今まで、住んでいたところを仕事場にして、泊まる場所を変えたことで、さまざま発見がある。猫の扱いから、この際仕入れた冷蔵庫のこと、リフォームの結果、トイレや洗面台、そして風呂など、多くの事柄があって、それぞれに手順があり、新しいことにふれることとなる。
説明書をみるも、もう一つ要領を得ず、根気の問題もでてくる。試行錯誤の連続。全体として、進歩しているということが実感できる。工夫を重ねてきているのだ。品物がそうであれば、他の部分、たとえば、政治もそうであってほしいものだが、それはどうであろうか。
世界平和を願うならば、日本の憲法は、理想的であり、これ以上の憲法はありえない。戦前の日本が、明治以来の外圧に抗して、積み上げてきた成果が奪われるとして、戦争に突っ込んだのであるが、完膚なきまでの敗戦を経験。そこからの驚異の復元力は、他国の戦争などにも助けられ、漁夫の利を得たこともあったが、基本は、始めて経験する民主主義のなかで、国民が活発に動いたことが大きいのではないだろうか。
安倍政権は、どうしても、昔の日本に戻したいらしいが、自ら、お友達のために姑息な手段を弄したり、やることが、小さい。だが、共謀法で、警察は、目の色がかわってきている。動きが活発であり、戦前の治安維持法前夜という雰囲気がある。
小選挙区制という民意の反映しない制度を導入し、権力を握るや、この始末である。国民一人ひとりが賢くならなければ、どうしようもないが、罠がいっぱいで、これに対抗するのは、よほどの知恵と策がいる。