熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

雨飾山ー2

2015-09-29 13:18:50 | 

山頂まであと一歩。

    

登山口6時発、山頂到着は10時。コースタイム約4時間です。

山頂は南北に二つの頂がある双耳峰で、北峰には石仏が祭られていてちょっと厳かな気分になりました。

北アルプス白馬連邦が間近に見え、北の方向には日本海。

 

三角点のある南峰からは今まで歩いて来た登山道がくっきりと見え、満足な気分を味わいながら昼食にしようとしていた時、

   

山頂はたちまち霧に包まれ、小雨が降って来ました。

慌てて昼食を片付け、下山の準備です。

沢や急な岩場、滑り安い場所もあるだけに、下山は登り以上に慎重に歩かなければなりません。 

山全体があっという間に雲に覆われ、振り返ると山頂も見えなくなってしまいました。

 

若い頃、山に登りながらこんな事を考えていました。

「山はいいなぁ・・・・。一歩一歩歩けば必ず頂上が見えて来る。」

でも、年を重ねて思う事は

「一歩一歩歩いても、山頂が見えて来る前に歩けなくなってしまう事もある。」

そして、若い頃、こんな言葉に励まされていました。

「止まない雨はない。」

でも、年を重ねるという事は

「止まない雨はないけれど、雨が止まないうちに流されてしまう事も動けなくなってしまう事もある。」

という事を知らされる事でもあります。

年を取っても山に行きたいと願う事は、

判断力と持久力を持つことは勿論の事、

日々自分を鍛えていなくてはいけないという事に他なりません。

 

 

 

 

 

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雨飾山-1

2015-09-27 18:39:28 | 

山岳部OG会の年一回の定例登山の記録です。

前日長野県の最北端、小谷村の小谷温泉「山田旅館」に集合して一泊。

この山田旅館は国の登録有形文化財に指定されています。

今回、この旅館に泊まるのも目的の一つでもありました。

川中島合戦の折り、武田信玄の家臣によって発見され、450年にわたり名湯と謳われています。

 

今回は日本百名山の一つでもあり、そして長野県の最北端の山、雨飾山。

紅葉で有名な鎌池も近くにあります。

雨飾山登山口へは、山田旅館から車で約10分、

雨が降ったり止んだりのちょっと不安な出発でした。

 

沢に下ります。

この荒菅沢から雨飾山が見えるはずですが、この日は霧で見えなかったものの、心配された天気は少し回復してきた模様。

    

日帰りで楽しめるコースですが、変化に富んだ登山道は魅力的です。

荒菅沢を後にしばらく急な登りが続きます。

東側にちょっと頭を出している妙高山。眼下には今歩き始めた登山口や沢の流れが見えて来ました。

 

笹平手前から持ちの良い遊歩道のような平らが続きます。

きっと、夏はきれいな花が咲き乱れていた事でしょう。

   

新潟県糸魚川との県境にある山頂(1963m)が見えて来ました。

天候が良くなかった出発時、山頂からの展望は期待していなかったのですが、

ここまで来た頃には360度の大パノラマ。

沢あり、岩場あり、平らと急登など、飽きない登山道と、北アルプスと日本海の見える雄大な展望。

これが雨飾山の魅力なのだと知りました。

     

 「うわぁ~日本海がみえたぁ~!!」

そう叫んだ私達。

長野県から日本海が見えるという感動。

特に南信州に住んでいる者にとっては信じられない出来事です。

海と長野県がこんなに近かったなんて・・・・驚きです。

もうすぐ山頂です。

 

 

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彼岸花

2015-09-24 08:13:35 | 風景

彼岸花の季節です。

松川町生田にある嶺岳寺に彼岸花を見に行って来ました。

真っ赤な彼岸花に囲まれた石仏の風景は印象深く目に飛び込んできます。

私が彼岸花にあまり気持ちのいい印象を持っていないのは、真っ赤という色から来る印象や、

お墓の周りに植えられていた記憶があるからかもしれません。

なので「死人花(しびとばな)」「地獄花(じごくばな)」「幽霊花(ゆうれいばな)」のようなちょっと怖い呼び方をされていたり、

 その上、彼岸花にはアルカロイドという毒があるので、

「毒花(どくばな)」「痺れ花(しびればな)」などとも呼ばれてもいるらしく、

それらもあまりいい印象を受けない要因になっているのですが・・、

ふと、そんな風に彼岸花を見ている自分に気付くと、

ちょっと彼岸花がかわいそうに思えて来ました。

思い出の中の真っ赤な彼岸花は印象深く、いろんな歌や句にも歌われているのですが、

妖艶な感じを持つ花を歌っている物も多く、やっぱり自分の印象を覆すものはないのです。

でも・・・・そんな彼岸花

田んぼの畔道の彼岸花は、その毒で田んぼのモグラやネズミを防除する為に植えられ、

土葬をモグラや野ネズミなどから守るために墓地に植えられていたのです。

大切な田畑や先祖を守っていてくれたのでした。

 



 

 

 



 

 

 

 

 

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木曽駒ヶ岳ー濃ヶ池

2015-09-20 12:28:48 | 

このシルバーウィーク、天気が良く行楽日和になりそうです。

一日目、木曽駒ヶ岳に行きました。

早朝のロープーウェイに乗り、千畳敷駅に着く頃、御来光が見られました。

南アルプスの向こうに富士山がくっきり。

   

乗越浄土まで登り、振り返ってみると雲海。

  

濃ケ池方面は色とりどりの紅葉。

天狗岩を見ると中学生の時の西駒登山を思い出します。

天狗岩の見つめる木曽方面、御嶽山もくっきり見えました。

   

昨年山岳部のメンバーと歩いた中央アルプスの南側。

昨年歩いた稜線を懐かしく振り返りました。

木曽駒ヶ岳山頂から今回は濃ケ池方面へ向かいました。

この稜線は紅葉がきれいで、

風もなく暖かい午前中ーハイキング気分で歩いた稜線。

 

濃ヶ池付近は紅葉まっただ中で、

緑の中に赤や黄色の葉が混じり、久々に見た鮮やかな秋色に感動しながら、ここで昼食。

   

濃ヶ池周りにいる頃までは天気が良かったのですが、山の天気は急変。 

 

再び乗越浄土に着いた頃には霧で真っ白になりました。

いい時間に行って来ました。

山は早朝から午前中に動かないと・・・。 

 

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開田の夜

2015-09-16 18:41:02 | 風景

月のない新月の夜に晴天になる事はなかなか難しく、

しかも、1年に12回しかないのだから、

その日に星の写真を撮ろうなんて、気の長い話で・・・と言いながらも、

今年に入って5回目。

長野県はどこに行っても少し山に入れば星はきれい。

木曽町開田の夜もほんとにきれいな星。

明け方に明けの明星金星が信じられないくらいきれいな光を放ちながら、

山から姿を現した頃、

レンズはすっかり朝露で曇り、真白な写真になっていました。

 

山の天気は変わり安く、その後大空はあっと言う間に雲に覆われ、

もう一度金星を見る事はできなかったけれど、

宇宙の力ってホントに大きく、

こんなきれいな星の夜・・・怖い事なんて何もない。

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