まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.2062 大阪市から海が見える

2024-04-03 10:19:53 | ふうけい
よろしくお願いします。



























前回、1月に西宮市の酒蔵通りから甲子園へと走った記録をお送りしたのですが今回はその続き、旧西国街道を進んで尼崎市に入りその後は国道2号線へ、やがて神崎川・・・と思ったら一時分岐する川はマップでは左門殿川とある・・・を渡って大阪市西淀川区へと入りました。いつもは西宮や神戸へ行く時にサラッと通り過ぎるだけの町、国道沿いは特に見所もなく無機質にビルが建ち並ぶだけの所ですが、西淀川区は前に一度万葉歌碑巡りで訪れたことがありました。今回は前にテレビのロケで行っていた所に行ってみようと思い久々の町巡り、まずは川に挟まれて中州の島となっている中を通る佃中央通りを進んで国道43号線へ、神崎川を渡って以前歌碑巡りで走ったことがある遊歩道を進むと淀川へと出る。陽は翳っていて強い風が遮るものもない場所に容赦なく襲ってくる、河口近い所で水の流れが激しい中でウィンドサーフィンをしている物好きな人もいる・・・向こうから見ると寒い中を河口に向かって走っている自分(一人称)の方が余程物好きに見えるかも・・・。












川沿いの遊歩道を進んで行くと一番突端の所にあるのが矢倉緑地公園、ごつごつとした岩に囲まれた潮だまりは『NEWSおかえり』のNDYのコーナーで取り上げられていました、まあそれを見たからここに来たかったわけですけど。公園は淀川と神崎川の河口に挟まれた所にあり真正面には海と阪神高速の高架が見えている、河口だから水は海に流れているわけだが波は海から寄せてくるので、これだけ風がきつい日となると水がぶつかり合って陸地にも跳ね上がってくる。海に近づいて写真を撮ろうとすると水が跳ね上がってきて、あわやずぶ濡れになってしまうところだった、今度はもっと暖かくて波が穏やかな日に来ることにしようか、と言うことでこの場から引き返すことに。さっき通って来た遊歩道を進んで国道43号線、阪神なんば線を越えて町中へと入って、以前万葉歌碑巡りで訪れたこともある姫嶋神社へとたどり着く。まだ年が明けて間がない頃だったのでちょっと遅めの初詣に来ている人もいるみたい、絵馬の代わりになっているのはホタテの貝殻、「やりなおし神社」との別称もあるが今更やり直してもなあ、のび太君だって人間やりなおし機使ってもろくなことになりませんでしたもんね~、現状維持が一番なんですよ。










走りの方も終盤戦、此花区から安治川のトンネルを越えて港区へ、更に大正区へと至りました。昨年阪神(T)とオリックス(Bu)が優勝した時に日本シリーズは阪神なんば線シリーズやな~、と言うことで路線巡りでもしてみようかと思ったが、今回が一応その予定を実行した感じ、ただ町中で見所も少なくサラリと通り過ぎることとなりました。やがて人も車も多い所へと入ってビルの合間から京セラドームが見えてきた、元々人が多い所だがこの日はイベントがあるみたいで警備員が出ていて交通整理をする姿も見られた。大正橋の交差点に来るとJR大正駅から人が列を為してやって来る、若い人が多いみたいで誰かのコンサートかも知れない。警備員の誘導を受けながら交差点を越えると大正橋、大正には親戚が住んでいて昔はよくここに来たこともあったが今は疎遠になっていて来ることも滅多になくなった。京セラドームも前に近鉄バファローズの試合を見に行ったことが何度かあった、北川の代打サヨナラ満塁優勝決定ホームラン、思い出しますねえ~、でもその近鉄バファローズも3年後には・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2061 過去旅より・・・2021年大晦日、播磨の旅

2024-04-01 06:22:35 | ふうけい
よろしくお願いします。
















昨年の大晦日の旅は今ここで進行中のしまなみの旅、雨が心配な中での走りは岡山県へ入ったところです。その前年は広島の旅、前日の30日は宮島口からスタートして広島市内では路面電車巡り、翌31日はJR呉線の広駅~三原駅間を各駅巡りしましたが、本来はこの旅は前年の2021年に行くはずでした。その2021年は宿と切符の手配はしたものの、11月に頭を怪我した影響で広島の旅を延期せざるを得ない状況となりました。行くつもりはしてたんですよ、クリスマスに病院に行った時に脳から出血しているから来年には入院した方がいい、と言われて宿泊旅はあきらめることにしました。まあその時には失意に陥ったのですが、キャンセルしてお金に余裕ができたので29日は明石市で万葉歌碑巡り、そして31日は今回お送りしている播磨の旅へと出向きました。しかしこの旅も始める前から波乱万丈、寒波襲来で近畿でも内陸部は大雪が降ると言う予報、そこまで人を落ち込ませるか・・・とも思ったが旅は予定通りに実行、JR、阪神、神鉄と乗り継いで三木市の恵比寿駅から走り始めました。















遠くの山には雪雲が広がっていて寒風が吹きすさぶ中での走り、三木市から加東市の闘龍灘を経て播磨中央公園では万葉歌碑巡り。午後は加東市から国道372号線を進んで姫路市へと入ったのですが、寒さは厳しいけれどここまで雪は降ることなく順調に旅は進みました。ここまで来たら締めは室津と思ったのですが時刻はもう夕暮れ時、空が明るいうちに間に合うかと賭け同然で走ったのですが、何とか暗くなる前に室津の港にたどり着くことができました。もうじき紅白が始まる時間、港にも町にも誰もいない、漁船には旗が立てられて新年を迎える準備も万端に整えられている、でも自分(一人称)は体調が万端ではなく2月か3月には入院か、今日はちょっとやんちゃに長い距離を走ったが、それで暗い気持ちは到底晴らすことはできなかった。さて、その病気の方はその後薬で経過も順調、体調も悪くなることはなく入院の話もなくなり、4月にはお医者さんから完治宣言を頂きました。自分(一人称)へのご褒美でGWにはしまなみ海道の旅、そして年末には宿題としていた広島の旅も実行することができました。

















※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

さて、センバツは健大高崎が初優勝、群馬県勢はセンバツは初優勝となりました、そして報徳学園は2年連続で準優勝、以前は決勝では負けなしのチームだったのですけどねえ。仙台育英、山梨学院に続いてまたまた天理に負けたチームが優勝・・・その前の明豊も3年前に決勝進出・・・となりました、何か悔しいと言うか情けないと言うか・・・、大会に出てもないし負けてもないのに腹立ってしゃーないわ。健大高崎と言うと変な校歌、せこい野球・・・その野球に天理は2度負けてる・・・、新鋭なのに強いイメージだけはある、のイメージがありましたが今回の優勝でその強さは本物だと実証されました。これまでは追う立場だったのが追われる立場になる、特に群馬は強いチームが多いから大変でしょうねえ、夏に甲子園に戻ってくることができるでしょうか。今回の自分(一人称)が選ぶベストゲームは準決勝の健大高崎vs星稜、石川県勢にはちょっと肩入れしてしまいましたがさすがに勝負事はそんな感傷的なことは許してくれませんね。まあ星稜は負けの美学を纏ったチーム・・・石川県の方々、すみません・・・ですからね、キャラは継続されてしまったと言ったところでしょうか、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2038 過去旅より・・・2018年、香川琴平へ

2024-02-18 18:52:22 | ふうけい
よろしくお願いします。


















写真は2018年の秋に香川県を走った時のものを貼っています、この旅はそれまで控えていた宿泊旅を再開させた時のもので、初日は岡山県を走りその後瀬戸大橋を渡って四国へ入り丸亀で宿泊、2日目は丸亀港から琴平へ向けて走り始めました。まあ人にはいろいろな事情がありまして、2016年、2017年は宿泊旅に行けませんでした、2017年の年末のしまなみ海道は日帰りの強行軍でしたからね。3年ぶりに泊りの旅を再開させて、まあそれからも予算の都合なので1年に2回のペースですが行くことにしています、今年もGWの予定は押さえました、まあまだ仮なので変わるかも知れませんが。ただ値段が手頃なホテルがなかなかないんだよなあ、GWは1月の時点で取れない所ばかり、そのGWが終わるともう年末の心配をしなければならないくらいです。

















旅の思い返しをしておきましょうか、丸亀から琴平までは金毘羅街道を進んで行くが途中で文化財巡りのために善通寺市に寄り道。善通寺は前に泊まったことがある町、映画『サマータイムマシンブルース』『曲がれスプーン』のロケ地になった所ですが、泊まった時は夜暗いうちに町に入って翌朝は早くに琴平へと向かったので巡りはほとんどできなかった。この時は市の中心部に点在する登録有形文化財と、その文化財に指定されている善通寺駅で電車の写真を撮ったのですがこの時もほぼ駆け足となってしまった。昨年末のしまなみの旅の2日目にここを回ろうかと思っていたのですがそれは悪天候・・・の予報のため、実際はそうではなかった・・・のために断念、後への宿題となってしまっているのですが、今年中に行けるかどうかはお金との相談です、懐は相変わらず厳しい状況なので・・・。














琴平は何度か自転車で走ったことがありました、ただこの数年前に来た時もこの時も午前中での来訪でその後高松へ向けて走ったので、琴平ではあまり時間をかけられなかったのが残念。金毘羅宮までは長い階段の上り、これは電車で訪れた時に2度、自転車で来た時には1度上ったことがあります、上りは得意なのでほとんど苦になることもなく上までたどり着くことができました。写真の時の旅ではないですが、自転車で訪れた時に神社の上り口付近に止める場所がなく手前のお土産屋さんに聞いたら店の横に置かせてもらうことができました。帰りにお礼で一六タルトを買わせてもらったのですが正直荷物になって仕様がない、帰りの高松駅からのマリンライナーの車内で1本丸ごと全部食べてしまいました。琴平もこの時以来行ってないので善通寺と合わせて久々に行ってみたいと思っているのですが・・・、まあすべてはやりくり次第です。来週は3連休なので日帰りで遠出でも、と考えているのですが天気がまた意地悪を仕掛けてきています、もう~、いい加減にしてえやあ~、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1977 今年も夏の甲子園巡り(2)・・・水のある風景

2023-10-12 07:51:08 | ふうけい
よろしくお願いします。















中山寺からスタートした夏の甲子園を巡る走り、前回は新幹線に会いに行こうで1枠埋めてしまいました。本題は今回の甲子園、と言っても試合を見に行くわけではありません、球場周辺の風景と雰囲気で夏の甲子園を味わうための走り、昨年に続いてのなので2年連続3回目の巡りとなります。その甲子園まではまだちょっと距離があります、暑さの中での走りはここからが本番と言った感じ、まずは六甲トンネルから行ってみることとしましょう。
やくじんさん筋から旧西国街道を進んで国道171号線へ、そこから道を逸れて以前万葉歌碑巡りでも走ったことがある上り坂を過ぎて夙川沿いの遊歩道へと至る。木々に囲まれた道は日を遮ってくれるので涼しさを感じさせてくれる、ここは桜の名所と言うことでその特色が最寄のJRさくら夙川駅の駅名に採用されている、近所に駅を造られた阪急にとっては後出しじゃんけんも大概にしとけよ!って感じじゃなかっただろうか。その桜道を更に下流に進んで行って国道43号線へと至りそこを渡って酒蔵通りへ、お酒は飲まないし銘柄にも興味はないが、酒蔵や酒造会社など目に入ってくる風景には興味をひかれる。今回は甲子園に向かうための道中で通り過ぎただけだったが、サクッとやり過ごすにはもったいない所、近々訪れることを宿題としておこう。




【1】




【2】



【3】











[この花何て名前、のコーナー]

【1】キョウチクトウ 【2】ランタナ 【3】ソテツ

今津浜から海浜公園を経由して浜甲子園へと至る、右手側の内湾となっている所ではマリンスポーツを楽しんでいる人たち、一方の左手側には甲子園球場の銀傘が見えている。ここでの自分(一人称)のホント、しょ~もない楽しみが駐車場に停まっているバスを見ること・・・書いてるだけで空しくなってくる・・・。今は立正大淞南と広陵の試合が行われているので島根県と広島県のバス、そして次の試合で出てくる北陸の応援で福井県のバスも見られた、グラウンドだけではなく駐車場でも試合が行われている感じです。甲子園通りへと出て球場へ、やっぱり人が多いですねえ、昨年も人は多かったが声出しの応援は禁止、球場のすぐそばで聞いたジョックロックもブラバンの演奏だけだったが今年は声出し応援が復活、球場の外でも応援の声が聞こえてきます。人の波をかき分けるように進んで昨年と同じ場所へ行こうと思ったがあまりもの人の多さに圧倒されて断念、今年は雰囲気を外から楽しむだけにして球場を後にすることにしました、あっ、試合が終わったみたい、サイレンがラジオからと球場から同時に鳴り響いている。












甲子園界隈の賑やかな所から武庫川団地へと至る、ところでさっきの試合の立正大淞南と広陵は隣県どうし、今年は初戦で同地区対戦や隣県対戦が多い気がした。せっかく全国から代表が集うわけだからもうちょっと組み合わせも考えてあげたらいいのに~、と思うところもあるよな、もしかしたら慶応の優勝はそれを考えさせてくれるきっかけになるかも、とも思うのですが。カクカクの建物の中を抜けると武庫川へとたどり着く、これだけ暑いとやっぱり水のある風景が恋しくなってくる、と言うことで武庫川の河川敷の遊歩道へと下りる。河口が近くもうすぐの所に海が見えている、ここまで見てきた海がどこも内湾だったので広い海が見られるのはここだけ、と言っても川の幅の部分だけだが。帰りは旧西国街道を進んで尼崎のアーケードの商店街へ、ここはもうお馴染み、阪神タイガースの応援で熱い所、この時は阪神も優勝に向けてまっしぐらの頃。高校野球もプロ野球も優勝に向けて熱い戦いが繰り広げられていたが、プロはセ・パとも関西勢が独走で優勝間違いなし、しかし一方の高校野球の関西勢はあまりにも情けない結果になるとは露とも思ってもいない頃でした、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1970 夏の始まり、夏真っ盛り・大阪チョイ走り2題

2023-09-29 10:09:54 | ふうけい
よろしくお願いします。


ありゃりゃ、いつも貼ってる地図が消えちゃったよ、これはどうゆうことやねん!と思って地図のページを開くと「gooマップのサービスは9/27で終了しました」だって、何か急な話ですね~。そんなわけで長く張り続けてきた地図が全部消えてしまいました、まあ参考程度に貼っていたのであまり意味はなかったみたいですが・・・、さあ、気を取り直して本文と行きましょう↓↓↓





・・・【1】













・・・【2】

今回は夏の大阪チョイトリを2題、まずは1番目のゾーン、8月の前半に交野市へ行って来た話からです。暑い日が続いていた8月の前半なのに夏の始まりっておかしいやんか!と言われそうですが、走ったこの日が夏の甲子園の開会式の日でした。まさか慶応が優勝するなんて予想もしない、多分仙台育英のための大会になるんやろな~、4番目くらいに優勝候補に名前を挙げられていた智辯学園もええトコまでは行ってくれるやろ~、と思っていた大会の始まりの日でした。さて、朝早くに家を出て生駒市から国道168号線を進んで交野市へ、JR河内磐船駅からは山裾の道を関西創価高の生徒さんと一緒に進んで行く。少し上りになった道に駅から学校まではかなりの距離で、そこを歩かされる学生さんは夏休みでこの暑い中気の毒なように感じる、そう思えば自分(一人称)はホントに自遊人だ・・・。交野の町を見下ろす高台の道には葡萄畑が広がり、ブドウの木には青い実が手に取れそうな所に成っている、これじゃブドウも取られ放題だな。やがて源氏の滝への入口にたどり着く、相棒君はここまで、日光が入ってこない薄暗い森の中の川沿いの道を進んで行って水が流れ落ちる場所へ。涼を求めて滝にやって来たわけだが、朝早い時間で陽が当たらない所なので結構涼しい、ここまで汗だくで緩い上りを進んできたがその汗は一気に引いてしまった。引き返して再び相棒君の元へ、朝早く出てきたので時間はまだ9時になっていない、ラジオをONにして甲子園の開会式を聞きながら走ることとしよう。







・・・【3】







夏の甲子園も5日目、勝ち進んできた強豪校の対戦もいいけど49代表各地の高校がどんな戦いを見せてくれるか、大して注目もしてなかったチームが名勝負を繰り広げることもある初戦もいいんですよね。この日の第2試合は北海vs明豊、タイブレークで残酷な結末となった試合を、この先どうなるんや~、とラジオを聞きながら堺の町を走りました。大和川沿いの自転車道を進むと堺は意外と近く感じる、まずは定番の堺港旧灯台へ、やっぱり暑いと海が見たくなってしまうものです。しかし堺旧灯台から見る海は港湾になっているので何か物足りない、それじゃ今回は海にこだわってみようか、と言うことで築港の方へ行ってみることに。そちらの方はまだ一度も行ったことがなかったのでちょっとした冒険心、海の近くには公園もあるとのことなのでそこを目指して走って行くことに。




・・・【4】












シャープの会社の横の道を進むと公園に行けるはずが、突き当りは道がUターンしていて終わり、公園は柵で囲われていて海を見ることはできなかった。引き返して大和川の河口近くへ、佐保川、富雄川、その他奈良盆地を縫うように流れる各河川がひとつに集まって大和川となり、それが海に注ぐのがこの場所、でも海は広く見渡すことはできなくちょっと残念な気持ちで引き返すことに。大和川沿いの道を進んでいると正面に二上山が見えている、もちろん奈良から見る山とは形は違うが海から見える二上山もまたいいものですね、昔は建物もなかったのでもっとすっきりときれいな風景で見えていたんだろうな~。

[この花何て名前、のコーナー]
【1】ノウゼンカズラ 【2】ケイトウ 【3】アメリカデイゴ 【4】ハマユウ

今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち