体調が良かったら、上野の東京都美術館で開催されているウフィッツィ美術館展を見に行こうと思っていたのですが、抗生物質が在庫切れで届かなく、症状悪化が怖いので出かけられません。日曜日にはバレーボールプレミアリーグの開幕戦に行くので、その前に無理は禁物です。展覧会は来週の火曜日くらいの予定。
日立リヴァーレに栗原選手ほかベテランが移籍してきたので、日立の古いアンプHMA-9500Ⅱをオーバーホールしています。ベテランのサビ落としですね。
前回にも書きましたが、このアンプはプロの修理屋で修理された形跡があり、僕はいい加減な修理だと酷評しました。とても、9万円から10万円で請け負って修理しているとは思えない酷さ。今回もミスが見つかりました。Rチャンネル基板の裏側に取り付けられているダイオード、画像でチューブが被さっている左側の方です。
ダブルミスのパーツ(左側チューブの中)
このパーツは、1SS81というダイオードと、7Vの定電圧(ツェナー)ダイオードが反対向きにハンダ付けされている特殊なものです。チューブを外してみたら、7Vツェナーではなく9Vツェナーになっていて、しかも取り付け方向が逆でした。これが、再度の故障した原因だと思います。パターンの先の基板に焦げた跡が。
このようなパーツの極性間違えはベテランでも起きるし、僕もうっかりミスの経験があります。でも高い金をもらうプロがやってはいけません。また、このようなミスがあった回路は、別のパーツも壊れている可能性があります。実際、バイアス可変式の擬似A級回路の肝である、TM1001というパーツも修理の痕があります。
僕は以前に、このパーツを大きなトランジスタと抵抗で組んだことがあります→こちら。それで、今回は左右とも交換するつもりで、小さな基板製作から始めることにしました。使用するトランジスタもディスコンなので、使えそうなトランジスタを求めて広島のパーツ屋にまでアクセス。トランジスタはまだ届いていませんが、基板の制作は完了しました。
足の間隔が2.54mmと狭い
基板作りはネットで幾らでも見つかりますが、僕はIllustratorで回路を描き、バブルジェットプリンタ用の透明フィルムにプリントして、感光基板に貼り付けてみました。このフィルムは接着剤が塗布されているので、面倒な空気抜きの必要がありません。使用した紫外線蛍光灯(ケミカルランプ)は電球式蛍光灯のものです。クリップ式の照明器具に入れ、台所での露光時間は20分程度。
初めての感光とエッチングでしたが、どうやら上手く出来たようです。今回は時間がなかったので無駄なパターン配置でしたが、次回は大きなパターンにも挑戦してみたいと思います。ただ、エッチングの廃液を無害化する処理が面倒です。
その他、定電圧回路の100V/470μFは、ニッケミのKMH 100V/560μF 105℃に交換。これは良さそうと追加を考えたら、購入先も在庫なしになっていました。これに替わるのは、秋葉原の三栄電波で扱っている160V 470μFや1000μFくらいしかありません。
茶色いのがニッケミ KMH 100V/560μF 105℃
奥に転がっている金色と黒いのが取り外し品
黒い方は高級なラムダで金色はファインゴールド
リレーは純正ではなく松下製に交換
穴を広げる必要あり
ということで、この修理は次回にも続きます。なお、大阪試聴会を企画中です。来年1月のプレミアリーグ大阪大会の会場が難波なので、南海電車利用の地元読者と難波で打ち合わせする予定です。岡山や広島の読者も参加しやすくなると思います。
|゜Д゜)))コソーリ!!!!
祝!! 日立リヴァーレ 佐藤あり紗のここが凄い! 15000回再生
エフライム工房 平御幸
日立リヴァーレに栗原選手ほかベテランが移籍してきたので、日立の古いアンプHMA-9500Ⅱをオーバーホールしています。ベテランのサビ落としですね。
前回にも書きましたが、このアンプはプロの修理屋で修理された形跡があり、僕はいい加減な修理だと酷評しました。とても、9万円から10万円で請け負って修理しているとは思えない酷さ。今回もミスが見つかりました。Rチャンネル基板の裏側に取り付けられているダイオード、画像でチューブが被さっている左側の方です。
ダブルミスのパーツ(左側チューブの中)
このパーツは、1SS81というダイオードと、7Vの定電圧(ツェナー)ダイオードが反対向きにハンダ付けされている特殊なものです。チューブを外してみたら、7Vツェナーではなく9Vツェナーになっていて、しかも取り付け方向が逆でした。これが、再度の故障した原因だと思います。パターンの先の基板に焦げた跡が。
このようなパーツの極性間違えはベテランでも起きるし、僕もうっかりミスの経験があります。でも高い金をもらうプロがやってはいけません。また、このようなミスがあった回路は、別のパーツも壊れている可能性があります。実際、バイアス可変式の擬似A級回路の肝である、TM1001というパーツも修理の痕があります。
僕は以前に、このパーツを大きなトランジスタと抵抗で組んだことがあります→こちら。それで、今回は左右とも交換するつもりで、小さな基板製作から始めることにしました。使用するトランジスタもディスコンなので、使えそうなトランジスタを求めて広島のパーツ屋にまでアクセス。トランジスタはまだ届いていませんが、基板の制作は完了しました。
足の間隔が2.54mmと狭い
基板作りはネットで幾らでも見つかりますが、僕はIllustratorで回路を描き、バブルジェットプリンタ用の透明フィルムにプリントして、感光基板に貼り付けてみました。このフィルムは接着剤が塗布されているので、面倒な空気抜きの必要がありません。使用した紫外線蛍光灯(ケミカルランプ)は電球式蛍光灯のものです。クリップ式の照明器具に入れ、台所での露光時間は20分程度。
初めての感光とエッチングでしたが、どうやら上手く出来たようです。今回は時間がなかったので無駄なパターン配置でしたが、次回は大きなパターンにも挑戦してみたいと思います。ただ、エッチングの廃液を無害化する処理が面倒です。
その他、定電圧回路の100V/470μFは、ニッケミのKMH 100V/560μF 105℃に交換。これは良さそうと追加を考えたら、購入先も在庫なしになっていました。これに替わるのは、秋葉原の三栄電波で扱っている160V 470μFや1000μFくらいしかありません。
茶色いのがニッケミ KMH 100V/560μF 105℃
奥に転がっている金色と黒いのが取り外し品
黒い方は高級なラムダで金色はファインゴールド
リレーは純正ではなく松下製に交換
穴を広げる必要あり
ということで、この修理は次回にも続きます。なお、大阪試聴会を企画中です。来年1月のプレミアリーグ大阪大会の会場が難波なので、南海電車利用の地元読者と難波で打ち合わせする予定です。岡山や広島の読者も参加しやすくなると思います。
|゜Д゜)))コソーリ!!!!
祝!! 日立リヴァーレ 佐藤あり紗のここが凄い! 15000回再生
エフライム工房 平御幸
アンプの修理と基板製作お疲れ様です。
以前先生が製作されたプリント基板も絵のようで印象的でしたが、今回の図面も印象的で、前回同様十字架が見えてきます。
http://blog.goo.ne.jp/efraym/e/3d526ca45ada3085742227f140614a9b
自分の利益のことしか考えていないようなプロの修理屋というのも酷い話だと思いました。
佐藤あり紗さんの動画再生15000回超え、おめでとうございます!
サビが落ちたベテランの活躍にも期待したいです。
僕はプロの修理屋さんにはなれませんね。やはりアンプ修理は趣味でやらないと精神的に長続きしないと思います。
作ったプリント基板はカットして穴を開けて、7本の足を着けました。足をつけるのが一番難しい作業。最後の足のパターンが剥離したので、金箔ユニットを作った時の漆の接着剤で接着中です orz
7本足なので、イスラエルの燭台メノラー(七支樹)と同じになりました。やはり生命の樹のミニ版ですね。
ウフィッツィ美術館展に行ってきました。
横顔が佐藤あり紗さんかとドキっとして目に留まった絵がありました。
解説読むとガブリエルでした。。
15000回再生おめでとうございます。
アンプの修理、ご苦労様です。
栗原選手、日立で活躍してほしいです!!
もうすぐプレミアリーグ開幕ですね。
先生に以前教えて頂いた日程表です↓
http://www.vleague.or.jp/files/user/topics/%E3%80%90%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%80%912014-15PL%E6%97%A5%E7%A8%8B%E3%80%902014.7.18%E3%80%91.pdf
佐藤選手の活躍にも期待しています。
基盤作りを少し調べてみました。この複雑な形にどうやって切るのかと思いましたが、エッチング液で無駄な銅の部分を溶かすのですね。
パターン作りも大変そうです。ヒエログリフと同じくらいでしょうか。
どの作業も根気と手間がかかり、趣味で出来るのは凄いです・・・。
よく読まずに失礼いたしましたm(__)m
ガブリエル顔があるとは。是非とも行かねば。
再生数はいつの間にか増えるものですお。
スイカさん今晩は。
パオリーニ選手も残留が決まってメンバーが固まりました。バックアタッカーが少なくなったので佐々木選手ほか若手に期待です。
佐藤あり紗さんはシーズン後半に足が疲労しないかですね。今シーズンは試合数が少ないので1試合のウエイトが大きくなります。
hinoko2さん今晩は。
エッチングは版画が有名ですが、基板作りのエッチングもなかなか面白い作業です。プロの基板屋さんの大変さも少し分かりました。
次回作るときは、自分の名前もパターンとして残すことも考えています。アンプのフロントパネルに貼る文字も作れそうです。
感光用のブラックライトがあるのだから、シルクスクリーンの版も作りたくなりました。
佐藤あり紗さんの動画、15000再生おめでとうございます!
基盤作りまで、凄いです。。。
十字架と燭台が隠れているとの事ですが、私は仕事柄メガネに見えてしまいます( ´∀`;)
10万もとって、ずさんな仕事をするなんて、許せません。
そう言えば、富士フイルムのエボラ特効薬が承認されそうですが、う~ん・・・本当に効くのでしょうか。。。
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%82%A2%E3%83%93%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%80%81%E5%B9%B4%E6%98%8E%E3%81%91%E3%81%AB%E3%82%82%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E7%86%B1%E6%B2%BB%E7%99%82%E8%96%AC%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%89%BF%E8%AA%8D%EF%BC%9D%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E3%83%95%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A0/ar-AA7zoES?ocid=UP21DHP
メガネ orz
そういえば2個くっついたのはメガネに見えるかも。
十字架の隠喩である「干」が中央上にあるので「棹」が連想されます。分解すると、木の上の太陽神の十字架ですね。
アビガンは特効薬というより、他の薬との併用がいいみたいですね。
エッチングについては知識がなかったのですが、
金属の表面の溶かしたくない部分をマスキングして、
残りの部分を酸やアルカリで溶かすということですね。
普通は、塩化第二鉄溶液を使うようですが、クエン酸や
お酢でもできるみたいです。
クエン酸を使った方法がこちらで紹介されています。
http://www.youtube.com/watch?v=UJrIaNSOlVw
きれいに仕上がるのならば、利点があるかも知れないと思いました。
今後試してみたいと思います。