130308.fri.
岡井隆さん、「現代短歌」最後の講義。
本日は、新潟は十日町にある織の老舗、七代目吉澤与市の紬。
蘇芳
~浅蘇芳のくすんだ赤のグラデーションの縞の地に
ターコイズブルーと濃蘇芳の細かい竜巻絞り。
帯は茜色と浅葱の博多帯。
実はこれ、20代半ばで買ったもの。
長く使えるものですねえ。
長襦袢は黒の蛍ぼかしに
先月つけた半襟のまま。臙脂系の格子の刺繍。
帯揚は海老色~蘇芳~浅葱のグラデーション。
帯締は浅葱~薄桃のグラデーション。
これも25年ほど前に自分で組んだもの。
好きな色って変わらないものですね。
蛍ぼかしとは、輪郭の曖昧な水玉の染物。
水玉の真ん中に小さな穴が開いているのは、
そこに糸を入れて色が入らないように絞った証拠。
こんなに小さな円を残すのは、相当な技術が要るのだと、
かつて、これを染めたという染職人さんに聞きました。
「こんなん仕事、ようやれんわ」と言って笑ってらした。(笑)
さて、「現代短歌」。
丸6年通った講座も今日で終わるとなると
なんだか気が抜けたような・・・。
講座自体は27年続いたというから、
私なんて最後のほんの少しの期間の生徒だったのですね。
本日のテーマは「岡井隆、自作を語る」。
若い歌人や評論家が選んだ自作の解説をしながら、言われたことは、
短歌で一番大切なのは、五七五七七のリズム、調べである。
持続すること。
優れたといわれる歌に目をつぶらないこと。
なぜ歌を詠むのか?
古代ギリシャの哲学者アリストテレスの言うことには
「人間は再現するために模写をする」再現欲がある。
感動したり面白かったりしたことを、絵や言葉で書き写す。
見ることはすなわち写生すること。
我々が歌を詠むということは必然なのですね。
短歌というものがどういうものかを勉強しようと、
初めて飛び込んだ講座でした。
初心者OKというチラシの文言を甘くみていて、
見抜かれたようにガツンと言われたこともあったし、
自分の無知ぶりに愕然としたことも多々。
月2回からこの2年は月1回に変わったが、生活のリズムの中に
しっかり組み込まれてしまったこの時間帯を
来月からどうしましょうか。
岡井隆さん、「現代短歌」最後の講義。
本日は、新潟は十日町にある織の老舗、七代目吉澤与市の紬。
蘇芳
~浅蘇芳のくすんだ赤のグラデーションの縞の地に
ターコイズブルーと濃蘇芳の細かい竜巻絞り。
帯は茜色と浅葱の博多帯。
実はこれ、20代半ばで買ったもの。
長く使えるものですねえ。
長襦袢は黒の蛍ぼかしに
先月つけた半襟のまま。臙脂系の格子の刺繍。
帯揚は海老色~蘇芳~浅葱のグラデーション。
帯締は浅葱~薄桃のグラデーション。
これも25年ほど前に自分で組んだもの。
好きな色って変わらないものですね。
蛍ぼかしとは、輪郭の曖昧な水玉の染物。
水玉の真ん中に小さな穴が開いているのは、
そこに糸を入れて色が入らないように絞った証拠。
こんなに小さな円を残すのは、相当な技術が要るのだと、
かつて、これを染めたという染職人さんに聞きました。
「こんなん仕事、ようやれんわ」と言って笑ってらした。(笑)
さて、「現代短歌」。
丸6年通った講座も今日で終わるとなると
なんだか気が抜けたような・・・。
講座自体は27年続いたというから、
私なんて最後のほんの少しの期間の生徒だったのですね。
本日のテーマは「岡井隆、自作を語る」。
若い歌人や評論家が選んだ自作の解説をしながら、言われたことは、
短歌で一番大切なのは、五七五七七のリズム、調べである。
持続すること。
優れたといわれる歌に目をつぶらないこと。
なぜ歌を詠むのか?
古代ギリシャの哲学者アリストテレスの言うことには
「人間は再現するために模写をする」再現欲がある。
感動したり面白かったりしたことを、絵や言葉で書き写す。
見ることはすなわち写生すること。
我々が歌を詠むということは必然なのですね。
短歌というものがどういうものかを勉強しようと、
初めて飛び込んだ講座でした。
初心者OKというチラシの文言を甘くみていて、
見抜かれたようにガツンと言われたこともあったし、
自分の無知ぶりに愕然としたことも多々。
月2回からこの2年は月1回に変わったが、生活のリズムの中に
しっかり組み込まれてしまったこの時間帯を
来月からどうしましょうか。
着物のお出かけが連チャンになると、ご近所が驚くのでは・・・。
「もしかしたら、着物の問屋さんですかって!?」(*^_^*)
ちょうど羽織をつけて出かけるのにいい季節になりました。
着物のおしゃれのしがいがある季節です~
せっせと着て、もとをとらなくっちゃ(とほほ)