マスコミや、自民党、公明党、みんなの党、・・・、とりわけ自民党。コメンテーター。菅さんをコケにしてきた多くの連中がいる。
一国の総理大臣を、犯罪者のように扱い、軽視し、嘲り、意地悪く遇してきた。
それでも菅さんは、一生懸命やっている。とんでもない扱いを受けながら・・・
「被災者」のプライバシー保護のための、ダンボールの壁に、にじり寄る。そして、声をかけている。一通り済んだとして、そこを出ようとしたら、「もう帰るんですか!もう帰るんですか!」と大声で呼び止められた。
どうやら、一人ひとりに、声をかけていたらしい。その中で、声かけをしないで、通りすぎたとみて、その被災者が、怒りの声をあげたものである。
菅さんは、本当に、謝っていた。「そんなつもりは、なかったのです。ごめんなさい。」はっきりと謝罪していた。
こんな権力者は、見たことがない。だから、国民をバカにし、弱者をクイモノにしてきた支配層は、彼が、恐いのである。本当に、国民のためにという菅さんの姿勢が、ここに、はっきりと示されていた。
避難所の人々は、菅さんが来るのを、多分は知らされていただろう。報道が来るし、SPもついてくる。相当な人数になるから、事前に通知はされていると思う。
しかるに、ダンボールの影から、出てこない人もいた。そこへも、声をかけていた。小生は、保険の仕事で、飛び込みもかなりしたが、それを思い出した。相手は、お客様である。こちらは、あくまで、お願いをする立場である。手数料が、生きる糧になるのである。なんとしても、声をかけなければ、仕事は始まらない。それを、知人は、「コジキ」と一緒だなと言った。だから、保険の仕事だけは、イヤなんだ、と思う人はいる。
菅さんは、その姿勢を取っているのである。その、帰りがけの話である。避難所のリーダーの考え、被災者の思い、それらが、菅さんを、そのように遇した。保険のセールスのような扱いである。意図的な段取りがあったのかどうかはともかく、事実、みんなが、菅さんを、迎えようとしていたわけではなかったのだろう。
権力者は、場合によっては、殺される。恨みをかえば、さまざまな人がいるのだから、正しかろうが、間違っていようがそれは、関係ない。したがって、こういう扱いをされることもあるだろう。
それでも、リスペクトをされないで、侮りをうけなければならないのは、一国の総理大臣に対しては、ひどい話である。恐怖政治をすれば、間違いなく、みんな一時は、ひれ伏すだろう。そうしなければ、殺されるのだから。国民を大事にしようとすれば、それは、「侮り」の対象になる。組しやすしなのである。
人は、いい人には、リスペクトで応えるのが、筋であるけれども、往々にして、そうはならない。イラ菅といわれ、アキ菅といわれる人が、真実の誠を持っていることが示されたのである。今、我々は、実にすばらしいリーダーを得ていることを誇りに思いたい。
そして、このリーダーを守りきれるかどうかは、国民にかかっている。騙し、ゴマカシ、デマ、ささいなことでも攻撃材料にならないか、鵜の目鷹の目で、探しまくっている連中がいるのである。こういう連中の思う壺に、国民がはまるかどうかである。そして、今、残念ながら、かなり多くの国民が、ハマッテいるようなのである。それは、それで、国民の実態なのである。