熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

小さな集落

2012-09-30 00:21:18 | 風景

山国の長野県に生まれ育った私たちは、こんな風景を見ると嬉しくなってしまいます。

長野県にも諏訪湖があるけれど、対岸が見えるし・・・。

それにしても静かな所に着きました。

  

数件の家とコスモスの花と小さな祠。

小学生くらいの男の子が一人、琵琶湖に竿を垂れて魚釣りをしていました。

「ここには子供は何人いるの?」って聞くと

「2人!!・・猫もいるよ」って。

   

少年は釣りに飽きると、琵琶湖に向かって石を投げたり・・・

そんな様子を見つめながら、急に別の世界に来たような錯覚に襲われていましたが、

のんびりと流れている空気の中に浸っている訳にはいきません。

  

 

予想だにしなかった、そして、きっと二度と行く事はないであろうこの風景を、何枚もカメラに収めると、少年にお別れをして・・・

  

現実に戻るトンネルを抜けました。

賤ヶ岳隧道を抜けて少し歩くと4時間程前に車を停めた賤ヶ岳への登り口に着きました。

いい所へ行って来たなぁ・・・・・夢の様な時間でした。

 

田んぼの向こうに見えているのが賤ヶ岳から山本山に通じている遊歩道。

山の向こうに琵琶湖。

天気予報はたまにはぴったっと当たり、

3時になると青空に秋の雲・・・木曽川を渡る頃には真っ青な空になりました。

 

この日ばかりは雨に感謝!!

 

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賤ヶ岳ー2

2012-09-28 00:56:43 | 

山頂には賤ヶ岳での合戦の図があり、合戦のあらましも事細かに説明があったので、

周りを取り囲む山々や、琵琶湖や余呉湖を見ながら、その頃の様子を頭に描いてみました。 

昼食を食べ終わった頃には、少しずつ雲や霧が動き・・・

 

琵琶湖が一段と美しく見えるようになりました。

さざ波一つない霧の中の琵琶湖は絵画の様でした。

 

賤ヶ岳を中心に余呉湖の方へも、山本山の方へも遊歩道が続いています。

まだ、少し時間があったので、山本山方向へ歩いてみる事にしました。

山本山まで7.2km、往復で14kmはちょっと遠すぎるので、行ける所まで行ってUターン。

      

途中、2km程歩いた所に「山梨子方面」に続く遊歩道があり、どうも琵琶湖畔に行けそうだったので下り、

琵琶湖沿岸の道路から小さな集落に伸びる道を下ると、琵琶湖のほとりに出ました。

今まで賤ヶ岳から眺望を楽しんでいた琵琶湖の湖水が目の前に広がっています。

 

  

小さな山梨子(やまなし)の集落に出ました。

 

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賤ヶ岳-1

2012-09-26 09:06:51 | 

賤ヶ岳付近は1583年、羽柴秀吉(豊臣)と柴田勝家との戦いが行われた場所で、歴史好きの友人2人は何だか大喜び。

歴史の嫌いな私はちんぷんかんぷん・・、戦国時代を勉強して帰ってくる結果となったのですが、

歴史の背景がある上に、遊歩道もあり、景色も良く、7時に飯田を出て10時頃到着ーこの頃には滋賀県は雨も上がっていました。

   

賤ヶ岳山頂まではリフトでも登れますが、リフトに沿うように登山道があります。

  

賤ヶ岳の合戦の死傷者を供養した石仏を集めて祭った小さな神社で手を合わせ、

こういった日本の歴史の延長線上に今がある事を実感。

 

山頂からは今雨が上がったばかりの長浜や琵琶湖の景色が眼下に広がり・・

 

この戦いで血に染まったと言われる余呉湖。

山頂は今は憩いの場になっているようでした。

 

戦いの後、疲れ果ててぐったりしている秀吉像が山頂にあり、

鳥や植物に溢れ・・

思いがけずいい所に行けて良かったと、ちょっとこの日の雨に感謝。

  

この後、遊歩道を少し歩いてみる事にしました。

        

 

 

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早朝の小八郎岳

2012-09-24 10:43:51 | 

小八郎岳までは家から登山口まで40分、登山口から山頂まで35分くらい、

時間があれば烏帽子岳まで足を延ばす事もできる手軽な山です。

土曜日は日中は用があり、8:30までには家に戻らなくてならなかったので、

4:30に起きて山の空気を吸って来ました。

体調が良くない時や、ストレスが溜まった時はちょっと山の空気を吸うに限ります。

早朝だというのに、駐車場には県外ナンバーの車が数台停まっていました。

7:00 山頂から見る南アルプスは秋の雲と霧に覆われてちょっと幻想的な風景でした。

  

昨年に比べて1週間近く紅葉が遅れているような気がします。

少し赤くなり始めた広葉樹の向こうに雲海・・

  

小八郎岳から登山道の続く烏帽子岳と念丈岳がうろこ雲の中にあるような空。

足元には少しだけ秋が来ていました。

夏の花の時期、元気に飛び回った蝶の羽も疲れきって、もう舞う事が出来そううにありません。

紅葉も赤くなり始めました。

  

ススキが朝日の中、眩しく揺れていました。

 

家に着いたのは8:30頃ー

身体の中がリセットされた気がしました。

 

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中川村 赤そば祭り

2012-09-22 00:32:08 | 飯田・下伊那

黄色の大地の次は赤い絨毯の様な蕎麦の花の話題です。

陣場形山と同じ中川村の「伊那田島駅」近くに赤そばの畑があります。 

 

蕎麦の畑の向こうを電車が通る風景は有名で、毎年たくさんのカメラマンが来ています。

夕日の中を2人で歩いている姿は、何だか楽しそう・・。

  

薄いピンクから濃いピンクに変わって行く花の色がとても綺麗です。

     

蝶やとんぼも飛び回っていて、とてもゆったりとした時間が流れています。

  

 

 

 

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