天気の良い日曜日。
花粉は心配だけれど歩いてみよう・・
今日選んだ道はR152号線、伊那市長谷の入野谷~ゼロ磁場で有名な分杭峠まで、片道約7kmの往復で約14kmです。
車で約10分程度で行ける距離を上りなので2時間近くかけて歩きます。。
R152号線は国道とはいえ、分杭峠、地蔵峠、青崩峠などを越えて浜松に至る山道で、
昔、秋葉街道として利用されていた道です。
歩き始めてすぐ見えてきたゼロ磁場の水を売っている店。
ここでちょっとゼロ磁場のパワースポットについて勉強してから又歩き始めました。
粟沢川に沿って細い国道が続きます。
久々の真っ青い空。
この道、歩いているとあちらこちらから鳥の鳴き声が聞こえてくる、鳥の宝庫で、
お馴染みのシジュウカラ、ヤマガラ。
久しぶりに会ったゴジュウカラ。
ゴジュウカラは木の枝に止って虫などを突いて食べますが、下を向いて歩いて行ける鳥で、
他には頭を下に向けて止まる鳥はいないそうです。
エナガはとてもかわいい顔をしています。
最もくちばしが短い種類の鳥です。
一時間ほど歩くと雪の仙丈岳が見えてきました。
中沢峠を越えるとあとわずか。
分杭峠に着きました。
標高1424m。日本最大の中央構造線が縦貫するこの峠は、ゼロ磁場(氣場)と呼ばれ、
未知のエネルギーが集まっていると言われています。
暖かい時期には病を抱えた人たちが良い気を感じる為にたくさん訪れています。
まだ雪と氷に残る坂を下ると氣場に着きました。
真っすぐな谷が見える分杭峠という説明があります。
中央構造線に沿ってこの谷はできています。
分杭峠は
大鹿村と伊那市長谷の群境に位置し、
このR152号線の側に、秋葉古道という標識があり、指し示す方向に細い道が伸びています。
いずれ、ここを歩いてみたい・・と思いながら、今日は又出発点に戻る事にしました。
長谷地区の中央に美和湖があります。
美和湖から南の方向を見ると、杭を打ったように凹んだ場所があり、そこが分杭峠です。
真和湖のほとりに溝口露頭と呼ばれる中央構造線が見える崖がありました。
今まで見た○○露頭と呼ばれる場所の中では、一番はっきり年代の違う岩石の違いの分かる場所でした。