平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

藤原氏の家紋、下がり藤の真相

2009-01-16 00:49:16 | 古代史と聖書
 日本人の代表的な四姓は、源平藤橘(げんぺいとうきつ)の源氏・平氏・藤原氏・橘氏ですが、特に藤原氏は分家(分派)が多く、様々な姓に分かれています。しかし、家紋としては圧倒的に下がり藤が多く、伊勢神宮とイエスの十字架や契約の箱との関係を書いた飛鳥昭雄氏なども下がり藤を公言しています。しかし、なぜに下がり藤のデザインなのかは知らないようです。

 ←下がり藤 上がり藤→

 以前に、天皇家の祭司集団である八咫烏(やたがらす)について書いたことがあるのですが、カラスは鳥から一本足らない烏の文字で、部族(イスラエル12部族)という意味のトリブから、闇に消えた第13部族の祭司レビ族を指しているのです。鳥ではなくなったので烏なのです。

 では、祭司レビがいつから烏にたとえられるようになったのかというと、実は旧約聖書の『列王記・上』第17章3~6に、大預言者エリヤが神から使わされたカラスによって養われたとする記述があるのです。このカラスが八咫烏のような生身の人間だったのか、それとも本当のカラスだったのかは分かりませんが、常識的に考えると祭司のたとえだと思います。紀元前800年代の中頃に、エリヤが祭司集団に保護されたという逸話なのです。

 さて、藤原氏の家紋である下がり藤の正体ですが、これも聖書に関係しています。藤原氏は中臣という祭司から出ていますから、基本的に奥義に通じています。鎌足の時に天智天皇から藤原姓を賜ったのですが、元々は鹿島神宮系の祭司です。しかし、中臣という意味は、「中」の一字で表される上ナイルの神官です。エジプト語の「大地を貫く」という意味のヌ・アカが縮まってナカなのです。これが中という字の語源です。ということは、中臣氏は上ナイルで象徴されたマナセ(ヨセフの長男、エフライムの兄)族ということになります。ナイルのオブ神官がルーツだったのです。ちなみにオブとはエジプト語で水のことで、京都弁のオブと一緒です。

 このように、中臣氏は北イスラエル系のマナセ族に付帯したオブ神官だったのですが、鹿島神宮は北イスラエル系だっので、祭司レビ族と混血したのです。これが藤原姓を賜ったということは、契約の箱を担いだレビ族に正式に加えられた象徴なのです。それで、契約の箱の上に置かれた二体のケルビム(向かい合っている翼のある天使)から、ケルビムが前方で先端をくっつけた左右の翼を家紋にした訳です。そう、下がり藤とは、ケルビムの差し出す翼がデザインされた物だったのです。

 映画『失われたアーク』より

 このような事実から、藤原だから藤の紋なのではなく、ケルビムの翼に似ているから下がり藤の紋で、そこから藤原姓に至ったという、いわゆる常識の逆が見えてくるのです。カッバーラの極意は隠すことであり、誰の目にも触れていながら本質が理解されないという、まさにカッバーラの王道を行く家紋と姓の関係だったのです。謎解きをしたのに言うのも何ですが、真に畏れ入りました。

 下がり藤の付け根は、十字に三葉のデザイン。これは、原始キリスト教の天の三神を表しているのです。ですから、短期間で捨てられた藤原京は、実は原始キリスト教を掲げる都だったことになります。しかし、唐の則天武后が景教(けいきょう~キリスト教)弾圧に走り仏教を保護します。ここから、日本はキリスト教を隠すことになり、仏教と神道に奥義を分散させた、国を挙げての隠れキリシタンとなります。八咫烏にしてみれば、後のイエズス会キリシタンの方が異端なのですから、国体を滅ぼすキリシタンの弾圧は是でしかなかったのです。これが、昭和天皇の時代に、美智子妃殿下がカソリックの話をして怒られた事につながります。現皇太子妃と創価学会など、ソロモンの昔から王妃が異教を呼び込む構図は変わりませんね。

 ケルビムは二体が雌雄をなし、同じく雌雄を意味する鳳凰として、日本の神輿に象徴的に配された、というのが飛鳥説です。ということは、藤の紋にも雌雄が必要だということになります。実際、雄の下がり藤、対して雌の上がり藤、という関係になっています。従って、今は表に出ない上がり藤の人が注目されるようになったら、時代は新しい節目を迎える事になるのです。そこのあなたかも知れませんよ。

 なお、古代史はしばらく部分公開ですから、世界を震撼させる奥義に触れたい方は古代史のサイトからメールを下さい。今は格安でCD配布していますが、そのうち内容に相応しい値段に上げる予定です。

 参考 家紋の湊

     エフライム工房 平御幸
コメント (4)
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