空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

北朝鮮と韓国の変化に

2018年09月28日 13時56分20秒 | 思考試行

新聞赤旗には、北朝鮮と韓国の変化について、極めて歓迎すべき方向だと報道している。一方安倍政権は、制裁の継続であるとか、油断しない、拉致問題の解決がまだ、など総じて手離しの歓迎という姿勢ではない。成果として、認めていないようにもみえる。

日本の政権がどうあろうと、北朝鮮、韓国は、この動きを止めようとはしないと考える。戦争してもなんの益もないことは自明の理であるし、戦争を、喜ぶのは、戦争ビジネスの連中ばかりである。トランプの在任中に、なんとか決着したいと考えているようだが、トランプはトランプで、思惑があり、中間選挙を控えてのポイント稼ぎなどと言われている。

トランプが、本気で世界平和を考えているかどうかは、疑問もあるけれども、動機がどうであれ、北朝鮮と韓国、米国が戦争の終結宣言ができるとすれば、いいことである。

日本の拉致問題をどのように解決するかであるが、これには、日本政府の姿勢もおおきく関わる。北朝鮮が解決済みなどと、固執するなら、解決の道は相当に困難な道となる。だが、先の戦争の総括、今後の展望を真摯に考えているかどうかによって、相手の姿勢を変えることになるのではないか。

日本は、国内で充分な論議も必要だろう。議席の多数を背景に、議論をさけ、とにかく自衛隊の合法化、一人前の戦争のできる国家を目指しているようでは、本質から遠ざかる。これからが大事である。議席の多数といっても、民意の反映をかんがえた選挙制度ではない。むしろ少数の得票で、議席を多数取れる制度としてのいびつな選挙制度の結果のよるインチキ多数議席数である。

また、大型台風が来る。環境問題が引き起こしている気象だとすれば、以前に言われていたことが、現在起こっているということかもしれない。多面的に、さまざまなことを考えなければならない時代となっている。


短気は損気というが

2018年09月27日 11時09分43秒 | 思考試行

貴乃花問題は、日本の支配機構の縮図である。はたして、公正で万人の納得できるような解決ができるかどうかが問われる。

さらに、いじめが続いて、弟子たちの行先も決まらず、功績のある貴乃花をどんな扱いにしていくのか、きめ細かい対応ができるのかどうか。

言った、言わないの世界になったり、様式が違うのなんのと、問題のこじれがさっそく姿を現している。

脅し、すかし、無視、なんでもござれの陰湿ないじめの存在が嫌でも予想される。人事の降格の仕方をみても、異常である。

若い頃、明るく、無邪気で、人気抜群だった貴乃花は、今後、どのような扱いをうけていくのだろうか。このまま、静かに、引退の道を歩むのだろうか。相撲協会の本質がどんなものか、もっと、明らかにしていかなくてはならないのではないか。

アメリカの動向、北朝鮮のこと、韓国の蒸し返し、ロシアの独善、日本の民主主義の実態、人間社会の前途は多難である。

環境問題の放置が、現在の異常気象を招いているとすれば、人類はいずれ、自滅の道をたどらざるを得ない。これらに対処できることができるのだろうか。

貴乃花問題にも、問題は底流で共通している。人間社会がどのようの推移していくのか、我々一人ひとりの問題でもある。


相撲協会はどうするのか

2018年09月26日 10時31分54秒 | 思考試行

相撲協会へ貴乃花親方が引退届を出した。どうしても、部屋をたたまざるを得ない状況に追い込まれたための苦渋の決断だという。

告発状を取り下げたのは、事実無根の内容だったからではなく、その後に、弟子が暴行事件を起こしたために、協会と争うことを止めたということであって、事実は事実だという。

事実無根であったと認めるならば、部屋の存続は可能という話があったといい、どこかの一門に入らなければ、存続できず、入るにしても、先の告発が事実無根と認めなければそれもできない、という。

協会は、そんな圧力はかけていないといい、告発を事実無根だと認めよとは言っていない、という。「いじめがあったのか、なかったのか」の話である。やめるというのは、いじめがあったからではないか。あるのかないのか、本当に、調査したのか。

なかったとすれば、一部の幹部が、一人自分勝手に貴乃花親方に圧力をかけただけだったのだろうか。そうだとすれば、それは問題である。圧力をかけていたのが、本当であるとするなら、それはもっと問題だろう。

そして、もう喧嘩しない、弟子たちの行き先さえできれば、それでいいという貴乃花親方の会見の内容を聞く限り、協会は、あっさりと受け入れたらいいではないか、と思えるが、協会の広報は、引退届は様式が違うといい、さらに、弟子たちの移転も認めていない、などといっている。

どこまで追い詰めるつもりなのか、相撲協会の実態がいよいよ怪しくみえてくる。


なにが良くてなにが悪いか

2018年09月24日 12時51分25秒 | 思考試行

損得なしに、人のためになることをする人は、これは問題なく良い人だ。なにかの見返りをもとめて、するならば、悪いことか、といえば、そうは言えない。

だが、人が悲しんだり、傷ついたり、することをやり、自らの儲けをはかるならば、それははっきりと悪いだろう。

企業が儲からなければ、働く人も良くならないという考え方は、正しそうだが、これは大間違い。働く人のことを念頭に置いて、経営する人と、そうでない人とは雲泥の差がある。

ところが、それが見えない。弱者が声をあげ、暮らしをよくすること、平和を守れと声を上げ、政治について批判されると、はっきり線引きをして、敵対する。反省するということがない。価値観の大元について、話させるならば、そのとんでもないギャップに驚くのではないだろうか。

国家が大事だとか、天皇中心の日本の伝統とか、一人ひとりの幸福を本当には考えていない本音が出てくるのではないだろうか。

自民党の党是が憲法改悪であることを、明確にし始めた。議席をインチキ選挙制度で掠め取って、すき放題にしてきた。いよいよ最後の総仕上げをしようとしている。

どんな国にするつもりか。人びとをどうするつもりか。こんな連中をいつまでものさばらせておいてはいけない。


なにが真相か

2018年09月23日 21時08分56秒 | 思考試行

相手の言うことは、フエイクであると言い放つ。自分は平気でうそをながす。こんなやり方が公然と言われている。真相は不明だ。と書けば、終わってしまう。なにが真実かどうか、これを見抜かなくてはならない。

戦争をしない国から、する国へと、変えようとしている安倍首相は、シレっと自分の友達に便宜を図っておきながら、それを全部否定してみせた。官邸の秘書や、幹部が意を受けてあれこれ画策したことは、歴然としているのに、完全否定である。

この連中がしようとしていることは、自衛隊を一人前の軍隊として、ふるまえるようにすることである。必要であれば、戦争だってできるようにしたい、そのことが、かれらの悲願である。

多くの庶民の暮らしについては、まったく関心がないのだろう。国家とか、国家間のメンツであるとか、自らの権力の行く末がおおきな関心なのだろう。

本当に、国民の暮らしを真剣に考えるならば、当然、財政の配分もケアされなければならない。はたして、そんな動きがあるだろうか。国民は、自らの目でよくよくみていかなければならない。


憲法改悪をどう思うか

2018年09月21日 11時35分55秒 | 思考試行

自衛隊が、どんな風に登場してきたかといえば、最初は軍隊でない、と言っていたのが、小泉首相が、自衛隊を見てくださいよ、これは軍隊ではないですか、憲法がおかしいと言い出した。

品の悪いことである。そもそも戦争に負けて、二度と戦争なんてするもんかという意思が現行憲法にはある。絶対に、国家に戦争させないとした憲法である。これを押し付けられたという。だが、手続きとしては、日本国として、手順を追って、成立したものである。平和を求めていたのである。

そして、その理想は、全人類の模範たるべき内容である。戦争をしないと宣言し、戦力をもたないとし、武力を使わないという憲法は、どこへ出しても恥ずかしくないものである。

韓国や、中国、ロシアがこれを侮り、それぞれ、背景には、日本は全然怖くないと本音のところで思っていたとしても、それが悔しいのか。たしかに悔しい。舐めきったような、その態度こそ、戦争の要因になるべきいやしき品性と言わなくてはならない。

だが、時すぎて、日本国は本音を隠さず、軍備を言い訳からはじめ、憲法を無視して軍隊を持った。そして、表だっては、もはや、そのことを問題にしない風になった。外国の侮りや、現実的な不安が、論理をこえたともいえる。

安倍首相が三選されて、かれはどうしても自衛隊を合憲化したい意欲をはっきりと示し始めた。これは、単に軍隊自衛隊を合憲化するだけではなく、一人前の国家として、場合によっては、武力を使うという意思表示でもある。

規則があるから、できなかったのが、実績を積み上げて、規則があわなくなったから規則を変えようという話である。

これで、今度は戦争放棄とか、戦力をもたないだとか、憲法の根幹をひっくり返して一人前の国家になろうというつもりだろう。そして、若者が行先なく兵隊となって、殺されるわけだ。


体制の違いをのりこえられるか

2018年09月20日 12時46分50秒 | 思考試行

のりこえられなければ、滅亡しかないとなれば、これは乗り越えなければならないわけで、北朝鮮は、圧力に負けてついに、武器を捨てる決心を固めたようにみえる。

北は、多くの人びとを、恐怖政治のもと、まとめてきた。その成果こそ、集団のマスゲームだろう。これは、統制なくして、実現できない。

北朝鮮の人民すべてが、現体制を全面支持しているとは思えないが、表面上、綻びはそんなに目立たない。とにかく戦争で屈服させるやり方を回避する方向に向かっていることはいいことであるに違いない。

韓国大統領がマスゲームの会場で、北に人民に対し、7分間の演説をしたと伝えられる。これは画期的なことだ。まったく相容れない価値観の政治体制である南と北が、平和的に戦争状態の終結を目指しているのだから、これは、悪いはずがない。

資本や、戦争ビジネスの連中は、それを本音では、快く思っていないだろうし、まだまだ、どんな策略が展開されるかもしれない。そんな動きには、すぐ反応しなければならない。

憲法解釈を変えて、武力による威嚇を試みてみようとする日本の動きには、とくに警戒が必要である。ここまで、民意の反映しない選挙制度、無関心を助長するような、政界の動き、弱者いじめをしても儲け専一の姿勢を崩さない富裕層、資本、彼らは着々と準備をしてきた。

かれらの、今後の動きをきびしく監視し続けなければならない。

とにかく、北と南が、体制の違いをどのようにのりこえていくのか注目したい。


樹木希林さんの生涯

2018年09月18日 10時32分54秒 | 思考試行

女性は、大体において、男よりも数段強く、たくましく、そして賢いと最近は確信している。かなわないのはあたりまえである。

昔は、そんな風には考えていなかった。保護すべき、か弱き存在なんだから、どこまでも大事にしなければと思っていた。

そう思わせる戦略、戦術に完全にはまっていたに過ぎないのかもしれない。だが、それで満足なんだから、そう思えてきたのは、幸せだったといえる。

真実を知るのおよんで、女性の強さ、才能を体験するたびに、女性への認識は変化し、前記の認識となった。

その典型例として、樹木希林さんがいる。その凄さが、どんどん明らかになってきている。たくさんのエピソードが語られる。人間的に、面白く、凄く、暖かく、そして辛辣で、真実を見抜く眼をもち、人生の終末を迎えて、モデルとなるような生き方を完遂したことが語られる。

誰もが、彼女を手本にすることができないかもしれないが、この精神はきっと多くの人に、さまざまな、知恵をさずけたにちがいない。ご冥福を祈ります。


役割がすめば関係なし

2018年09月17日 12時08分30秒 | 思考試行

いろいろやるべきことをやってきた。当たり前のこととして、自己犠牲的なつもりもあった。直接的に「恩恵」を受けていると思っているだろうなあ、と幾ばくかの期待もあったと言えばそのとおりである。

だが、事実は、都合よく動く、たんなる便利屋であり、感謝などとは程遠い、その正反対の侮蔑であり、侮りであり、手下であり、なんだか「けむたい誇り高い兄」に過ぎなかった。

およそ、すべての仕事が終わり、仕事が終わったときには、沈黙にもどり、接触すれば、あなどりの言葉、態度しかでてこない。妻は、不意に、ときどき思い出しては、悔し涙をぶつけてくる。「私たちのしてきたことはなんだったのか。」

実際のところ、そんなもんだろうという予想はあった。今まで、こちらがなにをしようが、およそ反応がなく、自分たちの利益関係には敏感だが、そのための下仕事などには、まったく関心がない。誰かやる人がいて、黙ってやってくれているのなら、やらせておけばいいじゃない、果実はしっかり受け取るよ、という調子であったから、予測はしていた。

予測があたって、さっぱりしている側面がある。付き合いを求めようという気持ちは、当方にはない。もはや、守り続けてきた家の墓に、はいるつもりもない。彼らには、なんの期待もしない、してもそんなものは無駄だし、すがりついたとしても振り払われるのが、目にみえている。

だが、逆に、しれっと救いを求められたりしたら、やはりできるところで助けてやろうと思っているところが、残っているようで、それは、あわれな長男意識であろうか。

結局、兄弟は他人の始まり、ということだ。そうされる理由があれば、仕方がないが、事実は逆である。そこが、残念といえば残念だが、関われば、今度はケアするばかりとなるのみだからと、彼らには、先が見えているのだろう。

 


為政者の資格

2018年09月14日 10時33分35秒 | 思考試行

トランプ大統領のやり方は、非常に危なっかしくて、とんでもないことを始めてしまうのではないかと、ドキドキさせられる。

事業家としては、成功者なのだろうが、人間的にはとても信頼できそうな相手ではない。こんな人が何故大統領なんだと思わされる。政治家はそれぞれ、相手の主張を知っているものだと思っていたらそうでもないらしい。

いい提案や政策を野党が出していたとしても、まったく無視している与党の党首がいた。まったく、不誠実であり、不勉強である。

こんな人でも首相ができるのだと驚いたこともあった。たしかに、すべての言い分を聞いていれば、自分で考える時間がなくなるというかもしれないが、それは危うい。

勉強しないから、悩まない、よって、無神経に、平気で残酷なことだって、やってのけることができるのかもしれない。

世の中事件が溢れていて、全体として、だれにも分からない事象が続くのだが、読める先については、きちんと対策すべきが、政治ではないか。


異常気象、国際関係、人間社会の将来、日本の将来

2018年09月13日 21時15分41秒 | 思考試行

地球温暖化の影響か、台風の威力がますますすごくなってきた。金をもっていても、瓦屋の数は限られている。即座に対応することはできない。雨漏りが続けば、家屋は崩壊も余儀なく、生活の根底から揺るがされる。金持ちの家にもブルーシートが目立つ。

とりわけ日本の場合は、地震があり、噴火があり、まさに災害列島である。国民の価値観も少子高齢化の他に、若い人びとは結婚さえしない、否できない。

その条件がないと思っているのか、それとも、人間社会そのものに希望をもてず、たんなる歯車として、使い捨ての存在であることに気づいたのか、いずれにしても、長期の展望をもつことができず、刹那的な生きがいで満足するほかない状況下にある。

人口はどんどん減り、日本国の将来は、ここへきて展望がもてないような状態にある。誰のせいか、資本が自分の都合のみで動き、国民の側がこれに対抗して闘い、結果としての健康な状況が作れず、労働側は、完全に敗北し、闘う意欲をなくし、ギブアップした姿になったその結果ではないだろうか。

資本は、富裕層は勝利したようで、実は、自らの墓穴を掘ることになってきた。全体として、どうしようもない状況に陥る道を歩み続けているのだろう。もはや、軌道修正は難しく、価値観の大幅な転換がないかぎり、日本民族は滅びにいたる道を着々と歩んでいるということだ。


もっと専門家の登場を

2018年09月09日 13時23分32秒 | 思考試行

国際問題や、政治的課題など、自民党一強支配の中で、野党の意見が無視されるような扱いとなっている。政権与党内の論議も伝わってこない。

こんななかでは、安倍氏周辺の思惑が絶大な力を持ち、一人歩きを始めている。官僚の人事権を奪い取り、日本国の進路は、かれらの意向通りに進んでいく。

かれらの基本的姿勢は、どこにあるかが問題である。明確に、日本国を支配する資本、実力者周辺の意向に沿った政策であることは明らかだ。

弱者をこれだけ作りだし、弱者の生活を根底から奪うような動きを放置し、しかも助長してきた。

とんでもない不公平が蔓延し、格差を拡大し、日本の戦後社会を破壊し、日本社会を一部の独占資本家や支配層に奉仕する姿勢を隠さない。

この状況をかえるには、底辺の国民の意見、意向が反映される政治状況をつくることになる。ではどうするのか。

それは、各分野の専門家の意見、ビジョンがもっと語られなければならない。マスコミは、自身の保身に汲々として、国民のことなど眼中にない。

これら専門家の意見など、真に国民のための方策を、もっと流していくべきである。そのことが、マスコミの生きる道でもある。


お笑い芸人こそオピニオンリーダーへ

2018年09月05日 21時48分56秒 | 思考試行

けっこうしゃべるチャンスがあって、勉強をきっちりして、オピニオンリーダーになることは、真に、国民のためではないかと思っている。

なぜなら、庶民の生活のなかで、生活し、庶民のくらしのなんたるかを最も知っている人たちだからである。形ばかりの高学歴とか、本当は、馬鹿なのに賢いフリをする政治家どもに対抗すべきは、まさに庶民のなかから生まれたお笑い芸人である。

もうすでに、その萌芽はみられる。だが、その存在は、必ずしも表舞台にあるとはいえない。お笑い芸人自身が、単に売れさえすればいいと思っているか、それとも、自身を過小評価しているか、いずれにしても、うちに秘めた、庶民のために自分はなにをすべきかに集中していないからである。

時の政治権力の求める方向で、アホなコメントをしていては、面白くない。ごまかしながら、正体を見破られないように、だが、しっかりと、庶民の味方であり、庶民のための情報を発信すべきである。それこそお笑い芸人の役割ではないか。

庶民の土性骨に訴え、庶民の覚醒をうながすのである。密かにずっと期待している。


権力を持つとどう考えるのだろうか

2018年09月04日 21時16分10秒 | 思考試行

今度は体操に飛び火した。どこの世界も権力者がいて、小さな会社であっても社長が絶対だったりする。社長がすべての権限をもっているものだから、彼の言うことを聞かなければ、その会社にはおれない。

国の場合は、人事権を内閣が持ったことから、役人は、首相官邸の顔色をうかがいはじめた。それどころか、検察も裁判官も同様である。彼らも人の子である。首相官邸の意向を無視したとあれば、報復が怖い。

どんな僻地に飛ばされるかもしれぬ。なんとか理由をたてて、官邸の意向に沿うべく、努力する。効果は抜群である。必ず、その報酬は得られる。こうなれば、誰だってそうするだろう、というのが世間の常識というものだ。

正義はテレビドラマでやればいい。現実は現実である。格好さえつけば、首相はその意向を通すことができる。結果が戦争になろうが、人類の悲惨な結果をもたらそうが、そんなことは関係ない。そう簡単には、そうはならないと考えているか、それとも、日本民族が一人前になるためには、少々の犠牲などものともしない、「豪胆な腹」をしているのだと思いたいのかもしれない。


カーシェアを体験

2018年09月01日 11時54分02秒 | 思考試行

長年乗り続けてきた愛車を手離し、カーシェアにした。近くに対象の駐車場があり、どんなものなのか、相当の覚悟がいったが、実際、体験してみて、時代は進歩しているのだ、と実感した。

車の性能、音、仕組み、カーシェアの運営のこと、一挙に現代のど真ん中に放り出された浦島太郎状態であった。クーラーは静かで、よゆうがある。

私が、愛車にとらわれていた期間に、着実な進歩があったのだ。だが、操作に手間取る。まず、ミラーが起こせない。借りる時に、ビデオの説明の画面もあったのだが、初回には予約に懸命で、操作のことは全く心配していなかったのである。

それでも、あれこれ触って、5分ほどで発見。エンジンのかけ方や、停車のたびに、こまめにエンジンをきり、ブレーキを離すと、エンジン再開とか、細やかな運転ができることに一々驚いた。

カーナビの注意の声もすばらしい。もっとも驚いたのは、サイドブレーキのない車種に乗ったときである。どこを探しても、サイドブレーキがなく、しかし、表示は、サイドブレーキがかかった状態になっている。

あちこち探し回って、足置き台が動くことに気づいて、踏んでみるとサイドブレーキが外れた。聞いたことがなかった。これも驚きであった。訪問先でその話をすると、それは今や常識だと大笑いされたのだった。