那智勝浦の印象

那智の滝は、なるほど豪快であった。水しぶきを浴びながら、悠久の時の流れを味わう。動きがあるから、古さを感じない。今を生きている、という感じがする。

勝浦でのマグロは、さすが本場というおいしさであった。何が違うのだろうか。水っぽい、あっさりしたマグロに慣れているので、コッテリというか、ねっとり感があって、迫力がある。一口食べただけで、違いがわかる。料理の仕方も、いろいろあって、堪能した。大げさになるかもしれないが、世界観が変わった。

良いよ、といわれるものには、試していきたいと思うようになった。折角、生を享けたのであるから、良いものを知りたいし、体験していきたいものである。

那智の滝のすぐ側に、駐車したものだから、神社、お寺までの道のりが、凄い石段を登ることとなってしまった。あとで知ったのだが、楽な道もあった。それは、上に上がってからのことである。簡単に車で上がれることも解った。

それぞれ、商売の都合というものがあって、滝の側の店は、それを教えない。なんか腑に落ちないが、仕方がない、とも思う。それをすれば、売り上げ減は、必至であり、やむを得ないということである。

人生全般について、それは言える。知らないと損をするのである。しっかりと勉強していこうと思う。今朝は、旅行からの流れで、早朝4時に目覚めた。さっそく放送大学の通信レポートに挑戦する。それなりの成果を得る。この調子である。