空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

どうするか、が大事

2021年05月09日 16時54分19秒 | 思考試行

 コロナで病院に入院できない人が大阪で一万人を越えるという。病院は満床だからといって、うけいれない。そうなると、患者は、自宅にいるしかない。そのまま亡くなってしまう人も続出している。

 これが医療崩壊でなくて何だと言うのか。医師がたくさんいて、ベッドもあるけど、担当者がいない、という。専門の医師に教わりつつやることはできないのか。どうしたらいいのか、相談しているのだろうか。

 厚生労働省の顔がみえない。医薬品の許認可等、国の医療行政の全般について、絶大な権力を有しているらしいが、コロナ問題で、全然顔をみせないのはどういうわけだ。一体何をしているのか。

 病院が、救急車をうけいれないから、病院に詰めかける人々の姿はない。各家庭で患者はうなるばかりだ。保健所に人を配置しても、受け入れる病院がなければ、なにもできない。救急車も動けない。

 訪問する動きもでているらしいが、それは、国だったり、自治体が主になってやっているものではないようだ。総合的な動きになっていない。見るに見かねて、動きだした人びとの動きだろう。

 患者があふれている、この問題をどうするのか、テレビも報道しない。どうなっているのか、何をしようとしているのかを取材せよ。報道で流せ!料理番組や健康番組、ピント外れの番組ばかりだ。

 西村大臣は見事に喋る!大阪の今のこの問題をどうするのか、何とか言うべきである。どうするつもりなのか。国から、看護婦を200人送った、それでいいのか。どれだけ患者がいて、どのように手分けをして、ことにあたっているのか、それを話すべきだ。どうしていくのか、それを決めて実行しなければならない。それは吉村知事も同じだ。松井市長は何をしているのか。

 このさなかでも大阪市の権限を、大阪府に移管する作業を議会で決めたという。彼らは、いったい何をしたいのか。そこに、溺れている人がいて、救助を待っていると言うのに、どうするのか、という姿勢がみられない。

 ステージがどうのこうの、という解説などいらない。具体的に、今、今、待っている人びとをどうするかである。マスコミも政府も、医師会も、自民党もいったいどうするのか、言うてみい!はよせんかい!


改善すべきこと・・・政治・医療・財源

2021年05月04日 23時20分41秒 | 思考試行

 政治家が、コロナ禍のなかで何を考えたか、考えているか、何を反省したか、それともうまく抑え込んだと自慢をするのか。現在のことはもちろんだが、落ち着いてから、彼らが何を言うか、注目しなければならない。

 病院の廊下が広いのは、災害時にベッドを置けるようにしてあるのだ、と聞いたことがあるのだが、間違いだろうか。ベッドがあっても、人員がいないともいう、それは本当だろうか。医師は、常に専門家のみでやるというのはおかしい。全般的な医学的知識があるのだから、緊急時には、専門医のアドバイスを受けながらであれば、手分けをすれば、できないはずがない。というか、それは、医師しかできないことではないか。

 病院でうけいれをせず、自宅で患者を死なせている現実は、医療の敗北のみならず、政治や行政や、社会の仕組みそのものがやるべきことをしていないことを意味する。病院が救急車を門前払いするのは、言語道断である。決して拒んではならない。その姿勢があって、全体の医療全体が機能する。どこもがマイペースの日常体制を崩さないのであれば、それは楽だろう。死ぬのは患者だけだ。医療はなんの不都合もない。

 政府が金を出さない。これも、国債をだして国の借金にすることは、何の不都合があるというのだ。高橋洋一氏が言うように、国の借金というのは、なんの問題もない。金がいるときには、どんどん出すべきである。国の借金というのは、個人の借金と同じではない。

 


いろいろ事情がみえてきているのではないか

2021年05月04日 17時29分39秒 | 思考試行

 コロナに感染したら、大阪の場合は、自宅で死ぬのを待つほかないのだろうか。もうすでに、病院はイッパイだし、救急車で何時間も待たされている人もいる。

 コロナに関わっている医師や看護師は大変だけれども、大病院の場合、どこもかしこも大変のようにはみえない。担当部局以外は、平時の業務が滞りなく行われているようにみえる。

 開業医は、基本的にコロナをうけいれていないから、いつもと変わりない。

 だが、コロナ患者は前記のとおりである。自宅待機となって、家族に感染。たいへんな思いが渦巻いている。

 病院の廊下が広いのは、急激に患者が増えた場合、対処するためだと、ベッドを置くためだと、子供の頃に聞いたことがある。なるほどと、さすがは大人だ、と感心したものだ。外国では、病院がごった返しの状態だ。日本は救急車を受け入れないという。廊下は広々している。

 あちこちの現象は、我々の社会の実状を示す。

 生活のことだって、コロナで失業した人、商売が成り立たない人、困った状態に陥っている人がたくさん出てきている。その対策は、どうなっているのか。誰がなにをすべきか。

 どこで、誰がこの状況を打開するために動いているのか、どこに救援する組織なり、場所があるのか、どこで、何を、やっているかをマスコミは知らせたらどうだろうか。

 意味のある報道をするべきだ。適切な報道になっているか。困った人々がどうすればいいのか、みちしるべを提供しているのだろうか。

 そもそもそんな道しるべなどないから、報道のしようもないのかもしれない。かくして、みんなマスクをしろ、自粛しろ、手を洗え、密にならないように、ばっかり。

 この最中にも、憲法改正の準備を政治家はしているそうだ。戦争のできる国にどうしてもなりたいらしい。戦争はしないと決めて、もし侵略してくる国があるとするなら、どんな抵抗手段があるだろうか。思い切り、抵抗するほかない。ありとあらゆる手段を講じて、抵抗する。戦争はしないと決めたのだから、そうするのだ。