まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1156 登録有形文化財巡り・高砂市編

2019-06-30 20:12:49 | 文化財
おはようございます。
























今回は登録有形文化財巡り、昨年の秋に東播磨方面を走った時の記録です、走ってから半年以上寝かせてやっと日の目を見ることになるわけですが、まあ今回も気を貼らずに気楽に行ってみることとしましょう。
まずはこの旅のスタートとなった山陽高砂駅付近、駅の北側にあるのが写真1枚目、2枚目にある給水塔、これは電車の中からでもすぐに分かりました、何かの漫画に出てくるキャラクターのようにも見えます。その給水塔から山陽電鉄線の踏切を渡って南へと続く道は昔ながらの商店街と言った感じ、その沿道には高砂銀行、消防所、派出所跡など、生活に欠かせない公共の場所の跡が残されている。山陽高砂駅の南側は工業地帯で住民の生活の場所は山陽電鉄線の北側へと移ってしまっている感じだが、この辺りは古くからの生活の中心の場所だったのだろう、その跡を覗えるような古い建物や施設が多くあり、工場の赤レンガがこの地を象徴するかのように至る場所で見ることができる。






一方のこちらはさっきの商店街から西へと言った所にある元国鉄高砂駅があった場所、今は整備されてホームの跡はうかがえずそこには駅があったと言う跡がモニュメントとして残されている。この辺りには寺院がズラリと並んでいて、さっきの商店街とはさほど距離が離れているわけではないが違った雰囲気が漂っている、でも駅があった場所の先の方には大きな工場が控えていて、やはり雑然とした雰囲気はぬぐえない。ちなみに一番下の写真、車輪の奥のアーケードの左側にある建物、これが登録有形文化財と言うことだが、大きく写真を撮ってないと言うことは自分(一人称)がチェックし忘れていたのか・・・ただ登録年が2017年と言うことで割と最近と言うことだからホームページの地図に印がついてなかったのかも知れない、小さくではあるが写ってくれていて良かった。

















写真1枚目、2枚目、普通の住宅地を盗み撮りしたような感じだが、その写真にある洋館が登録有形文化財、場所はJR加古川駅近くの旧山陽道沿いの普通の住宅街の一角にあります。その後は再び高砂市に入って旧山陽道で上の写真にある村役場跡、姫路市では山陽電鉄線沿いにある寺院を巡って最後は山陽電鉄大塩駅付近にある民家へとたどり着きました。写真下4枚にある民家は電車からもよく見えると思います、塩業、海運業で財を成した家と言うことで大塩駅の東側の国道と地元の道を囲むようにして大きな家が建っています。まあ自分(一人称)のような貧乏人からすると一度は住んでみたい家と思うところだが、広い家でも自分の居場所なんてたったの2ヶ所くらい・・・って長嶋一茂が言っていた気がする・・・まあ住めば都と言うこと、羨ましいなんて露にも思わないよ、って強がりを吐いたところで終わりとしておきましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち




No.1155 万葉歌碑巡り・奈良市内編(3)

2019-06-28 08:22:15 | 万葉
おはようございます。













万葉歌碑巡り、奈良市内編はここまで2回お送りしましたがそれでも巡れなかった分を今回お送りしていきます。まずはJR関西本線が奈良駅を出て平城山に差し掛かる辺りは住宅が密集していてその住宅地の外れにあるのが狭岡神社、ひっそりとした森の中の境内に向かって階段を上る途中にあるのが写真1枚目、2枚目にある歌碑、

「君に恋ひ いたもすべなみ 奈良山の 小松が下に 立ち嘆くかも」(笠女郎・巻4-593)

とあります。恋を歌ったものだと言うのは分かりますが、「すべなみ」と言うのは「すべがない」=方法がない、と言う意味で悲しい内容と言うのがうかがえます。作者の笠女郎は万葉集に29首の歌を残しているのですがそのすべてが同じ相手に向けての歌だったとのこと、この女性の他の歌も見たのですがどれも叶わぬ恋を詠んだものばかりで結構切なくなってきます、まるで万葉時代の律を想う鈴愛チャンとでも言ったところでしょうか。狭岡神社は「saoka」と読むがこの「sao」の部分はこの地に伝わる佐保姫伝説に、この周辺の地の呼び名である佐保に通じている、場所的には奈良市の中心部から少し外れた所で平城京で言うと一条大路の北通りに当たります。























春日大社へとやって来ました、上にズラリと並べたのは参道と駐車場に隣接する所にある万葉植物園、この時期・・・ちなみにこの日は平成最後の日です・・・は藤が見頃と言うことで、係員の人が表で大きな声で呼び込みをやっていた。入場料を払って植物園へと入る、確かに藤の花は今が一番の咲き具合でたくさんの人がその様子を写真に収めている、ただ見た感じ外国人の方が多い感じ、日本語の会話も聞こえてくるが、そうじゃない話し声も聞こえてくる、外国人の人たちも花の美しさには心を誘われるものなのでしょう。藤が咲く場所から人通りの少なくなった森の中を抜けると池があり、その周回路にはほぼ1~2メートルほどの間隔でズラリと歌碑が並んでいる、どれも万葉集にある植物をテーマにした歌ばかり・・・とりあえずほぼ全部写真に収めたがその数が約150基以上・・・だが、そんなに古い時代からこれだけもの植物が認識されていたんだな~と思い知らされる。その模様については、またまたフォトチャンネルでのお送りとしましょう、とりあえず(1)(2)と分けていますが、まだこれ以外にも70~80基ほどありました、カメラの電池もここで一気に消費されてしまいました。


春日大社神苑萬葉植物園(1)


春日大社神苑萬葉植物園(2)








奈良町へと入って元興寺へ、と言っても観光客が多く訪れる方は有料などで中へは入れず、自分(一人称)が向かったのは塔跡がある方、前にもここで紹介したことがある場所です。世界遺産を謳っている元興寺はたくさんの人で賑わっているが、塔跡の方は奈良町の町中に溶け込むようにあってほとんど目立たない、その山門を入って行くと狭い境内の一角に歌碑が佇んでいる。

「故郷の 明日香はあれど あをによし 奈良の明日香を 見らくし良しも」(大伴坂上郎女・巻6-992)

奈良に平城京が遷都され、それまでの都だった明日香にあった飛鳥寺が奈良の地に元興寺として移設されたと言うことで、そのことも含めて奈良の都の良さを歌ったものだと思われます。自分(一人称)が巡ったこの日が平成の最後の日、明日はもう新しい時代になるわけだが、この歌が詠まれたのも時代が変わってすぐのことだったのだろうか、古きを懐かしむよりもこれからを楽しもうと言う前向きな気持ちがうかがえる感じです。万葉歌碑巡り奈良市中心部はこれでだいたい巡りましたかね、有料の所以外は、まあそれにしても植物園の歌碑には骨を折られました、フォトチャンネルでは半分しか紹介できなかったことをご了承ください、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。       まちみち







No.1154 各駅巡り・近鉄名古屋線(5)・・・やっと四日市、まだ四日市

2019-06-26 08:26:37 | 鉄道
おはようございます。















近鉄名古屋線各駅巡り、いや~、長いですねえ、この日はもう一日仕事のつもりで走っていますがやっと四日市市へと入ったところです、名古屋まではまだまだ距離がある、果たして最後まで走り切ることができるでしょうか?工場群の厳つい煙突を見ながら鈴鹿川を渡ると町中に入りすぐに踏切を渡る、これはJRの貨物線で線路はその工場群の方へと伸びている。間もなく左へと曲がると写真1枚目、2枚目にある小さな道標が立つ辻へとたどり着く、そばにある看板にはこの交差する道が参宮下街道とある、ここまで走って来た道の中には旧街道の雰囲気が漂う町並もあったから、それがこの旧街道に当たっているのだろう。更に先へと進むと近鉄塩浜駅前へとたどり着く、小ぶりで愛想のない感じの橋上駅、何本もの線路・・・これがさっき交差した踏切へと続くJR貨物線の塩浜駅・・・の向こう側に2面4線のホームが見える。急行停車駅でその急行が特急の通過待ちをする駅でもある、周辺が開けた町なので乗降客も結構多そうだが、やはり目に付くのは近鉄線よりも貨物線の方、手前側には緑色のタンク車が連結された貨物列車がズラリと並んでいる。貨物列車と言えばJR関西本線では四日市駅や富田駅でよく見かけるし、前に三岐鉄道線を巡った時にも多く見かけた、工業地帯なだけに貨物列車の運行も多いのだろう、奈良では全く見かけないもんなあ~。














塩浜駅からそのまま線路沿いを進んで行くと先の方に次の海山道駅が見えてくる、貨物線と近鉄線の踏切を渡り駅前へ、なかなか立派な構えの駅舎の真ん前には赤い鳥居が立っている。ホームは2面2線で普通しか停まらないこれと言った特徴のある駅ではないのだが中部の駅百選に選定されている、選定理由は何なんでしょうねえ~、wikiには載っていませんでした。ここからは国道23号線の交差点を過ぎて国道1号線へと向かうのだがその途中に立ちはだかるのがJR関西線の壁、パナソニック工場に沿う歩道を走って行くと高架橋には上ることができず、そのまま突き当りまで進んだ所で高架橋は階段での上りとなる、ここは相棒君を抱え込んでJR線を越えることになる。高い所から見える風景は相変わらず工場の建物ばかり、JR線で言うとちょうど南四日市駅近くで工場の中を走り抜けて行く辺り、早く違った風景の場所にたどり着きたい。やっと国道1号線に入り交通量の多い道を進んで行って、近鉄線の高架と交差する辺りにあるのが次の新正駅、付近は四日市の中心地に近い町の中と言った所だが国道1号線からは見えるホームは何とも淋しそうな感じ。国道から脇に逸れた所に駅舎はあるが無人駅でやっぱり寂しそうな感じ、まるで町中のゴーストステーションとでも言ったところか。












新正駅を後に国道1号線へは入らず旧東海道へ、この辺りは宿場町の入口に当たり町の中心部に近いと言っても雰囲気が落ち着いた所、ここを進んで行くとやがて駅へと向かう大きな道が交差する場所へと至る。ここを左に曲がると近鉄四日市駅、もう言わずとも知れた大ターミナル駅は高架駅なのでホームの様子は見えないが、たくさんの電車が行き来して賑やかな様子は下からでもうかがえる。本線系のホームは高架にあるが四日市あすなろう鉄道・・・元は近鉄内部線、八王子線、前に各駅巡りで沿線を走ったこともありました・・・の四日市駅は高架下にあり駅は分離されている、大きな駅で人の行き来も多くさすがにここは自転車で走るにはちょっと気が引けてしまう、と言うことでそそくさと言った感じで駅から遠ざかることに。
四日市駅を出ると河原町駅、阿倉川駅、すみません、ちょっと紹介がサクッと過ぎる感じですが、特にこれと言った特徴がある駅ではなかったのでこんな感じで通り過ぎることになってしまいました。両駅とも町中の賑やかな雰囲気の場所にあり乗降客も多そうな感じ、80キロ近くに及ぶ長い路線も四日市駅を境にローカル線っぽい雰囲気から通勤路線に変わり名古屋方面へは準急も運行されている。時間的には午後に入ってそろそろ帰りの時間も気にしなければならないところだが、ここまで来たら何とか三重県は抜けたい、もちろん名古屋駅まで行きたい思いはあるが・・・旅は終盤戦、とにかく前へ、前への気持ちを先立たせて行くことにしましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。         まちみち




No.1153 芸予の旅(7)・・・大三島横断

2019-06-24 10:21:00 | 瀬戸内
おはようございます。












芸予の旅、大崎上島木江港からフェリーで大三島へと渡っています、文字通り愛媛県と広島県を行ったり来たりの旅となっているのですが、今度はまた愛媛県に戻ると言っても旅は確実に終わりに近づいてきています。今日4本目のフェリーはもう何度も乗ったことがある航路、15分ほどの短い乗車時間ですがいろいろな思いを馳せることがある航路です。旅の途中で利用する時は次の島へと向かう楽しみの真っ最中、しかし今回は旅の終盤での利用、デッキから見る瀬戸の風景も少し寂しく感じてしまう、この旅ではもう1本フェリーに乗ることになるが時間的にはその頃はもう暗くなっている頃だろうから、日が輝く海を見ることができるのはここが最後になりそう。そんなノスタルジーな気分もぶった切られるように線内にアナウンスが響き大三島宗方港へと到着、旅の終焉は近づいていると言ってもまだ先は長い、しかもいくつか坂越えが控えている、さあ、もうひと踏ん張り走るとしようか!

















宗方港から少しだけ進むと道は2つに分かれる、海沿いの道は大三島大橋へ、前に一度走ったことがあるがアップダウンの連続で結構きつかったのを覚えている。今回進むのは左へと分かれる宮浦方面へ向かう道、いきなり急な上り坂から始まり山の中を進んで行く、海が高くから見渡せる道、さっきまでいた大崎上島も向こうの方に見えている。道はカーブとアップダウンの連続、一旦下りを過ぎてまた目の前に大きな坂道が見えてくると心が折れそうにもなってくるが、次のフェリーの時間も気にしなければならない、とりあえず自分(一人称)のペースを保って走っていれば大丈夫、とにかく前へ前へ・・・。やがて町へと差し掛かり宮浦港へとたどり着く、以前はここが大崎上島への玄関口だったが航路の見直しでフェリーの発着はなくなってしまった、航路廃止の時期が安芸灘とびしま海道が開通した頃だからサイクリストに配慮した部分もあったのかも。今は静かな港に神社を模した桟橋がいかにも淋しそうな感じ、そのモチーフとなっている神社が大山祗神社、この港からは灯籠が立つ参道が伸びている、この日は大晦日なので明日は初詣で賑わうことになりそうだ。












神社の参道からは川沿いにサイクリング道が伸びているがここは車が走り抜ける県道の方を進んで行く、道はやがて上り坂、いくつかの小さな峠を越えてきた旅だったがここが最後の峠となる。緩やかな上り、フェリーの時間には余裕があるのでここもペースを守って上り切る、この峠を越えると下りとなりやがて前方には海が見え、山の向こうには多々羅大橋の欄干も顔をのぞかせてくれる。この多々羅大橋が今回の旅で唯一渡るしまなみ海道の橋となる、県道は行き着いた所で右に曲がって国道317号線となって、いよいよ橋が大きく見える所へと差し掛かって行く、海の向こうに見えるのはこの旅では最後に行くことになる生口島、ひょうたん島の向こうには微かに瀬戸田の風景も見えている。刻一刻と近づいて来る旅の終わり、それに歩調を合わせるように日も傾き始め陽射しが赤みを帯び始めて来た、次回は多々羅大橋を渡り・・・とその前にこの場所で寄っておきたい所があったんだった、2017年の旅では見つけることができなかった場所、次回でお送りさせてもらおうと思っています、と言うことで今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち




No.1152 『なつぞら』どうなんだ?

2019-06-23 08:02:35 | 日記
おはようございます。


このところペースをちょっと抑え気味で更新させてもらっています、お送りしなければならないネタはたくさんたまっているし、その中には昨年の暮れに走った記録もまだ残っています。「芸予の旅」はまだ3回ほど予定しているのでこのままだと7月に入ってしまいそう、もう半年が経とうとしているのにね、まあできるだけ早く終わらせるように努めて行きます、またお付き合いのほどよろしくお願いします。今回は旅の方はちょっとお休み、閑話休題でお送りするのは・・・相変わらずドラマの話です。




『なつぞら』面白いですか?自分的にはあまり面白くない、と言うのが正直なところでしょうか。思えば昨年の今頃は『半分、青い。』にはまっていて毎回鈴愛チャンの名前を出していましたが、『なつぞら』を取り上げたのはここまででドラマが始まってすぐの頃の1回だけ、その時はまだ子役の頃でした。その頃は子役がうまいことやおじいさん役の草刈正雄が良かったことで、これは広瀬すずが出て来たらもっと面白くなるだろうな~、と思っていたのですが、何だろう?この熱の下がり具合は・・・。




視聴率はなかなかいいんですよね、変化球の鈴愛チャンからサクセスストーリーの『まんぷく』と来て今回、と流れは上々、そう!そう!その感じ~!!と言ったところなのですが、ドラマの内容となると何か、何かな~なんだよな。まあこう書いているのはあくまでもなのですが、その原因をちょっと考えてみました。

1.広瀬すずの存在感・・・これまで映画では存分に存在感を見せつけてきた彼女だがドラマでは今一つの印象、しかし朝ドラとなるとさすがにその実力を発揮させています。ただ、ただだよ、ここでは実力よりもフレッシュさを見せてほしかったんだよなあ、だから子役から広瀬すずに代わってからなつのキャラが変わってしまった。草を食べかけたり、家出をしたりとか生きるのに一生懸命だったいじらしい子がいつの間にか柴田家の中心にいて、実の兄妹たちの存在感を上回ってしまった。それだけ広瀬すずが上手いと言うことだろうがそれはここではいらない、見たいのは主役、奥原なつの物語で主演、広瀬すずの卓越したお芝居ではないと言うこと、この辺りのズレが違和感になってしまったんだろうなあ。

2.なつが恵まれ過ぎている・・・これ、東京編になってからニュースにもなってましたね、なつの周りがいい人ばかりで恵まれ過ぎているって。半分近く過ぎたここまで男に捨てられたことも男を巡って取っ組み合いしたこともない、逮捕されたこともないが近いことは子役の時にあったくらい、大きくなってから東京に出て来てからはなつの物語が淡々と進んでいて、イマイチ面白くない。まあ後半どうなるかですね、去年の鈴愛チャンは後半不幸続き、最終回目前で親友が亡くなると言う悲劇もあったが持ち前の明るさで物語を終わらせてくれました、なつにはこの先どんな試練が待ち受けているのでしょうか、やっぱり妹のことかな・・・記憶喪失になってたりして。

3.アニメーションの世界が地味?・・・これはまあ自分(一人称)の好みの問題だから仕方ないが、ヒロインがずっと椅子に座って絵を描いているシーンばかりで動きがあまりないから見ていて退屈してしまう。たまに絵を描きながら話をするシーンがあるが、動きがあるシーンではないので画面を見なくても話す声を聞いていればいいだけ、そのまま次のシーンになっても画面を見ないで話し声を聞くだけになってしまう。朝ドラはテレビをつけているだけで視聴率を稼ぐドラマだとよく言われているが、今の自分(一人称)の状況がそうなのかな、と思ってしまった、まあ福ちゃんの時もみねこの時もまれの時も同じ状態だったからね、ヒロインにはもっと弾けてほしいと言ったところですか。



4.朝ドラ歴代ヒロインの出演を謳いすぎな気も・・・それでも別にいいんですけどね、ウルトラマンタロウでもウルトラ兄弟たちが出て来たら豪華な話になってましたから。でもこのことをあまりにも前面に押し出すとちょっとくどい気もする、みんながひとつの画面に収まるわけでなくあくまでも主役の引き立たせ役ですからね、脇を固める人に余計な肩書は要りません。その歴代ヒロインの中で貫地谷しほりができる先輩役を演じていますが、それを見ているといつも「喜代美のくせに、若狭のくせに・・・」と心の中で思ってしまう、結構ハマった朝ドラでしたからね~。


5.北海道編の終わり方がちょっと後味が悪かった・・・と言うか中途半端なまま東京編になった感じ、何か決着をつけなければならないことがいろいろとあったと思うが、それはさておいといてとりあえず東京編を突入させた感じ。そのためかなつのキャラがまた変わってしまったかのよう、その場その場でキャラクターが変わってしまう女の子なのだろうか。とりあえず今のアニメの世界のなつの心に天陽君はいるのだろうか?せっかく今話題のイケメンを起用しているのだからこのまま忘れ去られることはないと思うのだが・・・、で、なつは誰と結婚するの?誰ともしないとか、このままじゃみねこになっちゃうよ~。


とまあネガティブなことばかり取り上げてしまってきたわけですが、ここで終わってしまうと後味が悪いのでいいところも挙げておきましょう。





1.オープニングのアニメはいい、自分(一人称)はアニメのことはよく分からないがあのアニメはいい、朝の始まりにピッタリです。転んだ女の子を頭を使って立たせてあげる鹿がいいですね~、ちなみに自分(一人称)は子供の頃奈良公園の鹿に蹴られたことがあるそうです、記憶はないんやけどなあ~。






2.東京編になってからのなつのファッションが笑える、ホンマ、どっかのお店のお姉さんみたい、しかもそれが友達にまで感染しているのがまた笑える。なつの部屋にはたくさんの派手な服がかけられていますが、それを見る度に子役が汚れた格好で頑張っていたのに何でこうなってしまったんや、とも思ってしまう。朝ドラヒロインオールスターズの中ではその存在感を遺憾なく発揮しているのが女将さん役の山口智子、この次は『ロングバケーション』以来の月9だと言うことで、上野樹里さんがお世話になります、どうぞお手柔らかにね・・・。

3.北海道のお兄ちゃんが新婚旅行で東京にやって来たシーン、その奥さん役の北乃きいとなつの兄役の岡田将生が合うシーンがあったが、この2人と言うとこのドラマ↓↓↓



もう11年前の作品なんやな~、当時の首相が突然辞めると言いだして放送がぶちぎられたこともありました。2人はこの時は生徒役の中では中心的な位置にいました、生徒役の中には今でも一線で活躍している人がズラリ並んでいますが、賀来賢人、大政絢、前田敦子と言った名前がメインに並んでないのも今となっては意外な気もします。2人がいっしょに画面に映った時には懐かしい気分になりました、ただ2人ともこの頃の活躍ぶりからすると現在はちょっと失速している感じも・・・いやいや、そんなことはないか。


とまあ全然フォローにもなってませんでしたが、ドラマもまだ前半が終わろうとしている頃です、なつは誰と結婚するのかはたまたしないのか、妹はどうなっているのか、天陽君はこの先どんな扱いを受けるのか、なつのファッションはどう変わっていくのか、これからの展開には期待して行くこととしましょう。ただ、やっぱり広瀬すずにはテレビの小さな四角い画面は似合わないな、と言うことで久しぶりの更新となりましたが、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。