空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

老年期を生きる

2023年01月04日 17時20分20秒 | 思考試行

後期高齢者となって、また新年を迎えた。年々歳々さまざまな条件が加わって、人生劇場は急激に、また緩やかに変化しながら、紡がれていく。

昨年は健康上の問題で、大きな変化に見舞われた。今年もその変化を受け継ぎ、主に健康上での変化が見込まれる。

恐らくは、また大手術が待っているし、その検査が新年早々に始まる。この結果によって、手術が本決まりとなる。個人にとっては大事件であるが、世間ではよくある話であって、世の中は何事もないかのように動いていくだろう。

個人的には、どのような変化があろうとも、受け入れざるを得ず、できれば淡々としていたいと思っている。と言いつつ、実際は結構バタついているともいえる。その一つは、食事のことである。

エセルスティン博士の「血管をよみがえらせる食事」という本に出会って、食事内容を大幅に変えた。糖質制限の食事を長年続けてきたのだったが、それと真逆の、食事となった。すなわち肉、魚、卵、油類をさけるというのだから、信じられない変化である。

動機は心臓の冠状動脈の具合が、少し悪くなっているという、医師の一言であった。この一言に動かされ、上記の本を真剣に読んだ。この本の食事を続けていれば、血管がよみがえるというのだから、やってみようとなった。

クリントン元大統領も、この食事で、心臓病から脱したとある。今まで、糖質制限では油の制限はなし、肉類は食べ放題だし、それをすべてやめるのだから、大変化である。

だが、やってみて、さほどの困難はなかった、と言えるのは、妻のおかげである。もともと糖質制限は、妻には疑念があって、この食事の方向は妻のイメージとあっていたようである。

この食事を続けて、はや4カ月になる。血液検査の結果には、効果が現れて、長年関わってきた心筋梗塞発症以来の病院の医者には、次回予約は何の検査もいれない6か月後の予約となった。

心臓関係は一段落で、よかったのだが、一昨年となるが膀胱上皮内癌がわかり、これが新しく健康上の課題となって残っている。去年、一昨年とBCG注入の治療を受けた。一週ごとに8回をワンクールとして、計ツークール16回の注入治療を受けたのだ。

この治療で8割の人が治癒するというのだが、小生は後の2割に該当しそうで、(7回目の注入の結果は陽性となっているらしい。)8回目の注入の、その検査結果が今年正月早々にわかることになる。結果が陽性であれば、治療効果なしとなり、膀胱などの摘出手術をすることになるそうだ。

今年がどんな年となるのか。味わいつつ、心静かに過ごしていきたいと思う。