鷲ヶ峰(1798m)は霧ケ峰高原の西端にある山で、八島湿原から小一時間で山頂まで行けるので、
手ごろな山歩きができます。
八島湿原から20分くらい上ると稜線に出ます。
登山道が真っすぐに伸びて、その向こうには北アルプスが見えています。
標高が高いので下から吹き上げてくる風は涼しく、この景色が眼前に広がると下界の暑さを忘れさせてくれました。
山頂からは北アルプス、御岳、乗鞍、南アルプス、富士山、もちろん八ヶ岳、南アルプス、
中央アルプス、浅間山など、360度の展望が望めます。
八ヶ岳と諏訪湖
下り、眼下に見えてくるのが八島湿原。
四季の花や鳥のさえずりが楽しめます。木道で造られた遊歩道が湿原の周りに敷かれており、
大勢の人が歩いていました。
( ↑ 鷲ヶ峰の途中から八ヶ岳・車山方面を望む)
八島湿原には様々な高山植物が咲いています。
正面に見えるもっこりした山が鷲ヶ峰。
八島湿原からの遊歩道は車山方面へも続いていて、短時間でも長時間でもいろんな歩き方が楽しめます。
( ↑ 八島湿原駐車場の反対方向 丘の上から鷲ヶ峰を望む)
久しぶりの投稿です。
コロナ禍、なかなか外出しての写真撮影が難しい数年間でした。
この春は、お祭りも再開され、お花見にも大勢の人が出ていました。
マスクなしで歩けることや、会った人に挨拶できること、
海外からの観光客に笑顔で「こんにちはー」と言える事って、それだけで嬉しく感じます。
今年の桜は早く、標高差の大きい南信州は、例年標高の低い所から順に桜がが咲いていくのですが、
今年は3月末にはどこもかしこも一気に桜色になりました。
雪の残る中央アルプスの麓の駒ケ根は水仙も今満開です。
雪の中央アルプスをバックに撮る桜は写真家のお気に入りです。
豊丘村の笹見平の桜。
中川村大草城址公園。
全国的に有名な阿智村 駒繫ぎの桜。
これは名前はないのですが、長谷村の民家に咲く桜。
中川村の民家の桜。
そしてこの桜は父の実家の跡地に咲く桜。
父が還暦の日植えた桜で、
父はこの4月19日で98歳になるので、樹齢約40年になります。
父も、今年も桜を見に来れて幸せだったと思っている事でしょう。
人が近くにいても写真が撮れる時代に戻って来て良かったなぁ・・・とつくづく思います。