河童橋から明神池に向かう。
雪の中のこの約4kmは結構きつく、
明神岳の尖った山頂がようやく真正面に見え、ほっと一息つきながら空を見上げると、
真っ青な空に綿菓子のような白い雲。
ほ
スノーシューを楽しむ人も、ここまで来る人は少なく、
足跡のない真っ白な雪原には木々の影が伸びて、
そこは光の芸術を映し出すスクリーン。
こんな風景に逢いたかったんだなぁ・・・。
梓川を渡る風は冷たいのに、寒さを忘れる瞬間。
ひっそりとした明神池に立ち寄り、近くの山小屋で贅沢な時間を過ごす。
夜は星が見えるだろうか?
明日は青空が見えるだろうか?
現実を忘れた至福の時間。