まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.174 小豆島(3)・岬の分教場

2015-06-29 10:55:47 | 旅行記
おはようございます。小豆島の旅、前回の続きをお送りしていきます。







坂手港からカーブになった上り坂を越えた所にある古江交差点を左へと曲がって海沿いの道を行く。地図で見れば半島のようになった所、ほぼ全区間が海に沿っていてアップダウンを繰り返す道、ここを進んで行くと『二十四の瞳』の舞台となった所へ差し掛かってくる。
まずはここも海に面した、岬の分校の前を通り過ぎるがここは後で立ち寄ることにして、もう少し先にある映画村の方まで走ってみることにする。







と言うわけで、この半島の先に近い所にある『二十四の瞳映画村』の前までやってきたのですが、すみません、ここは時間とお金の都合で中へは入らず外観だけ(写真2枚目)。後で改めてここの画像を見たのですが、やっぱり行っといたら良かったなあ、と後悔しています。まあこの頃は映画や物語に興味がなかったので仕方ないが、やはりこれはまた行かなければならんかな・・・。







岬の分校前に戻って来ました、正しくは『岬の分教場』と言って、実際に使われていた建物だったとのこと、自分(一人称)てっきりこれが映画のロケで建てられてそのまま保存されたものだと思っておりました。『二十四の瞳』については映画もドラマも見てません、何か戦争を背負った物語って苦手なんだよなあ。






写真1枚目は分教場の近くで撮ったもの、そこにある看板には見覚えのあるマーク、丸印の中にに漢字の金の字は御存知マルキン醤油のロゴマーク。「マルキン」と言うとこれ ↓



を思い出すのですが、このマル禁が縁でマルキン醤油がこの番組に醤油を贈った話を思い出す。その『マルキン醤油』の発祥の地がここ小豆島とのこと。海沿いの道を戻り古江交差点から県道28号線を北へ向かうと、周辺にほのかに醤油の香りが漂うマルキン醤油記念館へとたどり着く(上の写真2枚目、3枚目)。さて、小豆島の旅はこの先国道439号線へ進んで行くことになりますが、それについてはまたの続きと言うことで、今回はここまでとしておきます。      まちみち

No.173 馬籠峠

2015-06-28 22:15:42 | ふうけい
おはようございます、と言う時間ではないのですが・・・









約1ヶ月ぶりの木曽路走り、前回は妻籠宿の古い町並を進みましたが、木曽路越えのハイライトはまだまだここから、目の前に立ちはだかる上り坂をせっせせっせと自分(一人称)のペースを保ちながら進んで行く。たどり着いたのは大妻籠の集落、坂に沿って古い町並が続き、途中には写真5枚目にある庚申塚と言う名の一里塚もいい雰囲気で姿を留めている。








ここまでは県道を上って来たが、旧中山道はこの先県道と分かれて石畳の道となる。ここはできるだけ忠実に旧道を行きたいので、そちらの方へと入って行く、何て迷惑な行為なんでしょう。石畳の道は途中走れなくて相棒を持ち抱えて進む箇所も、そして未舗装の道となり、やがてたどり着いた一石栃白木改番所付近ではGW真っ只中なのに桜の花が満開となっていた(写真3枚目、4枚目)。写真5枚目はその番所から少し行った所にある立場茶屋跡、ここを後にして更に坂を上って行くと、この旅で一番標高の高い所へと差し掛かる。







写真はその馬籠峠の様子、旧中山道はここでさっき分かれた県道と合流する、表示には801メートルとある。その場所にある峠の茶屋は観光客でいっぱい、車、バイクで来ている人、自転車で来ている人もいるみたい。ただ自分(一人称)はこういうお茶屋さんに寄ることはしないので、峠周辺を一通り見て回ってから下り坂を進んで行くこととする。
ところで、この馬籠峠を境にして長野県から岐阜県に入ったわけだが、この旅のほんの2、3年前まではここはまだ長野県だったそうだ。ここ山口村は2005年に長野県から岐阜県中津川市に越県編入されたとのことで、確かにこれだけの標高の高い峠を越えたわけだから県が変わった方が分かりやすい気がする。それを思うと生駒山を越えても四條畷市を主張されている田原地区、奈良県がもらうってことできないんでしょうか?あの辺りを大阪府と言うのは何か違和感があるんですが、奈良県民としては・・・。






写真1枚目、2枚目にある水車や木橋、旧街道の雰囲気を漂わせているなかなかいい風景である。この坂を下りて行くと馬籠宿へとたどり着くこととなるが、それについてはまた日を改めてのお伝えと言うことで、今回はここまでとしておきます。     まちみち

No.172 京阪石山坂本線各駅巡り(浜大津以南編)

2015-06-28 07:49:15 | 鉄道
おはようございます。今回は各駅巡りシリーズとして、大津市内を走る京阪石山坂本線沿線、浜大津以南を紹介していきたいと思います。









大津港から京阪線が沿う県道18号線、通称湖岸道路を進んでまず最初の島の関駅(写真1枚目)、道路に面した所にホームがあるだけの簡素な駅だが駅員の姿が見える。次の石場駅も湖岸道路に面した所にあって(写真3枚目)、この辺りは商業ゾーンに近いこともあって結構乗降客が多い。
石山坂本線はここから湖岸道路を離れて行くので、自分(一人称)もそれに沿うようにある膳所方面へと向かう道へと入って行く。その途中の住宅街には写真4枚目にある飛び出し坊や、何だか不気味なんですけど・・・、やがて賑やかな通りへと入って京阪膳所駅へとたどり着く。






膳所の町中の狭い道を通って次の錦駅、ここの踏切で見かけた写真2枚目にあるすれ違う電車、手前は京阪特急カラー、もう一方は『ちはやふる』のラッピング列車。この度広瀬すず主演で映画化されると言うことで、またまた盛り上がることではないでしょうか。次の駅は膳所本町駅(写真3枚目)、ここでもまた別のラッピング列車を見かける、石山坂本線の電車はなかなかバラエティ豊富だ。







膳所本町駅からは少し線路を離れて旧東海道へ、ここはもう走り慣れた道、膳所周辺は古い町並がいい雰囲気を漂わせている。先の中ノ庄駅(写真2枚目)、瓦ヶ浜駅(写真3枚目)はその東海道が通る場所にあるが、旧街道走りをしている時には何気なく通っていた踏切、その近くに駅があったこともほとんど気づいていなかった。次の粟津駅は東海道を離れて細い民家の中の道を進んで行った先にある、駅を探してこういった地図でも目立たない道を走るのもまた各駅巡り町巡りの楽しいところである。







再び東海道に戻って賑やかな町中に差し掛かった所にあるのが京阪石山駅。JR石山駅に隣接している駅は今までのホームだけの駅とは違って、結構立派な造りの中にホームがあって柵の外からしか眺めることができない。起点、終点になる駅や途中での名前の知られた駅はそう言った感じの駅が多いので、それは仕方のないところ。ここは柵越しから1枚だけホームの様子を撮るだけに留めて次の駅へ向かう。
再び東海道に戻って車の多い通りを走ると踏切を渡った所にあるのが唐橋前駅、駅名通り瀬田の唐橋の最寄り駅である(写真2枚目、3枚目)。この駅を出ると次は終点石山寺駅だが、今回は走るコースから外れてしまったので、この駅を巡るのだけはカッツ・アイ。ここは以前に何度も来ているので、その時に撮った写真を貼っておきます(写真4枚目)。
とりあえず各駅巡りはここまで、この後は琵琶湖岸を走って北へ向かい琵琶湖大橋を渡って、坂本から浜大津までの残りの区間はまた別の機会でのお伝えとなります。今回はここまでとしておきます。     まちみち

No.171 瀬戸内の旅(12)・伯方島

2015-06-26 09:04:58 | 瀬戸内
おはようございます。またまた久しぶりになりますが、瀬戸内の旅、行ってみたいと思います。









大三島橋は今まで渡ってきた橋と比べると少し小ぶりな感じがする所、ここを渡るとしまなみ海道5番目の島、伯方島へと入る。長い下り坂を進んで国道317号線に合流するとすぐにコンビニがあったのでここで少し遅い昼御飯とする。
そのコンビニから少し進んだ所に道の駅『伯方S・Cパーク』がある、午後の陽の光を受けた海が明るく輝き、その向こう側には次の大島が見えている。その左手側には伯方大島大橋、道の駅を出るとすぐに歩行者自転車専用の入口があるので、伯方島の走りはサクッと終わってしまうこととなる。







せっかく来た伯方島、たった30分足らずでおさらばと言うのも味気ない気がするので、以前因島からフェリーでこの島に渡った時に撮った写真を3枚、貼っておきます。今はもうなくなってしまった今治~因島を結ぶフェリー、その区間は高速船は運航されていて、便によっては自転車を載せてもらうこともできる。
自分(一人称)は1度その高速船で因島から伯方島まで乗船したことがあるが、いざ載せてもらう時になって乗船員さんが「自転車乗せるのは何たらこうたら・・・」と言い始めた。こちらはホントはフェリーで行きたかったが便が合わなかったし、切符売場で高速船に自転車を載せることができるのは確認している。なのに乗せるとなった時に乗船員のこの態度だ、自分(一人称)の前に乗せてもらった人は何も言わなかったが、あまりにも腹が立ったので思わず
「何や、その態度は!!!」
と声が出てしまった。





自分(一人称)でも大人げないと思ったし、旅人の傲慢かと思われたのかもしれない、それでも観光客を迎える立場の人間がそう言った態度をとるのは如何なものか。もう10年くらい前の話だし、今は自転車がこの地方の旅の主流になっているだろうからそんな態度をとられることはないと思うが、自分(一人称)はこの件があったせいで未だにこの区間の高速船は利用していない、出来ればフェリー復活してくれませんかねえ・・・。

そんなわけですみません、またつまらぬ思い出話を語ってしまいました。今回のテーマ、伯方島は素っ気なく通り過ぎることになってしまった、「伯方」だけに「塩」対応・・・。陽も西に傾き始めてきた、冬の夕暮れは早い、次回は夕景の大島を走ります、今回はここまでとしておきます。       まちみち





No.170 あじさい寺(後編)

2015-06-25 09:39:44 | 
おはようございます。

前回の続き、矢田寺に紫陽花を見に来ています。ここまでもたくさんの花を見て来ましたが、この先に続くあじさいの径がいよいよクライマックスと言ったところ、早速進んで行ってみましょう。







その径は両側を花が頭より高い位置で咲いていてまるで花の壁を為しているよう、通りは狭く前の人を追い抜く幅もないほど、自分(一人称)は写真1枚目、2枚目に移っている家族連れの背中を前に見る様にして進んで行きます。行く先々には昨日の雨でぬかるんでいる所や濡れた石段があり、しかも花が目の前を覆うように咲いているので結構進みにくい。少し進んでは止まり、また少し進んでは止まりの繰り返し、自分(一人称)の前の家族連れよりも前の人たちが立ち止まっては写真を撮っているようだ。ここはおとなしく前の列が動いてくれるのを待つしかない、それよりも前を歩いている家族連れの女の子の足元がおぼつかないことが気になって仕方ない。この径はお年寄りた子供には少し不親切な感じだ。






更に先を進んで行きます、径はますます狭くなり、頭上を覆う花が少し煩わしく感じてくる。看板には「花に手を触れないでください」とあるが、これでは手を添えなければ前へ進めない。まあ、そうは言っても咲き誇っている花には罪はない、ここはゆっくりと、立ち止まってはカメラのシャッターを押すの繰り返しで進んで行く。花の径はまだまだ続きます、その様子は下 ↓ の写真にて。














矢田寺の紫陽花、十分に堪能させていただきました、さあ、寺を後にすることにしよう。山門を出ると今度は急な下り坂、午後も半ばに差し掛かってきた頃だが、まだまだお寺に向かう人の波が押し寄せてくる。相棒を駆って矢田寺前バス停を後に坂を下って行くが、この道もまだまだ車が長蛇の列を為している。帰りは大和郡山の市街地を通り抜ける、電話ボックスに続いてこんな所にも金魚が・・・、今回はここまでとしておきます。     まちみち