社はハナから相手にされないということ。よい売り物があって起業しても、信用が定かでないと玄関払いとなりかねないのだ。ベンチャーやニッチのビジネスは大変ではなかろうか。

ワールドカップ決勝

2022-12-18 08:47:13 | Weblog
 アルゼンチンvsフランスの決勝キックオフは、今日12月18日の24:00(あるいは19日 午前0:00というか)。
 現地のカタールのキックオフは12月18日午後6:00とあるから、時差6時間か。
 
 どちらの国のチームが勝つのか関心が高いだろうが、そんな関心より別の関心に満足しているのがカタール国ではないか。
 
 この日はカタールの独立記念日である。中東初のワールドカップ閉幕を入念に計画して仕切ったに違いない。
 
 これからの子供たちに独立記念日とワールドカップがセットになって「語る」のだろうね。



歌は世につれ

2022-12-17 08:52:05 | Weblog
 四代目三遊亭園歌の落語をネットで見た。そのマクラが面白い。
 
 結婚式でイヤな歌の指名を受けた。「別れの予感」を唄ってハリたおされた。新築祝いの席で「すきま風」を唄って出入り禁止になった。正確な発言ではないがこんな調子だったと思う。

 東京電力は「つぐない」、国会議員は「ウソ」だった。よくもまぁピッタリ合うものだ。
 
 昨日の新聞で、薗浦健太郎議員は、政治資金規正法違反の事実を知らぬ存ぜぬとウソをついていた。それがバレたという。
 
 この人ばかりではない。ウソつきがわかったばかりだから取り上げた。
 証拠を鼻先に突きつけない限り、議員たるものは必ずウソをつくようだ。