予報ではあまり天気になりそうもなかったこの日、
中央アルプス駒ヶ岳ロープーウエイを降りると小雨降る真っ白な霧の中で、
これからの山行が心配な朝７時、とりあえず、極楽峠まで歩き始めました。
極楽峠までの４０分ほどを歩いている間に、霧が上り、わずかに青空も見えてきました。
足を止めると寒い・・・・
極楽峠ヵら三の沢の分岐まで約１５分、
まだ霧は深く目指す三沢岳は霧の間に時々見えるだけでした。
３０分ほど歩いた頃、霧が晴れて三沢岳が姿を見せると、アップダウンの多い登山道がはっきり見えてきました。
駒ヶ岳をバックに、霧が生き物のように動き回り、思わず息をのむような美しい風景に出会えた山でした。
分岐点から約２時間、お花畑に出ました。
山頂まであと少し、今、お花畑では多くの高山植物が花を咲かせています。
久しぶりにゴジュウカラに逢いました。
ゴジュウカラは頭を下にして木の幹を歩ける日本では唯一の鳥。
大きさはスズメくらいですが、大きな声で啼きます。
ホシガラス
高山のハイマツの上や枯れ木の上に止まっている事が多く、見つけ易い。
カラスの仲間で、体に白いまだら模様がある。標高1500ｍくらい以上でないといないので、
日常見る事はあまりないけれど、少し高い山に行くとよく見かける。
ルリビタキ
青い色をしたかわいらしい鳥。
コゲラ
キツツキの仲間で、静かに耳を澄ますと「コツコツ」と音がするので見回すと
たいていコゲラがいる。
クルマユリ
クルマユリには美味しい蜜を求めて蜂たちがいっぱい。
コバノイチヤクソウ
ホタルブクロ
トリアシショウマ
ツリガネニンジン
ゴゼンタチバナ
ハクサンシャクナゲ
オオタカネバラ
今日は信州山の日、 八ヶ岳の編笠山(2524m)に登りました。
小淵沢インターから観音平駐車場に至るまで、早朝の八ヶ岳は真っ白な霧に覆われ、
下山まで雨に降られなければいいけど・・・と、歩き始めた登山道。
八ヶ岳特有の原生林には木の根が這い、前日の雨で濡れた森は滑り易く、
慎重に歩く事、約、３時間。
霧が切れ、頭上には青空。
真っ青な空が見れただけラッキー！！
山頂から青年小屋の方に下り始めると、
青い屋根のかわいい青年小屋の向こうには権現岳。
この風景はいつ見てもいいな。
大きな岩を乗り越え、時には滑り降り、
下山開始から約３０分。
青年小屋に到着。
昼食、休憩含めて約７時間半で再び登山口
で
車ユリやハクサンシャクナゲー
他にもいろんな
高山植物のきれいな編笠山でした。
