平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

金と銅

2016-08-22 20:37:38 | Weblog
リオ五輪が終わりました。安倍総理がマリオになって登場する日本のプレゼンテーション。閉会式に出た選手の皆さんには忘れられない雨の閉会式になったのではと思います。

佐藤あり紗さんは、入場時に二度と座る前に一度、退場時に一度と都合三度も映ったみたいです。あとは無事に帰国してください。国体予選会場でお目にかかれますように m(_ _)m

ところで、福原愛ちゃんが金と銅は同じと言って中国メディアに賞賛されたとか。日本人なら誰でも知っている言葉ですが、もう少し踏み込んで欲しいところ。まだ甘い (;^ω^)

銅メダルは考えようによっては銀メダルより価値があります。それは、相手を倒すゲームの場合、最後に勝たないと手に入れられないこと。多くの場合、銀メダルは決勝戦で負けて貰うもので、達成感としては尻切れトンボ的な感じがあります。銅メダルは崖っぷちに立っての後がない状況で勝たなくてはならない。最後に勝つから達成感もある。

金と銅が同じというのは価値観で決まるもので、導電性などの電気的特性は銅の方が上です。もっと上は銀。ただ、銀も銅も錆びるのが欠点ですが、それぞれ燻し銀や緑青などの高価な顔料になります。

金ピカに光る真鍮(しんちゅう)は歴史が浅く、日本では平安時代に製法が確立されたとか。銅と亜鉛の合金が真鍮で五円玉が真鍮。銅と錫の合金は青銅で歴史は古く、こちらは10円玉に使われています。青銅は砲金とも言い、オーディオ的には砲金は高級品です。

なお、聖書に出てくる真鍮は誤訳であるとされていますが、オリハルコンが天然の真鍮だった可能性はあります。ソロモンの指輪は鉄と真鍮で出来ており、ソロモンが悪魔を使役するときは鉄の部分を使ったという話もあるようです。
コメント (12)
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