何本も何本も南信州の桜を紹介して来ましたが・・・
最も素晴らしい桜はこれ！！
下伊那郡阿智村、
源義経が奥州に下る時に、この桜に馬を繋いだと伝えられています。
手前の水田が鏡の様に桜の姿を映し出します。
２９日、この桜に行ってみると凄い人だかりにびっくり。
それもそのはずです。
７分咲きの桜、晴天の青空の元、写真の様な舞の披露があったのです。
これが南信州の桜の最高峰・・・。
昔の人達は桜を愛でながら詩を詠んだり舞を舞ったりしたのでしょう。
この鏡の様な田んぼに映る桜の姿・・
全国のカメラファンを虜にしてしまうのも無理もありません。
駒繋ぎの桜は・・・こんな場所にあります。
普段はほとんど人の来ない山里ー昨日は終日、人、人、人でした。
・・・と言うのも、夜のライトアップが又見事だからです。
周りが真っ暗なのでライトアップされた桜は暗闇に浮かび上がり、田んぼに映った桜にも光が当ります。
どうです。ほんとに美しいでしょう。
飯田ではほとんどの桜が葉桜となり、ほんの２週間前まではピンク一色だった並木通りも
新緑の緑で埋め尽くされています。
その中に１本、御衣黄桜があります。
今が満開です。でも、緑色の花なので、他の桜の葉っぱにまぎれてあまり目立ちません。
でも、よーく見ると、ほんとに美しい。
まるで、コサージュの様です。
そしてもう１本、今が盛りの菊桃です。
下伊那郡豊丘村の大宮古墳群、宮の上古墳跡に咲く菊桃。
ピンク色が眩しいくらいです。
水芭蕉も綺麗に咲いていました。
野底山山林公園は少し高い所にあるので、飯田市内よりも開花が少し遅いのですが、
それにしても今はもう散ってしまったでしょう。
４月２１日の写真です。
秋は紅葉、春は桜と四季を通じて自然を楽しめる所です。
夜もライトアップされています。
この日は、朝日が昇る頃行ってみました。
太陽が桜の花を照らします。
ここ南信州では、今は桜と一緒に鯉のぼりも泳いでいます。
雪の残る南アルプスをバックに桜や鯉のぼりを見ていると、つい写真を撮りたくなります。
豊丘村にある木門虚空蔵堂の境内に咲く枝垂れ桜。
もう、葉桜になっていました。
桜と変わるようにれんげつつじのピンクが目立ち始めたこの頃です。
道祖神と一緒に少し高台にあるこの場所から村を守り続けているようです。
足元には赤や黄色の可愛い花が・・・ボケの花でした。
豊丘村の堀越地区にある推定樹齢約４００年の枝垂れ桜。
もう満開を過ぎてしまっていましたが、４００年とは思えない勢いのある桜でした。
鎌倉時代に武将村上義光の一族郎党が、墓を作った際に植えたと言われています。
この辺り、今は色とりどりの花でいっぱいです。
桜の下で、若いパパとママが、生まれたばかりの赤ちゃんと一緒に写真を撮っていました。
３人で一緒に撮りましょうか？と声をかけると、ほんとに嬉しそうに
「ありがとうございまーす」って声を揃えて言ってくれました。
こんなに幸せな時はないって言うほど幸せそうで、思わず私もにっこり。
パパは大はしゃぎでした。
3
旧上村と旧南信濃村を結ぶ、Ｒ152を車で走っていると、南信濃村に近づくと
お茶畑が少しづつ見え始めて来ます。
こんなのどかな風景が黒川と云う川の向こうに見えました。
突然現れる大きな桜、
今の時期だけしかこの桜の存在に気が付きません。
台風の目の様な（？）おもしろい形をしたこの桜を近くで見る為に川を渡ってみました。
段々とまーるくなっていく桜の花は、
今年たくさん見た桜の中でも最も印象的で、タイミング良く見る事が出来てホントに良かったと思った桜でした。
桜の根元、綺麗に整えられたお茶畑が曲線を描いています。
近くの家のおばあちゃん・・
「こんにちはー、桜見せてもらいました」と言うと
「昔はもっと勢いが良かったんだに・・」と話してくれました。
桜と一緒に記念写真を撮らせてくれたおばあちゃん、
あんまり可愛く撮れたので、ブログで紹介してしまいました。
すぐに写真届けに行きますね。
