地球上の有力国が集まって、話し合う。やはり、なかなかの行事であるなあという感想が素直なところである。報道陣、記者らも多く来ていて、国際交流が活発にされていた。
結局、何かドラマチックなことが決まった、ということではないが、それでも、各首脳の姿が一堂に会して話し合うということは、意味があると思う。いいものだ。
一応、にこやかに挨拶をかわし、個人的に、みるからに悪人というような人物はいないようにみえる。表面上はそうであっても、実際の人物はどうなのかそれはわからないけれども。
だが、トランプ氏のばあい、イランが無人飛行機を撃墜したことで、攻撃を決定し、その10分前に中止したという。その感覚は、常人ではない。恐ろしい人物のようにみえる。
国を背負った場合、戦争もやむを得ないと考えている人びとだとすれば、あの笑顔はなんだろうか。恐るべきことである。会議の内容は、冒頭だけで、公開されないが、実際にどのように議論しているのか知りたいとおもった。人物の人となりがわかるのではないか。
特別な人達だということで、大阪の日常生活は、完全に止まった感じがあった。小生の場合も、完全に動きをとめた。
やはり非日常だったのだといえる。それでも首脳の夫人たちが、観光している姿をみれば、なごやかで、楽しそうで、なんで戦争なんか起こるのかと、思う。
大阪でのこんな大きな会議は初めてで、記者たちのために、たこ焼きなどがふるまわれたり、大阪らしいおもてなしがあったようだが、こういう会議とは別の、庶民の暮らしぶりが、世界に知られるということは、よかったと思う。ナイスアイデアだ。
韓国の大統領との話し合いは、結局なかったが、経緯からみて、日本としてはそうせざるを得なかったと思う。韓国は、あまりに非常識であり、明白な事実も認めようとしない頑迷な姿勢は、どうしても、受け入れられない。それは、非難されて当然のことだと思う。反省がないところが致命的である。
なんでそうなったのか、経緯の報道がキチンとなされて、真実が知らされなければならない。隠ぺいだとか、事実を否定するとかは、見ておれないぐらいの低レベルである。
日本のばあいも、最近は、忖度がはびこったり、平気でうそをつくような傾向がでてきている。ゆゆしきことである。正しいことは正しいと指導者がちゃんとしないと、世界はへんな方向へと向かうことになる。
さすが、外交の安部首相だ。議長ぶりは堂々としていて、いい人にみえていた。それが危ないのだが、安保廃棄が日程に上がってきたりすれば、憲法改悪が現実のものになりかねない。だんだん世の中変な方向へ向かわないように監視しなければならない。