空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

医療崩壊が現実のものに

2021年08月19日 16時38分17秒 | 思考試行

 感染者数が激増して、病院の受け入れができないという事態が現実のものとなってきた。救急車をよんでも病院には入れず、結局自宅療養ということになり、死者もでてきた。入院できていれば、助かる命だったかもしれない。

 日本は、世界でみても医者の数、ベッド数は多いときいている。にもかかわらず、医療界は脆弱で、対応できていないのはどうしてなのだろうか。

 本当に災害級の事態であるのに、政府、自治体、医師会が真剣に対応しているのだろうか。政府の誰がすべてを仕切って、困難に立ち向かっているのか、困難な事象をどう解決しようとしているのか、みえない。

 人の流れを押さえるとか、ワクチンの普及とか、同じことばかりいうが、感染者数の激増をとめることができない。

 本当に、日本の医療資源が枯渇しているのだろうか。効果的な工夫がなされているのだろうか。もう一年も前から、大規模の野戦病院のような施設が必要だとあちこちで言われながら、どういうわけか、いっこうに実行に移されない。病院以外はホテルと自宅療養になる。いつまで、動かないつもりなのだろうか。

 検査についても、症状がなければやらない、とか感染者の近くにいた濃厚接触者のみとか、かたくなに、できるだけ検査をしない方向を選んできた。そうすることは、厚労省、医療界全体のコンセンサスがとられているようだった。検査をどんどんやって、無症状の感染者を隔離するという当たり前にみえることを、絶対にしないという姿勢が露わであった。

 飲食店に対する制限をかけながら、支援の金銭の支払いは極めて遅い。そのチェックがどうなっているのか、単純に人手不足なのか、説明が足りない。打撃をうけている人の身になっていない。すばやい対策がとられない。こんな政権だったのだと思い知らされる。

 立憲民主党など野党連合ならできただろうか。おそらく可能だと思う。これほど、わかりやすいことは、できるはずである。福島原発事故の際には、自民党は、言語を絶する嫌がらせ、非協力を貫いた。もともと、この事故の原因には彼ら自民党政権の責任が大きいのだが、当時野党であった自民党の非協力ぶりは非人間的であった。決めさせない妨害をしておきながら、「決められない民主党」といった。

 本当の困難な事態になったとき、彼らは、右往左往するばかりだ。効果的な、感染者のことを考えた温かい対処ができない。そんなことを考えたこともないからなのだろう。親身の政治は、付け焼刃ではできない。