本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

畑が荒らされた

2018-05-31 09:06:51 | Weblog
 タマネギが順調に育った。大中小のサイズの割合は4:4:2といったところ。
 そろそろジャガイモの男爵も掘り起こそうとしたところ、山際の畑ではイノシシに喰われてジャガイモひとつ残っていない。口惜しい。

 庭に隣接する花畑の脇に植えた北あかりとアンデスレッドは無事だった。人家に近いのでイノシシも躊躇したか。とにかく、急いで収穫した。
 
 シカは裏山によく現れる。イノシシは見たことがない。それで油断していた。柵や網で侵入を防いでいるうえ、シカに狙われやすい葉物は植えないことにしている。タマネギは嫌いらしいし、ジャガイモのような根菜も掘らないようだ。
 一体、イノシシはどこから侵入したかわからん。
 
 農作物を商売にすることが「農業」で、そうではなく農作物が自家製用の場合は「農作業」と区別するそうだ。つまり、こちらは「農作業」、イノシシに出荷したと思うことにした。

旅日記その55

2018-05-30 08:30:19 | Weblog
 5月14日 ロンドン泊
 
 5時半ごろ眼が覚める。胃の調子がおかしく、気だるさもあって具合が悪い。外は雨でますます滅入る。風邪かもしれない。
 それでも8時過ぎ、外出の仕度をする。
 食欲はなかったが、ベーコンエッグとパン一枚を食べる。食堂のウエイトレスはブスのうえ愛想がない。体の調子がますますわるくなった。
 
 今日はできるだけ地下鉄を利用することにした。昨日歩き続けて足腰が痛いのだ。ディストリクトラインでタワーヒル駅を降りる。目指すはロンドン塔だ。城砦がエリザベス一世時代に幽閉や処刑の場となった。霧雨が降り続いているので湿っぽさがロンドン塔に似つかわしい。
 そこから徒歩で金融・経済の中心シティ区に行く。イングランド銀行を眺め、次にセントポール寺院を垣間見て、再び地下鉄に乗ってホルボール駅で地上に出た。大英博物館が待ち構えている。膨大な収集品に眼をみはった。なかでもミイラの数が多いのに驚く。ミイラ取りがミイラになったものもあるのかい、とふざけた。

 ピカデリーサーカスで地下鉄を降り、「レストラン東京」に入る。
 お銚子を5本ほど引っ掛ける。風邪のときは熱燗に限る。
 明日はアムステルダムに向かう。

旅日記その54

2018-05-29 09:02:03 | Weblog
 5月13日 ロンドン泊
 
 起床11時。ケンジントンガーデンズを振り出しに市内見物に出る。
 ハイドパークを散策し、グリーンパークからバッキンガム宮殿を横切り、ウエストミンスター寺院まで快調に見物を消化していった。ランベスブリッジを渡り、テムズ川の対岸から国会議事堂を眺め、またウエストミンスターブリッジでテムズ川の左岸に引き返し、ビクトリア・エンバンクメントをぶらつき、とうとうトラフィルガー広場まで歩いた。自分で自分をせっついて相当にくたびれた。

 夕方から急に冷え込み、体が変調してきた。見物などどうでもよくなった。ホテルに帰り、でっかい共同バスに入り、体を温めたつもりだが寒気が増長する。この旅行最悪の日だ。5月初めの地中海で泳いだツケが巣食っていたか。
 うとうとと夜を過ごす。

コンプライアンス

2018-05-28 09:12:40 | Weblog
 企業に不正があるとコンプライアンス(法令遵守)の欠如を非難される。アメフトの問題も規則の遵守違反という意味で責任はある。ただ、あんなに大げさにすることもないではないか。関西学院大学もしつこい。キリスト教系の大学なのだから罪に寛容であってもよさそうだ。
 
 むしろ、財務省の文書改ざんや防衛省の故意に隠した日報など行政のコンプライアンス違反が目に余る。なかでも法務大臣の職にあるものが法令を守っていない。

 刑事訴訟法第475条第2項で法務大臣は死刑判決の確定から6か月以内に執行を命令しなければならないとなっている。ところが命令を発しない大臣が多い。明白なコンプライアンス違反だろう。
 だから、過去10年間のスパンで死刑執行まで平均7年5か月という。その間、税金で3食運動付きで暮らしていることになる。

 最近、オウム真理教の死刑囚の何人かが各地の拘置所に分散移送されたと報じていた。その真意はわからないが、彼等は拘置から死刑判決を経て今日まで20年以上の年月になることは確かだ。

ジャム作り

2018-05-27 08:58:01 | Weblog
庭のジューンベリーは例年になく鈴なりに実をつけている。ヒヨドリが目を付けてやってくる。二羽のときも三羽のときもある。小鳥のエサにしようと植樹したわけではないのだが。
それでも高いところの実はヒヨドリのエサでもよいが、手の届くところ摘まんだ。かみさんがジャムを作るため。それだけで800グラムもあったから豊富な実の生り方は半端じゃない。

近郊の道の駅で「グミ」があった。珍しい。それもグミジャムにしている。
かみさんは、近々知り合いの果樹園に行くようだ。そこで桑の実を入手する。童謡「赤とんぼ」の歌詞ではないが、「山の畑のくわの実を」小籠につまずにジャムにするわけ。

今月のはしりに摘んだ野イチゴのジャムを筆頭に4種類のジャムとなる。都会では口にできない田舎ならでのジャムであろう。