空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

あるべきように

2018年11月30日 20時27分11秒 | 思考試行

最後は、こうあるべきではないか、という方向にいくべきだろう。よく考えて、それよりも、これがいいとか、改善すべきと思ったところは、改善していくべきだろう。

まちがってはいるが、古くからの前例であるからとか、いままでこうしてきたのだからということではなく、やり方を変えたほうがいいと、はっきりしたならば、そうすべきだろう。

そのようにして、世の中少しずつ良くなっていくのではないだろうか。そのいみで、何がしかの発言をすることは、勇気のいることであり、それを無視したり、スルーするようでは、感受性が衰えているといわざるを得ない。

新しい動きがあれば、それに素早く対処して、あるべき方向を明確にしなければならない。そこから、大きな改善が始まる。いきなり、大きな改善が始まるのではなく、少しの改善から、大きな改善のきっかけが発生するのである。

秋篠宮の発言はその意味で、極めて重要である。皇室が、象徴天皇のもと、どういう役割を果たしていくのか、そこから物事は始まる。


まぎれもなく我らは宇宙人である

2018年11月28日 18時22分20秒 | 思考試行

宇宙人がいるかいないか、などと話されることがある。おそらくいるだろうが、出会うことは考えられない、などともいう。自分らのことは、別にして言っているが、まぎれもなく、我らは宇宙人である。宇宙人はいるのである。

稀有の存在である。少なくとも、人類の視野には、同様な種の生物は、地球外では、発見できていないけれども、われら生命体は、なかなか見つけ難い生物であり、地球上の生物は、どれもこれも珍しいものばかりである。

かなりのことを、人類は発見し、ものごとを解明してきた。人類は、個々については、だれもその全貌を知ることはできないけれども、集団として、他者の成果のもとに、とんでもないレベルの暮らしぶりを謳歌している。

知らない部分を、かかえながら、誰かが発明し、モノにした成果を享受しながら、生きているわけである。ただ、いいことばかりでなく、お互いの存在さえ脅かすような、恐るべき困った人もいる。

誰もが、そういう存在になりうる可能性を持ちながら、なんとか暮らしている。人類はもう少し、賢くならなければならないし、人同士が、他者をくいものにして、憚らないような事態を、もうそろそろ、卒業すべきである。へんな指導者、権力者は、その進歩のための反面教師なのだろう。決定的な失敗をやらせないように、気を付けなければならない。宇宙人の誇りをもって。


なにが正しいのか

2018年11月26日 22時11分08秒 | 思考試行

日産を立て直した功労者のゴーン氏が逮捕された。背後には、国と国との利害関係があったりするようだ。大が小に、飲み込まれるのはおかしいとか、日産の儲けを、ルノーが横取りするとか、それを未来永劫に確保したい動きとか、いろんな話がでている。

ルノーサイドが、日産の弱みに付け込み、生命を救うにあたって、相当な条件を突きつけ、それを確実なものにするべく、動き出した時にそうはさせじと、日産が国と相談して、今度の事件が起こったのだろうか。

いずれにしても、真相は我々庶民には解る術はない。マスコミが、いうままに想像を働かせるのみである。それにしても、莫大な金額の話が飛び交い、支配層の生活の実態がこぼれてみえるのは、それはそれで興味深い。

そんなに儲けてどうするんだと思うけれども、おなじような境遇にある競争相手の実態をみれば、どれほど儲けようとも、不満が残るというか、現状で良しとはならないもののようだ。

そういう考えが、多くの人々を貧困に追い込み、その悲惨な状況を固定化している原因となっている。ごく少数の人間に集中した富が、多くの人々の貧困を招いているのだから、かれらの富こそ、はきださせなければならない。誰が気づいて、本当に実行するのだろうか。いつか、誰かが始めるような気がするのだが。


「ボヘミアン・ラプソディー」をみた。

2018年11月15日 21時17分37秒 | 思考試行

IMAXとやらの、すさまじい音響の映画であった。むかし、ときどきフイルムが切れて、「ちょっとまった」という時があったのだが、今日、ほんとに久しぶりに、上映中に、突然画面がとぎれるという、そんなシーンがあった。画面が空白となり、なにかの演出かと思ったものの、ちょっと長すぎる。どうやら、事故のようだ。

観客の一部で、「一番ええとこなのに・・」と何度も繰り返す声が聞こえる。人間のやることだ、ミスは当然、そんなことはあたりまえだ、文句をいう方が馬鹿だ、と思いつつ事態の進行をまつ。

当方としては、珍しいできごとに、むしろ、どう処置するのだろうか、どうなるのだろうかの期待感の方が強い。

案の定、映画館の「エライさんとおもわれる人」が、スクリーンの端にたって、おわびの声を、肉声で告げた。原因がなにかわからないだろうし、彼の心情がおもいやられる。だが、さすが、幹部社員。涼しい声で、お詫びをし、原因についてはふれないけれども、動転してはいない。

まもなく再開できるとなって、少し遡って、再開するとの告知。場面がコンサート最中なので、大音響で再開となる。いささか、生理的にはショックがあるが、もうラスト近くということは察知できるので、そこは我慢、そして、つつがなく、結局、ラストまで上映された。

映画は、力作と思う。ミュージシャンの伝記とみたが、映画自体は、良かったと思う。ミュージックに、これだけの力のあることを教えてくれた。だが、当方は、もう年だろうか、画面の観客のようには、乗り切れない。覚めたままである。それでも刺激はあった。

それはともかく映画が終わって、くだんの「エライさん」は、スクリーンわきで、観客の一人ひとりにお詫びのことばを、かけている。だれも、それを無視しながら、通り過ぎていく。

小生は、例によって、席をよろめきながら、立って、家内にバッチリみられて、何かにつかまるように厳命がくだる。

それでも、エライさんに一言かけたくて、言った。「あなたが悪いわけではない。」なにか文句を言われると思ったのだろか、彼の、意外感が伝わってきた。恐縮する返答が、思い通りの、小生の快感になった。

 

 


正義か不正義か

2018年11月10日 21時51分45秒 | 思考試行

自分を攻撃するものは、すべて不正義であり、フェイクであり、敵だというのは、簡単で解りやすい。はたして、トランプ大統領のファンは、そういう人たちのようだ。相手の言うことは、一切聞かない、見ない、検討なんてしない、というのだから、こういう人たちには、どう向き合えばいいのだろうか。

なんとか、しなければならない。強制的にやっても、それはおそらく成功しない。こういうときには、おそらく理屈ではなく、フィクションだったり小説だったり、ドラマだったりするのかもしれない。

彼らは、何に感動するのだろうか。分断し敵を作り、一切相手をみようとしない。こんな人々は、何に感動するのだろうか。そういう分析が必要である。どういう具合にほぐせばいいのか、研究がいる。

だが、この改革は難しい。おそらく短時間では、不可能なのだろう。だが、いつかは成し遂げられなくてはならない。長い時間がかかろうとも、人類の克服しなければならない課題なのである。


平和のためにと言いながら

2018年11月09日 12時34分15秒 | 思考試行

平和のために、と言いながら、長年放置してきた真田山の陸軍墓地を整備したいと吉村大阪市長が国に働きかけているニュースがながれた。

本当だろうか。兵士の墓が、放置されてきたのは、その余裕がなかったということか、それとも、軍国主義復活の狙いを持っていることを明らかにすることができなかったからか。

そして、平和のために、と口にしながら、墓の整備を言い出した吉村市長の本音はどこにあるのだろうか。

日本が敗戦国となって、アメリカの属国のようになり、アメリカの子分としてしか生きられない日本の現状をなげいているのだろうか。憲法を変えて、日本が戦争のできる一人前の国となり、昔の日本をとりもどす、つもりであることが、本音であり、そのためには、先の戦争で亡くなった兵士の墓は、なんとしても整備されなければならないということではないだろうか。

亡くなった兵士の家族は、ほとんどが、悲惨な暮らしに追い込まれてことだろう。戦争が、庶民にあたえた苦労というのは、どれほどのことだったか、憲法を変えようという人々は、その悲惨さを知らないのだろう。

どうしても、世界は平和でなければならないと、本当に真剣に考えるならば、日本の憲法は、これ以上ないほど、為政者の手をしばり、国に戦争をさせない規定となっている。これを変えることはすなわち、戦争を厭わない、戦争してもいい、という意思表明である。

戦争をしてでも、取り返したいものは何か。まさに、昔の日本である。昔の日本は、上意下達であり、庶民は、自分で考え行動することができなかった。そんな時代にまた戻すことはできない。本当に平和を目指すのならば、憲法変えようなどとは言わないはずだ。


社会はどのように変化していくのだろうか

2018年11月08日 22時02分34秒 | 思考試行

アメリカで、また、銃の乱射事件があった。それでも銃規制の動きは、鈍いのか、報道もされない。

トランプ大統領の言動も、普通に考えてまともとは思えない。にもかかわらず、アメリカの国民は、彼の通信簿を、ほぼ合格点とした。大統領もそうだが、国民もかなり怪しい。

トランプ大統領のマスコミ対応は、常軌を逸している。そして、その影響をうけて、アメリカ各地で小トランプが、登場した。有権者には、宗教の影響をうけて、当然の科学的知識さえ受け入れない非常識な人びとが、大勢いる。

この実態は、シンプルであるだけに、変革は可能ではないか。彼らを、事実に基づいて、きちんと説得できれば、アメリカは、様変わりする。

日本の場合は、公明党のような、指導部のいうとおりに動く集団もあるが、それでも、最近は、個人としての意見を表明し、指導部の言うとおりには、行動しない部分も生まれてきている。その方向は、健全である。

社会の構造、動き、基本的な価値観が、全体として「正義」の方向へと展開することを望みたい。


アメリカの中間選挙から

2018年11月07日 23時06分35秒 | 思考試行

民主党が下院の過半数を得た。かなりの運動があった。日本の報道は、あまり公平とはいえないのだなという印象をもった。下院で新しく議席を得た民主党の議員には、難民出身者や社会主義者といわれるほどの議員も生まれた。

かれらのことは、日本ではほとんど報道されていなかった。アメリカは、分断されてきているというが、政治的に健康な感じをうける。

福音派の人びとが、こんなに多くいることには驚く。聖書に書かれていることを、そのまま信じているという信じられない価値観の人が多くいる。ということは、アメリカはもっと良くなるということだろう。いつまでも、そんな価値観でいいはずがない。

日本はどうだろうか。民主主義は、本当に根付いているだろうか。あちこちに「天皇」がいて、彼らは好き放題にしている。小さな集まりであっても、「独裁者」なのである。民主主義なんてくそくらえとばかり、利己主義に凝り固まっている者がいる。


利他ということ・1

2018年11月05日 11時40分44秒 | 思考試行

どうも利己主義者は、成功しないようだ。一瞬成功したようにみえて、いつかそのツケが帰ってくる、でありたいのだが。

なかなか、この世だけではそんなにうまくいかない。損な役回りをずっと続けざるを得ない人や、得ばっかりしている人もいる。泣きっ面にに蜂というケースも稀ではない。むしろ、そういう人には、さらに辛い過酷な状況が襲ったりする。

神も仏もない、そんな風に思うのも無理はない。

だが、そういう境遇でも、ものともせずに、楽しく生きている人もいるような気がする。自分がそうだとは言い切れないけれども、いろいろ難しい局面もあったが、すんでみれば、それもまた必然であり、不運なことではなかった。

権力構造の一端に、紛れ込み、その構造の殺伐とした風景も少しみえた。きれいごとではいかないことを経験した。といって、手を汚すまでにはいかなかった。このまま死んでしまえば、なんにもなかった人生かといえば、そうでもない。

残された期間。悔いなく生きていこう。


戦争をさせない

2018年11月03日 23時04分29秒 | 思考試行

なにが起ころうとも、戦争にしてはいけないし、戦争をしてはいけない。その意味で、現行の日本国憲法は、戦争を国にさせないこれ以上ない規定をもっている。これを自衛隊が軍隊でありながら、合憲とすることは、戦争をできる国に日本をしようということにほかならない。現行憲法を空文化することを狙っている。

自衛隊がその発足から、姑息な手段と、ここまではいいだろう、ここまでは・・・という具合にして、大きくし、そして開き直って、今や、軍隊として、正式に認めろと、そして、一朝事あるときは自衛隊は軍隊として戦うことができるのだという具合に変わった来た。

あとは、一人前の国として、戦争のできる国として、生まれ変わるのだという心づもりのもとに、着々と憲法改悪の準備を進めているということである。

戦争がいかに、悲惨な事態を引き起こし、個々の人生に多大な影響を与え、悲劇を撒き散らすことになるのか、このことを忘れてはならない。戦争さえしなければ、日本は必ずや世界のためになり、人類のためにしっかりと仕事ができる国である。紆余曲折があろうと、戦争をしないことをしっかり腹をきめて行動することが、日本の役割だろうと思う。