平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

右からの芸

2010-06-18 21:29:35 | Weblog
 ワールドカップを時々見て気が付いたのですが、今開催は右からの芸が少ないようです。右からの芸で得点が入ったものとして、日本の1点が印象的です。

 優勝候補と言われたスペインがスイスに負けた試合では、右からの再三のチャンスで、一人で持ち込んで自滅するパターンが目立ちました。後ろからの押し上げがないので、無理して突破するか、不正確なボールをゴール前に上げるしかなくなるのです。明らかに戦術の失敗であり、また選手起用のミスです。

 このスペインのIQの低い試合ほどではありませんが、どのチームも右からの芸が無く、大半は左からか中央突破で点を上げています。スーパースターと呼ばれる選手にレフティが多いのかもしれませんが、僕はサッカーのレベルが世界的に低下していると感じています。その典型が、新しいボールに対する適応力のなさです。

 今大会で使用するボールは、高地という条件と相まって、蹴ったイメージよりもよく伸びます。また落ちにくいので、バーの上を越えるミスが目立つ事になります。こういうボールの場合、キーパーの前でワンバウンドするシュートが効果的なはずですが、イングランドのキーパーがミスしたシュート以外は余り見かけません。相変わらずゴールポストの上を狙うシュートばかりです。

 サッカーでインスピレーションのあるプレーと表現されるものは、実は同じように試合を読んでいる者同士による、瞬間的な最善手の共有にすぎないのです。ポストにパスを出したら、ヒールで流すのが相手を崩す最善手だと二人が判断すれば、そこで芸術的なパスが繋がるのです。一人で自己満足のプレーをしても、相手にボールが渡るだけです。そういう、インスピレーションのない、独りよがりのプレーが目立つと感じます。

 欧州のチームは、欧州の経済事情と同じで、破綻寸前の放漫プレーばかりではないのか?唯一、経済的に安定しているドイツだけは、唯一まともなサッカーをしているのではないか?このように、経済に無理矢理こじつけてみると、労組や公務員が経済破綻の一因になっている国は、自然に左からの芸ばかりになるような気がします。左翼が強くなると、プレーも左ばかり頼るようになるのでしょうか。

 日本は、創価学会の中村俊輔が怪我をして出られませんが、これが良い結果を生んだと言えます。と書いていたら、ドイツのクローゼが退場して独逸ピンチ。独逸の底力で挽回できるか?メッシが不気味にも冷静にコントロールしている、アルゼンチンが序盤では抜けて見えますが、ワールドカップは調子が上がったチームが優勝しますから、まだ分かりませんね。

 なお、ヤクルトがカリフォルニアに工場を建設するというニュースがありました。スワローズの霊的なオーナーとしては、何かとカリフォルニアを書いてきて良かったと思います。メタボデブのアメリカは、巨大な冷蔵庫に食品を溜め込む習慣を改めなくては、肥満問題は解決しないと思いますけど。

      エフライム工房 平御幸
コメント (3)
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