昨日は朝から雨、
空木岳を縦走した仲間と安曇野近辺に行く約束がありました。
以前は山登りも雨だからと言って中止する事はなかったのですが、
最近はさすがに山登りは雨の日は心が折れてしまいます、
が、平地は中止になる事はありません。
それでも、集合時間を1時間遅らせての出発。
安曇野と言えば大王わさび園、ポピュラ―ですが一応寄って、
とりあえず写真を撮り・・・・そんな事をしているうちに雨が上がって来ました。
青空が続いている時よりも、雨上がりの方が自然が生き生きしていて色が美しい。
最高のタイミングと言える天候でした。
学生の頃の友人は歴史が長いだけに話が尽きません。
なにせ、話題は10代から50代になるまで、順不同で出て来るから不思議です。
景色をつまみに話をしているという感じです。
その後、穂高に住む友人の案内で始めて行く高峰高原。
有名な七色大楓があります。
楓の紅葉の時期は本当に大勢の人が撮影やら見学に訪れるのでしょう。
もう、一枚の葉も残っていない大楓の周りには誰もいなくて、
霧が立ち上り、あっと言う間にカエデの木を覆って行きました。
冬、雪の時期も綺麗でしょうが、車で上って行くのは大変です。
その後、初めて耳にした唐花見湿原という所へ連れて行ってくれました。
春から夏の間は一面緑だったこの湿原も、もうすっかり茶色一色。
秋も過ぎ、冬の訪れを待つ晩秋でした。
それでも、自然の中にいる事は楽しい・・・。
湿原の隅にブルーベリーの農園らしき所があり、
ここが又ちょっとステキ!!
古びた小屋とベンチ、
木に吊るされたブランコ。
こんな風景に三人はしゃいでしまいました。
(ここは私有地だと思います。無断で入ってすみません。)
その後、大町の鷹狩山、ここへは車で上る事ができました。
ちょうど夕日が沈む頃、
大町の街と北アルプスが間近に一望できるこの場所最高です。
雲がかかってアルプスは良く見えませんでしたが、
展望台に上ると夕日が沈む所でした。
放射線状に光が伸び、光が大町を覆っています。
美しい風景と懐かしい話がぎゅっと詰まった愉しい一日でした。