まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.749 下立売通

2017-05-30 10:28:07 | みち
おはようございます。











京都市内中心部を東西に通る道のうち京都御所で途切れている道が何本かありますが、今回走る下立売通もその一つ、まずは写真1枚目にある烏丸通にある烏丸下立売交差点から下立売通はスタートします。写真2枚目は前に登録有形文化財巡りで紹介したことのあるアグネス教会、うちのワープロは「アグネス」と入力すると一番最初に「アグネスデジタル」の名前が出てくる、どうでもいい話です。下立売通に入って写真3枚目、室町通との交差点の片隅には旧二条城の碑が立っている、現在の二条城は堀川通にあるもうお馴染みの観光名所だがそれとは違ってここにあったであろう二条城は室町時代に造られたもの、本能寺もそうだが謎多きありし時代の京都の一面を見ることができる場所でもある。写真4枚目、5枚目はその次に横切ることになる新町通、この通りも前に1枠設けて紹介しましたが、この通りと下立売通に囲まれたようにあるのは京都府庁、前回は和歌山県庁、今回は京都府庁と文化財に指定されている庁舎のことを話すと奈良県民としてはあのかっちょ悪い県庁舎が不憫に思えてきます。ここから先道は幅が狭くなって京都らしい町の風景の中を通る風情のある道となって先へと続いていきます。












京都の通りは東西南北碁盤の目を模したようにありますが、その1本1本の道に京都が歴史を積み上げてきた時代を垣間見ることができる気がします。ある通りでは室町時代、ある通りでは戦国時代、また別の通りでは江戸時代、そして幕末、明治から大正にかけてのモダン、レトロと言った言葉が似合うと言った感じ・・・となると下立売通はと言うと、上の写真にもある通り平安京の時代でしょう。もしかしたら1300年余りある京都の歴史の中では一番華やかだったかも知れない時代、その頃の政治の中枢のあった場所がこの通りにあったとのことでそれを示す案内板がいろいろな所に立っている。さっきも書いたが京都の道が碁盤の目のように張り巡らされているのは平安京が造営された時にできたもので、下立売通は勘解由小路と言う名の通りに当たるようになっている。この勘解由小路は京都御所の東側を通る寺町通が平安京の東端となっていた東京極大路から始まって御所を横切り(もちろん御所はまだなかった)、今の下立売通をたどって大宮大路、今の大宮通の辺りで一旦途切れる。ここからが上の写真の案内板にあるように平安宮があった所となり、今の御前通辺りで道が復活して更に西へと向かっていた。そうは言ってもそれはもう1300年以上も前の話、その痕跡などはもちろん見つけることはできない、宮跡の辺りも現在はこのように道が通り町ができて、歴史は嵩上げされた土地の上に被せられたように消え去っている。この辺りは奈良にあった平城京も同じ、今はここに都があったと言うことは歴史書などで確認することしかできない。







下立売通はこの先千本通を抜けて更に西へと伸びて、やがて丸太町通と合流する、この通り自体が丸太町通の抜け道と言う感じなのでその存在も京都の町の中で埋もれている感じである。今回の走りではこの通りを経由して妙心寺へと向かうつもりだったので、途中でひとつ北側を通る妙心寺通へと入って下立売通とはおさらばとしました。このブログでは京都の道シリーズとして、中立売通、上立売通を紹介してきて、今回の下立売通で立売シリーズは終わり・・・とは言っても別にこの3本の道にはそれぞれに関連性はないんですよねえ、名前が似ていると言うだけ。となるとこの「立売」とは何ぞや?なのですが、ここは頼みのwikiによると↓↓↓

「現在の室町通との交差点付近は、室町時代において店舗を構えず商売を行う商人(立売)が多く存在し、「立売の辻」と呼ばれ、これが通りの名前の由来となった。」

とある。成程商人の出番となるとこの3本の通りはどれも庶民的な雰囲気を漂わせている所でした。この前の大河でも商人の町の賑やかさを描写していたシーンがあったが、京都の歴史を支えてきたのは政治ばかりではなく、商業もその一面を担っていたと言うことをこの3本の通りが示してくれていたように思います。どの道も広いバスが通る道からは1本、2本中へと入った狭い道、人々の暮しが垣間見えるような道にも歴史ありと言ったところでしょう、そんなわけで次回もお付き合いよろしくお願いします。        まちみち

No.748 登録有形文化財巡り・和歌山市内編

2017-05-30 01:10:26 | 文化財
おはようございます。


『母になる』、前回がほとんどが小池栄子のターン、それを受けての第7話は沢尻エリカとの直接対決。先週の予告である程度荒れそうな雰囲気はありましたが、初めは穏やかに繰り広げられた会話がお好み焼きの辺りから一変、生みの母vs育ての母の対決となりました。この辺りは二人の母親の対決と言うのもありましたが沢尻エリカと小池栄子の演技合戦の面でも楽しみなところでした。沢尻があー言えば、こー行け栄子てな感じで小池栄子が育ての母親ぶりを言い返す、見ているこちらとしては前回の不幸な一面(これがネット掲示板では評判が悪かったのだが)もあって小池に分があるのかなと言う感じだったが、生みの母親沢尻が一気に熱い思いをぶちまけ、このドラマの主役だからと言うわけではないがここは沢尻エリカの方に共感を持たせるような感じで終わりました。しかし二人の対決、演技合戦はなかなか見所がありました、そしてこの二人を見守るような感じで側にいた板谷由夏がこの後娘に時間が止まっていなかったと話すところ、これが今回のドラマの肝になる部分だったと思いました。 板谷由夏も毎回バイプレイヤーとしていい役割を果たしてくれています、野球で言うと7番バッターみたいな感じですが、出始めの頃の福山雅治とのドラマの頃のド下手ぶりからよくぞここまで渋い活躍をする女優さんになったと言ったところです。
このドラマは息子を誘拐された母親があれやこれやと探し当てて最後に再会すると言うベタな展開ではなく、第1話で息子がいなくなってその後すぐに10年近くの時間が飛ぶんですよね。それまでは家族に恵まれて幸福そうな沢尻がその時間の流れで境遇が変わってしまい、その後行方知れずだった息子と再会してそこから本当の母親へと再生していく物語。第1話でビュンと飛んだ時間が板谷由夏が言うところの沢尻の止まってしまった時間だったが、その時間は沢尻エリカの中では自分は何を言われようがずっと子供に生きていてほしいと思っていた時間だったと話していた、これはもう生みの母の一番熱い思いでしょうね、これを言われたら育ての母は何も言えないわ。台本を手繰って台詞を言うだけでなく、本当にその時間を過ごしてきたかのように思いをぶつけた沢尻エリカの演技が光っていた回だったと思いました。小池栄子は前回のターンが強烈だったからか今回は沢尻に花を持たせたと言った感じ、次回はどのように反撃をかましてくるのか、また楽しみにしておきましょう、と言うことで本編、行こか↓↓↓









和歌山市内での初めての登録有形文化財巡り、まずは和歌山県庁から始まりです。思えば近畿は県庁、府庁が元も含めると奈良だけが文化財じゃないんだよなあ、何か不憫やな~。でこの和歌山県庁、和歌山城と対を為すような位置にありなかなか威風堂々な造り、そう言えば県庁の建物ってなぜか左右対称が多いような気がするんだけど、何ででしょうかねえ~、どうでもいいようなことが気になってしまう、僕の悪い癖・・・

















この辺りの連貼りはほとんどが個人の持ち家で、場所的には和歌山市の南部、和歌浦に近い辺りです。まあ人の持ち家となるとあれやこれやと言うわけにはいきません、とは言っても文化財に指定されたと言うことでいろいろなメディアなどで取り上げられたりもするわけで、例えばサイトで住所が晒されたりしているの、この家の持主はどう思っているんだろう。まあ自分(一人称)がここに写真を貼っているのも失礼なことしていると言えばそうなんですけどねえ、まあそれが文化財の持主となった人たちの宿命なのかも・・・って自分に都合のいい考え方ばかりしてるな。












今回の記録は昨年の暮れに走った時のものとこの春に走った時のをミックスしてのお送り、写真3枚目、4枚目を除いてあとは3月に走った時のものとなってます。写真5枚目、6枚目の建物は南海和歌山市駅に近い所にあるのですが、年末に走った時は報せを受けて一目散に駅に向かっていて、この建物が見えていたにも関わらずスルーしてしまった。モダン、レトロと言う単語が似合いそうなビルだが本来の役割は終えていて、今はアートギャラリーとして活用されているらしい、まあ今は形を残していくと言うのが主流だから、用途はどうあれ余生を過ごせる建物は幸せかと言ったところだろう。それは下3枚にある建物も同じ、南海加太駅近くにある、今は○○家住宅で文化財として記録されている建物も昔は警察署だったとのこと。町の平和を見守ってきた場所が今は家政婦紹介所だなんてこれいかに・・・、とまあこれ、文化財巡りを先行でお送りしたわけですが、走りの本編となる方は和歌山から泉南方面へ、まずは加太線各駅巡りを近々公開しようと思っています。そんなわけで次回もお付き合いよろしくお願いします。         まちみち

No.747 葛城山麓の旅(4)風の森、今年も

2017-05-28 19:20:42 | ふうけい
おはようございます。










今年初めの走り、葛城山麓の旅はとりあえず今回の目的地である風の森へとたどり着きました。もう毎年ここには来ているのですがこんな冬のど真ん中に来たのは今回が初めて、まあどこに行くか迷いながら結局ここに来たわけだから予定外だったと言えばそうなのですが、でもやっぱりこの風景はいつ来ても気持ちを落ち着かせてくれます、特に今回はね・・・。写真を見てお分かりの通りここは何もない所、『襟裳岬』といっしょです、視界いっぱいに広がる田んぼは冬枯れしていて茶色の風景、遠くに見える吉野の山々も所々雪がかぶっているのが見えます。金剛葛城山麓から吹き下してくる風はほとんどなく正月2日にしては結構暖かく感じる、「風の森」と言っても森はないし風もない、地名に不似合いな場所とでも言ったところか。











自分(一人称)がポイントとしているのは鉄塔が立っている所、写真1枚目、2枚目に見えているのがそうです。上の写真にある「風の森」と彫られた道標らしきものが道端に立ち、北に西に南に270度の田園風景、その後ろには葛城の山々、東側は少し小高い丘になっていてそちらへと上って行くと風の森神社がある。民家もポツリポツリと見える、峠と言っても普通に生活している人もいるわけだが近くに商業施設がないので買い物に行くのは大変だろうな、とか余計なことを思ってしまう。風の森なんておとぎ話に出てくるような地名だが森と言えるような所はその神社付近にちょっとしたものがあるくらいで、ここがなぜ風の森と呼ばれているのかについては分からない。ここはと言うことでここはGoogle検索でキーワードを入力すると出てくるのはこればっかり↓↓↓



自分(一人称)はお酒は飲まないし興味もないのだが、「風の森」となるとこちらの方がお馴染みであるらしい、もう地名の由来についてはこだわらないこととしておきましょう。










鉄塔のある場所から東へ進んで行って坂道を下ると国道24号線鴨神交差点へと突き当たる、ここが風の森峠で国道24号線では全区間で一番標高が高い所に当たる。ここにあるのが風の森バス停、しかし周辺にはラブホテルが建っていてあまりいい雰囲気の場所とは言えない。国道に沿うように旧街道が通っていてここからは下り道、その途中にある田んぼにはここに来た時にはもう毎度お馴染みの手作りの案山子が立っていて、何もない風景に楽しい雰囲気を演出してくれている。毎回案山子の顔ぶれは違っているみたいなので、地元の人たちが頑張ってくれているのだろう。

風の森に別れを告げて後は帰路に着くだけ、と行きたいところだがまだ帰るには時間が早すぎる、このまま旧街道を下って御所方面に出るもいいが今回は吉野口へと向かうことに決めた。風の森峠から坂を下り切った所で幅の広いきれいな道が交差している、多分山を切り開いて作った新しい道だろう。この道は前に一度今回とは逆向きで風の森へ向かうために通ったことがあるが、山を越える道なのでその時は自転車で上り切れずに押し歩きで上った、その時の記憶が甦りそうだが、今度は逆向きなので自分のペースを保って坂道へと挑んでいく。と言うことで今回はここまで、この後はさっきも書いた通り、吉野口界隈を通り抜け更に明日香村まで走った記録をお伝えしていこうと思います、と言うことで次回もお付き合いよろしくお願いします。        まちみち

No.746 藤井寺、葛井寺、近鉄バファローズ

2017-05-27 00:53:50 | まち
おはようございます。













大阪府藤井寺市は大阪では一番、全国でも5番目に面積が狭い市です。人口もさほど多くなく下から数えた方が早いくらいの順位、ただそれは面積が狭いからと言う理屈にピッタリで人口密度は大阪府内でも上位に位置しています。奈良から国道25号線を走って近鉄国分駅から堺方面への道へと入ると写真1枚目、石川を渡る手前で藤井寺市へと入る、もう何度も走っている所だが大概は通り過ぎてしまうだけの所、去年の夏に古市古墳群を巡った時に町を少し巡ったくらい、今回は町の中心地を巡ってみることとしましょう。
今走っている道、堺大和高田線は石川を渡ると近鉄南大阪線に沿って走り、外環、名阪を通り過ぎて旧道が分かれているのでそちらへと入って行く。この道が長尾街道、走っていると写真4枚目、5枚目の道標と案内の表示が立つ藤井寺市役所前へとたどり着く、旧街道とは言っても民家や学校がある普通に人が生活している所、たくさんの人が駅のある方向へと歩を進めている。道は少し進むとその駅へ向かう道と交差する、南北に伸びる道は右側が長尾街道と古市街道が重複している道、この場所でそれぞれの旧街道が分かれることになる、ここは左へ、古市街道へと入って行くこととしましょう。所々旧街道の雰囲気が残る道だが、地元の人にとっては駅へと向かう生活のための道でしかない。やがてアーケードの商店街へと入るが、一番下の写真にあるようにまだ開店前だからかシャッターが閉まった店が多い、もしかしてこのままシャッターが開かない店もあるかも。











一旦アーケードが途切れた所が近鉄南大阪線の踏切、すぐ先には藤井寺駅のホームが見えている、そのまま真っ直ぐアーケード商店街を進んで行くがこちら側は人通りも多くなかなかな盛況ぶりだ。そんなに広くない通りに人がいっぱい、ここは相棒君は押し歩きで行くことにしよう、それにしても駅の北側とは打って変わっての賑やかさだ。アーケードを抜けると寺や神社があって旧街道っぽい雰囲気も漂っている、市の中心部だがバス通りはひとつ向こう側の筋なのでこの辺りは古い町並が残っていると言うことか。写真1枚目にある道標、そこにある仲哀天皇陵は去年古市古墳群を回った時に行きました、ここは道標のある角を左へと曲がると葛井寺の山門が立つ場所へとたどり着く。その前には写真2枚目にあるこれもフルそうな大きな道標、その先には写真4枚目、古い町並が狭い通りに軒を為している。そして写真3枚目にあるのが葛井寺の山門、手前の寺院名を示す表示には「ふぢいでら」とある、普通に読めば「くずいでら」となってしまいそうだが、この市の名前の由来にもなっている寺院である。早速境内へと入ってみることに、ちょうど今は藤の花が見所と言うこともあって結構見に来ている人が多い、ここにも何枚か写真を貼りましたが、ここは枚数は少ないですがフォトチャンネルでのお送りとしておきましょうか、ご覧いただけたらありがたいことです。

葛井寺







藤井寺市はこの間『なるみ岡村の過ぎるTV』でも取り上げられていました、そのコーナーでは摂津市に始まって、河南町、岬町、貝塚市、島本町など大阪ではあまり名前の知られていない所を取り上げているわけですが、藤井寺ってそんなに知名度低いか?ここが市だと言うことは知らなくても、って人はいないと思うけどそれでもこれは皆さんよく知っているでしょう↓↓↓



御存知藤井寺球場、でもこれも20世紀の遺構みたいなものだからこちらの方が知らない人が多いかも、大阪近鉄バファローズの本拠地として数々の名勝負が繰り広げられてきた球場もいろいろと不遇な時代もありました。地元との兼ね合いで照明がなくナイターが行われなかったとか、これも同じ理由で鳴り物禁止、近鉄(Bu)は20世紀の内には3回優勝しているが2年連続で優勝した時はここで日本シリーズが行われなかった、で1989年に優勝して初めてこの球場で巨人(G)との日本シリーズが行われた時は3連勝の後4連敗と歴史的な屈辱を味わった。まあ球団もいろいろと辛い時期があったわけだが、それでも↓↓↓



これを見ると泣きそうになりますねえ、仰木監督の何とも嬉しそうなこと、自分(一人称)もこの年(1989年)の優勝が一番嬉しかったです。今年はここまで楽天(E)が首位を突っ走っています、梨田監督、こりゃ本気で優勝狙っているのかも、でも近鉄(Bu)がなくなって生まれたチームだから頑張ってほしいですねえ。
そんなわけでまたまた話が逸れてしまいましたが、藤井寺球場も今はその痕跡を見ることはほとんどできない状態となってしまいました、上の写真にあるモニュメントは前にここでお伝えしたことがありました。今回訪れた時にはお父さんと子供が野球の真似事をして遊んでいました、子供はもちろんここに球場があったことも、ここで近鉄バファローズと言うチームが名勝負を繰り広げていたことは知らないでしょう。まあ自分(一人称)みたいにいつまでも近鉄近鉄と言っている方がもうクラシックみたいなものですが、この町を走る時にはいつも「飛~ぶ雲飛こ~え声、飛~ぶボール~♪」と口ずさんでいます、いい思い出です、次回もお付き合いよろしくお願いします。          まちみち

No.745 今回は1枠まるごと『あなたのことはそれほど』第6話

2017-05-25 08:19:18 | 日記
おはようございます。


ここ2日ほど更新が止まってしまいました、1日目は月1の病院、付き添いだよ、自分(一人称)じゃないよ、そして昨日なのですが、午前中に更新しようかと思っていたら、突然ネットが接続が途切れてしまった。Wi-Fiのルーターには「圏外」の文字、まあこう言うことはよくあることでまたいつものことだろうと思っていた。で、昨夜帰って来てもう大丈夫だろうと思ってパソコンを起動させてネットに接続しようとしたらこれがつながらない、ルーターは相変わらず圏外になっている、こんな事は今までなかった。圏外になるのは大概なことで仕方ないな、と思っていたがさすがにこれだけ長いと心配になった、近所が原因なのかうちだけがそうなのか・・・と思いルーターを持ち歩いて近所一角を歩き回った。家を出てすぐに「圏外」の文字は消えて画面にはアンテナが立った、しかしうちに戻っていつもの場所に置くとまた圏外になってしまう、もう何が何だか分からなくなったがこのままでは行けないと思い、再度家を出てアンテナが立ったところで戻って来て、アンテナが建っているのを確認してネットに接続すると何とかつながってくれた。今は何とかそのタイトロープ1本だけのギリギリの接続状況の中で更新しています、さて、本文行きましょうか↓↓↓


仕事から帰って来て、さあ、録画しておいたドラマ、この間は機械の不備で録画エラーがあったから心配だったが今日は無事録画できていた、良かった~、見るのはもちろんこのドラマ↓↓↓



二人とも穏やかな表情ですねえ、これがドラマとなるともうそりゃあ~、では時系列を追って見ていってみましょう。


最初は先週のおさらいから、自分(一人称)は雷、稲妻が苦手なのであの携帯の写真を見るだけで背筋が寒くなってしまいます。そうか、先週の最後は東出がそろそろ暴走しようか、ってところで終わったんだった。


2分半頃、前回末辺りから東出飛ばしまくってるなあ。ネットでは東出は台詞が棒読みだとよく言われているが、このドラマに関してはその噂を逆手にとっているようで、うまく作用しているように思います。この喋り方も彼のひとつの魅力と言っていいでしょう。

4分50秒頃、波瑠、そう来るか~、懲りない奴やな~ってかその考え方がむしろ清々しいわ。こう言う考えの人っていますねえ、自分が悪いのに人の言ったことを自分の都合のいいように受け取って肯定的になる人、

6分20秒頃、オープニング、『キアリス』の象徴の四葉のクローバーがこんな不倫ドラマに使われちゃって・・・

8分頃、ぎこちない、かみ合わない会話の中でも何とか取り繕うとする二人のやりとりは波瑠と東出の演技合戦、どちらとも爆発しそうな雰囲気を微妙なバランスで抑えている辺りは見ていてなかなか面白かったです。波瑠は「楽しいか、それ」と言っていますが見ている方は結構楽しいです。

10分頃、波瑠が心理戦を仕掛けてくる、東出はどう出る?って思ったらほとんど挑発に乗ってこない感じ、ここは東出の方が一歩リード!

11分半頃、東出の友人登場、こいつの役割がイマイチ分からん、ネットで言われているようにホモなのか?ただの傍観者にしては怪しすぎる感じもするが・・・。

14分50秒頃 、仲里依紗と中川翔子が登場・・・って来たな~東出、この二人『富士ファミリー』で共演してたな。中川翔子はマルチタレントとしてはもうお馴染みだが、この子が中川勝彦の娘と知った時は驚いた、昔よく聴いていたラジオ「MBSヤングタウン」で兵藤ゆきや北野誠に「カッちゃん」とかわいがられていた。今で言うと美男子と言った顔立ちで歌手だったがドラマや映画にもよく出ていたが、若くして亡くなられたんですよねえ、娘さんの活躍をお空の上で見守っておられることでしょう。

17分半頃、CMで仲登場、このCMは緊張感漂うドラマの中でホッと一息つける所、本編では暗い表情の仲里依紗が穏やかな表情を見せてくれるのがいいです。この人もいろいろなドラマや映画に出ています、上野樹里の妹役やってたこともあったなあ。最近はNHKのドラマでとんでもないおっかない役をやっていたが、同じNHKでの「ドキュメント72時間」の抑揚のないナレーションはなかなか秀逸です。

19分半頃、あっ、宇田川さんだ~、『花子とアン』もたくさんの原石が出てましたねえ、後に朝ドラの主役になった人、大河ドラマの主役になる人、今民放のドラマで主役やっている人もいるし。波瑠も東出も朝ドラから旅立った人、ただその時の印象を引きづって行くわけにはいきません、そう言う意味ではこのドラマはターニングポイントになるのではないでしょうか。

21分50秒頃、柴犬君呼ばわりか~、おまえ何様なんだよ。で、その東出のネチネチとした逆襲、これは波瑠も怒るわな、で出て行くってか。でも波瑠、こういう表情しているけど多分心の中では「チャンス到来!!」って思ってるんだろうなあ、表情と心の内が違う役をうまく演じていると思います。

28分50秒頃、ついにストーカーに成り下がったのか、ってこの後大政絢登場、この子と仲は『ハチワンダイバー』で共演してましたね。この子の言うことは正論だ、このドラマ唯一の良心と言ったところか。おやおや、来ましたね、波瑠お得意の建前と本音が合わない芝居、「悪い大人になった」自分を泣いて否定して心で肯定している、このドラマで波瑠が一環として見せている愚かやな~、で反面巧いな~と思わせる一面です。

36分40秒頃、所沢ってこんな田舎なんか?昔『がんばれタブチ君』でタブチ君が奥さんを西武ライオンズ球場に連れて行った時に奥さんが所沢はとんでもない田舎だとか、西武球場は巨大なだとか言っていた。

42分10秒頃、ここはいわば波瑠と大政絢の演技合戦なんだよね。約1分半の二人のやりとりはもちろん台本にはあるのだろうが、助ける方のたたみかけるような話し方と助けられる側との本心か否かの表情の対比が面白く描かれたシーンだったと思います。で、この対決で勝つのはどちらかと言うと・・・

44分40秒頃、メールでこう言う文面入力する奴って、やな奴だよなあ、相手の気持ちを量りかねるような文章、どういう反応をしてるのかを所沢の空の下で楽しみにしてるんやろな。自分(一人称)、この男嫌いだわ~。で、演じている鈴木伸之と言う兄ちゃん、知らない、劇団EXILEの人らしい。劇団EXILEと言うと町田啓太はよく知っている、桐谷美玲とよく一緒に出ている人ね、あと青柳翔が今主演映画やっているんだったか、日本映画専門chでそれに合わせて青柳主演の映画を2本見たが、『サンゴレンジャー』はAKIRAのパチもんと言う感じだった。で、この鈴木伸之を調べてみると東出昌大とは映画、大河と共演してるんですねえ、大河『花燃ゆ』では寺島忠三郎役、禁門の変で久坂玄瑞と互いに刺し違えて亡くなっている↓↓↓



と言うことは今回も東出と刺し違えるのかも・・・

46分50秒頃、さっきの二人の演技合戦の結末がここにつながるんですが、結局こっちに傾くわけか~、やっぱりバカ女なんだけど走っている時の表情は良かったですねえ。悪い奴やな~とは思うのですが、走っている時の嬉しそうな顔には罪の意識が微塵にも感じられませんでした、その辺りは波瑠はうまく演じていますねえ。ネットのニュースでも波瑠がこのドラマのことをブログでいろいろと書いたり主人公の美都に対してまあ複雑な感情はあるのだろうと思いますが、いざ演じるとなると波瑠=美都、嬉しい時には素直に嬉しい表情をする、それでいいと思いますよ。

49分10秒頃、東出がどう思っているかは分からないが、ここは大政さんが責任を感じることはないんだよ、悪いのは本能だけで行動している波瑠の方だから。であの置き書き、アホな女が一刻も早くその場所に行きたいと言う気持ちがそのままありありと文面と字体に現れているようでした。

51分10秒頃、ついに東出発狂、で本当にこのまま逃げるのか、後姿の二人・・・つ~づ~く


と言うことで細かくドラマの感想を時系列で追ってみました、ちなみにうちのレコーダーは30秒ほど早く録画が入るので(機種はシャープのアクオスDVDレコーダー)、時間には少し相異があると思います。それとドラマを内容にどっぷりと入り込んずに客観的に一歩引いたところから見ると言うことで、役名は使わずに役者さん本人の名前で記しています。前回までの2週は東出の勝ちかなと言う形で終わってましたが今回は波瑠の勝ち、どうしょうもないアホな女でもあんなに嬉しそうに走ってたらやっぱりこのドラマの主人公だな、と思ってしまった。今回は東出にとったら逆襲が仇になった感じ、次週はどういう形で更なる逆襲を仕掛けてくるのか、楽しみにしたいところです。視聴率のことはあまり話題にしたくはないのですが、今回は上がったみたいです、楽しみ見てるドラマをこんな数字で評価付けされるのは気に入らないのですがここは素直に喜んでおきましょう。
そんなわけで今回はドラマ1話をまるごと掘り下げていろいろと話させてもらいました、ホント、はまりまくってますわ、自分(一人称)、作っている側からしたら思うツボと言ったところですが、その船にはあえて乗らせていただきますわ、と言うことで次回もお付き合いよろしくお願いします。       まちみち