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熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

今日の話

2021-11-14 22:45:51 | ひとりごと

父の故郷の小さなに入ると目の前に中央アルプスが広がって見える。

高い山は昨夜雪が降ったらしく、

秋晴れの真っ青い空に白く雪化粧した山頂が冬の訪れを感じさせていた。

ぽつん、ぽつんとある家々にはオレンジ色の干し柿が吊るされ、

これぞ南信州の秋の風景だなぁと思いながら写真を撮っていると

近くで畑仕事をしていたおじいちゃんに声をかけられた。

畑の隅にある「イチジクがたくさん実を付けたから

よかったら採って行って食べな」って言ってくれた。

田舎の人は優しいなぁ〜とつくづく思う。

お礼を言って、枝から数個のイチジクをもぎ取り車に戻った。

父に見せると、父は早速イチジクを半分に割って食べながら、

「イチジクは花が咲かんのだが、実の中に花が咲くのかなぁ・・・」

と首を傾げた。

イチジクの花が咲かない事も知らなかったので、

帰宅後調べてみると、

父の言う通り、イチジクは花が実の中に隠れて咲くという変わった植物らしく、

これが花の塊なのだそうで、

だから、イチジクは漢字で「無花果」と書くのだと知った。

恥ずかしながら知らなかった、けど、勉強になった1日だった。

 

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秋ー開田高原

2021-11-07 22:48:10 | 風景

コロナが落ち着いてきたので、信州の秋を満喫するかのように県外の車で賑わっている観光地。

久しぶりの光景で、何となく懐かしい感じもする。

木曽の開田高原までドライブに行く。

真っ青な空と真っ赤く紅葉したブルーベリーの木のコントラストが綺麗だった。

昨年は紅葉を見る事もできなかったから新鮮な風景に見える・・・

 

開田高原は冬の訪れも早く、紅葉も終わりに近づいて晩秋の装いに変わる頃で、

冬毛に変わろうとする馬たちが少し寒そうだった。

小春日和の暖かな日差しの中で、思わず彫刻かと思ってしまったほどピクリとも動かず

佇んでいる木曽馬の子を見ていると、ふっと笑みが零れる。

和かな日差しを全身に受けて何を考えているんだろう。

夏の緑を過ぎて、山が秋色に変わる時,

若い頃のように読書でもしてみようかと思ったり、

久しぶりにノートに文字を書いてみようかと思ったり、

やっぱり秋はそんな季節なのかもしれない。

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