まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.2051 西宮市、神社に酒蔵に甲子園まで

2024-03-13 09:33:50 | みち
よろしくお願いします。













正月に兵庫県を走ってその時は西宮で終わりました、その走りの模様は4回前の項で終わりましたが今回はその続編と言った感じで、阪神西宮駅から走り始めました。実は昨年阪神(T)とオリックス(Bu)が優勝して日本シリーズが阪神なんば線対決となることで、その沿線を巡ってみようと計画していたのですがその時は行けずじまいとなってしまい、この機会に走ることとなりました。まず向かったのは西宮神社、ついこないだ年明け恒例の西宮戎福男選びが行われたばかりの場所、駅前からえべっさん筋を進んで行くとすぐ、歴史を感じる壁に囲まれた神社が現れる。その塀を伝って行くと競争のスタートとなる門が現れる、ここから境内を走りと同じコースで進んで本堂へとたどり着く、ついこないだ熱い戦いが行われた場所はこの日もたくさんの参拝客で賑やか、信仰心のない自分(一人称)にはどうも居心地が悪い所でもありました。もちろんここにも重要文化財、神社なら普通は本殿や神殿がそれに当たるがここはさっき境内に入る前に見てきた練塀が重文とされている。





















神社を後に国道43号線を越えて酒蔵通りとの名のついた道へと入る、この道は昨年も走っているがその時はほんの短区間だけで風景もそこそこにサッと通り過ぎただけ、名前が気になっていたので今回再訪としました。酒蔵通りと言うからには酒蔵が多くあるのだろうか、酒造会社は見たことがあったような・・・、と走っていると宮水発祥の地の表示を見かける。お酒造りの基となる水がこの地に湧いているのか、と道を少し外れた所にあるその場所へと行ってみることに、こんな町中の住宅地の真ん中に湧き水が、と思ったがその場所には碑が立っているだけの味気ない風景だった。再び通りへと戻るが、この付近からだけでもお酒が飲めない自分(一人称)でも知っている銘柄の看板を多く見かける、通りには案内の看板が立っているのでそれを見ながら先へと進んで行きます。酒蔵と言っても旧街道筋で見かける古い建物にお酒の匂いがツ~ンと漂ってくる雰囲気ではなく、巨大なタンクが建ち並ぶ製造所が続くだけのいかにも都会的な風景、それでも味には興味はなくても造っている風景や背景は興味がある自分(一人称)には、この通りは楽しい気持ちで通り過ぎて行けました。















その酒蔵通りの行きついた所にあるのが甲子園球場、通りはやがて甲子園の前の広い通りに突き当たるがその手前、球場の真横にあるのが甲子園素盞嗚神社、野球に関する神社として有名です。甲子園と言うと野球の代名詞となっているが、西宮市には甲陽園、苦楽園、香櫨園など園のつく地名が多く、どれも高級住宅地のイメージがある。元々は阪神電鉄、阪急電鉄が集客のために開発された所だとのことで甲風園、甲東園、甲陽園の「甲」は甲山から名付けられているが、甲子園は甲子園球場が完成した年が十干十二支の甲子の年であったことに由来している、そのせいか高級感よりも庶民的な雰囲気を感じる。
素盞嗚神社は球場ができる前からあって元は戎社だったとのこと、さっき寄って来た西宮神社とも縁があるらしいが今はやはり野球の方でお馴染み、阪神タイガースや高校野球の関係者が必勝祈願に訪れるとのことです。境内にはバットとホームベースが模られた台にボールが乗っかったモニュメント、そこに書かれた「夢」の字は星野仙一氏によるもの。あのうるさくておっかなそうなオッサンがあんなに早く旅立ってしまうなんて、それこそ夢にも思わなかったですね、監督辞任も健康上の理由からだったとのことで体の方はよほど悪かったんでしょうねえ・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



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