まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1647 過去旅より・・・飛行機を見た日に

2021-09-29 11:09:55 | 日記
よろしくお願いします。

















今年の夏はマクドナルドのCMでは「夏・夏・夏・夏・ココ~ナッツ~♪」と、石川優子&チャゲのあの懐かしい曲が流れていました。『ふたりの愛ランド』、チャゲ&飛鳥ではまだヒット曲を連発する前の頃で、重厚な印象がある飛鳥の曲に対してチャゲの曲はポップで軽快なイメージ、その代表と言った感じの曲で、当時の『ザ・ベストテン』では年間ランキングの10位に入りました。まあ単純で分かりやすい歌詞と曲がマッチしてヒットした感じだったが、当時、この曲が使われていたのがJALの夏の沖縄キャンペーンのCM、この頃は毎年夏になるとJALとANAが張り合うようにしてキャンペーンCM合戦をしていました・・・自分的にはチャゲ&飛鳥の初期の曲で『南十字星』が飛行機のCMに似合うな~と思ったのですが・・・。

話は変わって今年の夏の甲子園、山梨県代表で日本航空が出場、3回戦まで進出しました。その3回戦の相手が智辯学園、自分(一人称)はテレビでこの試合を見ていました、結果的には結構な点差がついた試合でしたが、智辯学園にとってはこの後の戦いぶりに暗雲が広がるきっかけになったかのような試合でした・・・って本題はそこじゃないの。録音音源で球場に応援の演奏が広がっていた中に、ドラマ『グッドラック』で飛行機が飛び立つ時にかかるBGMが響いていました、あの重厚感漂うカッコいい曲です。今回は以前の走りの中で見た飛行機の写真をズラリと並べたのですが、飛行機が飛び立つ姿にはどうしてもこの曲が脳内で鳴り響いてきます。



















1番目のゾーンでは田尻スカイブリッジから見た関西空港の風景、2番目、3番目のゾーンでは伊丹空港の風景をお送りしています。自分(一人称)の飛行機デビューは結構遅く、20歳を過ぎて・・・詳しくはもういつだったか覚えていない・・・初めて乗ったと言ったところでした。その時は羽田から伊丹まで、鉄道旅行で東京に行った帰りに初めて飛行機に乗ろうと思ったわけですが、鉄道と違って乗るまでにはいろいろと手順はあるし、それ以前にまず高いし、それにもし落ちたら・・・と言うこともあってそれまでは敬遠していました。自分(一人称)は高所恐怖症ではないのですが、やっぱりあんな鉄の塊がたくさんの人を乗せて飛ぶとなると、落ちた時は大変だろうな~、とのイメージがあったので・・・日航機墜落事故もありましたからね・・・、それまでは鉄道一筋だったわけです。でもいざ乗ってみると何てことはない、上空からの眺めはいいしすぐに目的地まで到着できるし、と言うことでその後は割と利用していました。ただ料金が高すぎる、購入時期によって金額が変動するのも分かりにくい、それに自転車に乗るようになってからは、何度か輪行はしたのですが係員の自転車の扱いがひどすぎるんですよね。それでもう最近は乗っていません、かれこれ15年近くはなるのではないでしょうか、もっと優しく扱ってくれるなら乗ってもいいんだけど、やっぱり料金が高いからなあ~。
















飛行機のドラマと言うと、先述した『グッドラック』、あのテーマ曲もですが山下達郎の主題歌も印象に残っています。木村拓哉が杖をついて堤真一を追いかけてきて、「あんたと一緒に飛びたいんだよ!!」と叫ぶ→ダンダンダ、ダンダン♪♪♪はもう名シーンですね、古いところでは『スチュワーデス物語』、放送日が火曜日で、その日のMBSヤングタウンを担当していたチャゲ&飛鳥の飛鳥が毎週楽しみに見ていたと話していました。まあ大映ドラマと言うことでいろいろな突っ込見所のあるドラマでしたが、「教官!」「松本!」手袋を噛んで外すシーンなど、自分(一人称)も毎週楽しみに見させてもらいました。今はスチュワーデスのことはキャビンアテンダント、一時俗称で呼ばれていた「すっちー」も辞書から削除されるようになりました、まあ関西ではすっちーはいまだ健在ですけどね。
今年は久しぶりに伊丹まで飛行機を見に行こうと思っていたのですが、感染症禍からの緊急事態宣言、それに夏休みの雨の連続で行くことが出来ませんでした。そんなわけで過去旅シリーズで以前に撮った写真をズラリと並べたわけですが、飛行機業界も今は結構辛い状態みたいです。恨むべきはいつもの感染症ウイルス、ただ緊急事態宣言はそろそろ解除されそうです、だからと言って気を緩めるとまた波がやって来るかも、今は人の行いが問われる時期なのかも知れません、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1646 チョイ To 奈良・・・緑に支配された風景、明日香村編

2021-09-28 08:10:02 | チョイ走
よろしくお願いします。


















前にも使ったタイトルですが、別に緑の星から来た宇宙人が地球を支配する話ではありません、緑鮮やかな風景が映える・・・baeruじゃないよ、haeruですよ・・・写真を並べて進めて行こうと思います。写真を見ても分かるようにほとんどの写真が曇天に覆われています、走ったのは8月の15日、パソコンが壊れてしまい新しいのを買った翌日、夏の甲子園は雨に呪われて3日連続で中止の後、この日は第1試合の時間、朝日放送では丸々2019年の決勝戦を見せられて、第1試合の開始が午前11時からとなりました。奈良も朝から雨が降っていましたが、まるで甲子園に合わせるかのように雨が止み、第1試合が始まったのと同時に家を出ました。雨はチラチラ降っていて蒸し暑かったがとりあえず前日までの鬱憤・・・と言っても13日、14日は雨の中を走っていました、その記録は以前にお伝え済みです・・・を晴らしたいと思い、二上山方面へと向かいました。
















二上山付近の雨上がりの田園風景はグレーの雲の下でより緑色が濃く映えている感じ、ここでいつものように近鉄電車の写真を撮って、その後は明日香村の方へと向けて進んで行く。近鉄南大阪線~吉野線ではこの場所に一番近い二上神社口駅から飛鳥駅までは10駅もあって長い距離に感じてしまうが、それは近鉄線が大きく迂回しているから、実際に自転車で走ってみると・・・やっぱり遠いな。曇り空の下、生暖かい風が吹く少し不快な中を知っている一番最短距離の道を進んで行って明日香村へとたどり着く、ここも曇天の下、実りの時期を待つ緑が眩しい、まさに今回のタイトルのように緑が支配している風景。飛鳥寺付近ではシーズンがもう終わりが近いハスの花と、こちらもシーズンが間もなく終了のひまわり、今がまさにシーズンのキバナコスモスに少し早めに顔を出してきたコスモスのコラボレーションも。この場所もあと1か月もすれば今度は赤い花が咲いて交響曲を奏でるのですが、その模様はこの間フライング気味にお伝えしました、本来ならこちらの方を先に伝えるべきなんですけどね。


















夏の甲子園は明桜vs帯広農が仕切り直しの一戦、第2試合は馬淵vs鍛治舎の監督の頭脳合戦の試合となりました。第1試合の開始が3時間遅れでどうなるのかと思いましたが、キッチリ4試合やりましたね、最後の試合が終わったのが午後9時半を過ぎていたが、運営が意地を見せた日ではなかったのでしょうか、でも本当の地獄はこの後訪れることになったわけですが・・・。そんなことになるとは夢にも思わず、この日は緑色が渦巻く風景の中をひとっ走り、明日香村を後にしていつものように藤原京コースへ。飛鳥川沿いを走っていると、これはコキアですね、あのほわほわとした形の花・・・でいいのかな、まだシーズン前なので緑色なのは馬見丘陵公園で見たのと同じでした。
途中で川沿いの道を逸れて元薬師寺跡へ、いつも書いていることですが今年も感染症禍の影響で、ホテイアオイの植栽は行われず、と言うことで寂しい9月を迎えることとなってしまいました。繁殖力が凄いことから悪魔のような花と言われているホテイアオイですが、やっぱりいつもの季節にいつもの場所で見られないとなると残念なことです。その植栽が行われているはずの場所には夏前に苗が植えられ、今は緑色の風景が覆っていました、これはこれでいい雰囲気。ここも彼岸花の時期にまた来訪と宿題にしておいたのですが、その模様についても近々お伝えすることになると思います。そんなわけでちょっと順序が逆になってしまったのですが、緑を巡って走りの記録をお送りしました、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.1645 京奈和自転車道奈良県内部分を行く(2)

2021-09-27 08:42:16 | みち
よろしくお願いします。






















盆の時期にパソコンが死んでしまいデータ復旧のために修理センターに出していたわけですが、ほんの2週間でもネタに困っている時でした。その時に頼りになったのがカメラのカードに残っていたデータ、盆前に五條方面へ京奈和自転車道をたどって走った記録が残っていたので、それをネタにして第1弾をお送りしました。始まりが御所市からと言うのも何か中途半端な感じですが・・・例えれば仮面ライダー1号がケガで休んでいる間に仮面ライダー2号が間をつないでいるようなものです、とりあえず前回の続きから始めていきましょう。
吉野川の南側を走るのはこれが初めて、北側を通っている国道は峠道だったのでこちらはどうかと思ったが、ここまでは割と平坦な道で来ている。田園風景の中に小さな集落があってなかなかいい雰囲気、そこを抜けると吉野川が見えてきて賑やかそうな声が聞こえてくる。川沿いにはたくさんの車が止まっていて、岩場ではたくさんの人が水遊びを楽しんでいる、まあこの夏の暑さの中で海のない奈良県となると川で遊びたくなるのはごく自然なことだろう。川は急なカーブになっていてゴツゴツした岩にぶつかって水の流れが変則的に速くなる所、この時期となるとたまにニュースで川で溺れて・・・と言う記事を見るが、十分に気をつけてほしいところです。



















この後も道はほぼ平坦なままで吉野川沿いの南側を進み、一旦橋を渡って北側に出て前に一度訪れたことがある栄山寺前を通り過ぎて、再び橋を渡って吉野川の南側へと至る。五條市の中心部からは少し離れている所で、小高い丘陵地は住宅街から田園風景へと変わっていく。風通しのいい風景の中を進んで行くと弁天宗の総本山前を通り過ぎる、その門前にある碑には「智辯宗女」とある、智辯学園の「智辯」と言うのは女性の名前だというのはかなり以前・・・確か智辯学園がセンバツで優勝した時だから5年前か・・・にやりましたね。今回は夏の優勝を飾ってこの話を取り上げたかったのですが、まあ残念な結果となってしまいました。その智辯学園の近くを通り過ぎて町中へと入って行くと、やがて国道168号線へと突き当たる。交差点の一角にある菓子工房の窓には智辯学園を応援する貼り紙、ここは前に奈良テレビで巨人(G)の広岡選手がパシリで買いに来さされてたと話していた所。店内には智辯学園出身の選手のサインが飾っていて選手たちもよく来るとのこと、店主さんも智辯学園ファンだと言うことで、今年は熱く長い夏を過ごされたことでしょう。


この交差点を左手へ国道と入るのが京奈和自転車道コース、既存の道をコースに選定しているので、こんな車の多い所をルートの含むしかなかったのだろうか。ここは気を付けて行かなければならないな・・・と思っていると何やら気になるものを見かけた。道路を挟んで立つ橋げたみたいなもの、これは五新線跡に違いない、もしこの鉄道が名前通りに新宮まで開通していたら、天川も十津川も新宮ももっと近い存在になっていたのかも知れない。更に国道を進んで行くと、左手側にその鉄道が走っていたかもしれない古い石橋があった、もう少し過去の遺産を巡ってみたい気もあったが、今回は自転車道コースを巡る旅、先を急ぐこととしましょう。










と言うことで、国道168号線とは橋を渡った先のT字の交差点で分かれて、右側の道へと入って行く。これまでは和歌山へ行くときはずっと国道24号線で峠越えが当然だったが、こちら側の道も気にはなっていた、吉野川沿いの南側を進むからそれほどのアップダウンはなさそうなイメージだが、まさにその通りだった。先を進んで行くとちょっとした集落があり、そこを抜けると間もなく薄暗い森の中の小さな川に架かる橋へとたどり着く。その橋の先には和歌山県との境界を示す看板が立っていて、ここを抜けると和歌山県橋本市へと入る。しばらく進んで行くとと正月に走ったことのある風景へと出会うことになるが、京奈和自転車道巡りは橋本市まで、そこからは方向転換して大阪府へと向かうことに決めていた。五條市からはあっという間に和歌山県に入った感じで、確かに自転車道としてはこちらの方が国道24号線よりははるかに走りやすい、とりあえず奈良県部分はこれでほぼ全ルート走り終えたことになるが、ルートの選定には何か、何かな~、と思う部分も結構ありました。今後も自転車道巡りはここでもお伝えしていく予定ですが、その時にいろいろと考えを述べて行こうか・・・とは思っています、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち





No.1644 滋賀の旅2021年夏編(3)・・・そっか、あれからもう10年か~

2021-09-24 08:21:32 | 旅行記
よろしくお願いします。

















滋賀の旅夏編、初日も午後に差し掛かろうとして、この旅のメインともなりそうな北国脇往還へと入りました。まあこの旅で走る全部のルートがメインみたいなものですからランクをつけるのは良くないが、北国脇往還は久しぶりに走るのでテンションは自然に高くなってしまいます。その走りの記録についてはここに貼り付けた写真にある通りです、以前、過去旅シリーズでこのルートを流れる水路をメインにお送りしたことがありましたが、今回の走りはそれを確認しに行った・・・滋賀は確認しに行く所や、ミルクボーイか!・・・と言ったところでしょうか。久しぶりに見る風景は以前来た時とほとんど変わってない、まあ何も変わらないのが一番いいことです、先を急ぎたい気持ちはあってもこの区間では自然に足もゆっくりの運びとなってしまいました。
前回も書きましたが、この地域を始めて走ったのが雪が積もった日のこと、滋賀県の北部ともなればこの季節だから当たり前のことです。そんな2月の日曜日は大河ドラマ『江~戦国の姫たち』の第5話放送日、やはり所縁の地は巡っておかなければと言うことで旅を決行したわけですが、あの雪の多さは奈良ではめったにないことだけに驚かされてしまいました。
















『江』の放送からもう10年も経つんやなあ~、上野樹里が主演と言うことで毎回楽しみに見ていたのですが・・・予約録画してまずはBSで見て、地上波で見てその後また22時からのBSで見てました・・・、何か世間からはいろいろと言われてましたねえ。週刊新潮がネガティブな記事を掲載して、その翌日には地震があって放送中止、6月には地上波アナログ放送が中止、江と秀忠の絆が深まる地震のエピソードは火事に変更され、年末には『坂の上の雲』の放送のため回数が削減されたところを地震のために更に1回削減、脚本家がゴーストだったという記事まで出てしまいました。それでも子供には人気があったり、当時の大阪府知事が「大河面白いですね~」と言ってくれて、見たいから公務を早く切り上げて帰ったとか、まあそんなこともありました。

主演の上野樹里は相変わらず休んでは仕事、休んでは仕事の状態ですが、出ればスマッシュヒットを飛ばしてくれます。この10年の間には結婚もしはりました、そのお相手さんはこのドラマで上杉景勝役で出てました、知らなかった~、この頃から狙っとんたんやな~。10年前ともなると今や売れっ子な俳優さん、女優さんも夜明け前と言う人がたくさん出ていました。芦田愛菜さんもこの頃は小さかったのが今や高校生、この人の頭の良さには感心させられてしまいます。瀬戸康史、染谷将太、北村有起哉、斎藤工と言った辺りは今や中堅俳優として活躍中、武田真治は何か別方面で再ブレイク、太賀も今は改名してドラマでよく見かけるようになりました。女優では吉田羊がまだ夜明け前と言った感じ、今はエネオスのCMのイメージが強いのですが。忽那汐里は海外で活躍しているようですね、山本舞香は若手女優でドラマや映画でよく見る人ですが、何か変な奴のせいで悪いイメージがついてしまったのが残念かな・・・。そして上白石萌音がまさかこれほどブレイクするとはねえ~、今は大河で天璋院篤姫、この秋からは朝ドラ主演です、映画『羊と鋼の森』ではああ~あの子か、と言う感じで見ていたのがその後の活躍は凄まじい感じです。出演者の名前をズラリと並べただけですが、それぞれ誰の役で出ていたのかは各自で調べてみてください。



















と、まあ大河ドラマのことばかり書いてきたのですが、素朴で時間が止まったかのような町並は今も以前と変わらず、こんなことばかり考えて走っている旅人を迎えてくれています。水車に水路に水田に、水に恵まれた地域はそんな暑さに一筋の涼しさを感じさせてくれるかのよう、でも今が一日の中では一番暑い時間帯です。浅井三姉妹が育った小谷城界隈を通り抜けて、北国脇往還に沿ってジグザグと進んで行って、やがて国道365号線にある道の駅へとたどり着く。ここは大河ドラマ放送中はドラマ館があった所で、自分(一人称)もその時だけで4回もここにやって来ました。ドラマが終わった後で道の駅に模様替えしたとのことでしたが、店内に入った奥の方には今でも江の等身大パネルが立っています。ここでの休憩もそこそこに、この先も見たい風景はいろいろとあるので走りを続けていくこととしましょう、次回は久しぶり・・・まあずっとこの言葉が出てくる旅となっていますが・・・の春照へとたどり着きます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1643 久しぶりに赤と緑の交響曲(前編)・・・明日香村編

2021-09-22 07:57:37 | ふうけい
よろしくお願いします。























さて、今回私がお送りするのは・・・って久しぶりの某CMのフレーズを使って始まったわけですが、今回は季節ネタは熱いうちに打っておけと言うことで、この3連休の初日に明日香村方面を走ってきた時の話を2回に渡ってお送りしていきたいと思います。9月の連休には明日香村で彼岸花祭りがあり、稲渕の棚田の中のあぜ道では創作案山子の展示が行われます。毎年この案山子を見に行ってはここでその模様をお送りさせてもらっているのですが、ここ数年は彼岸花の咲き具合がちょっとピークとずれたような感じ、そして昨年は感染症禍の影響で祭りは中止、人の出も案山子の数も少なく寂しいイベントとなってしまいました。さて、今年はどんな感じなのだろう、と言うことで例年通りに奈良市内から中ツ道を走って明日香村へと向かったわけですが、その途中、天理市辺りではかなり赤い風景を見ることができました。これは期待できそうやぞ~、と思いながら橿原市へと入り、藤原宮跡の横を通り過ぎ明日香村へと入ったわけですが・・・











1番目のゾーンの写真を見る限りではまあここ数年の中では一番咲いている方ではないでしょうか。数年前、このブログを始めた頃には近鉄南大阪線、吉野線に走り始めた観光特急列車『青の交響曲』になぞって、彼岸花が畑に咲く風景を赤と緑の交響曲と表現したのですが、ここ数年の寂しい風景に比べると今年はまあまあその風景に近かった気がしました。ただ走ったのが18日で日にち的にはまだ早い感じもする頃、見頃は今週末辺りになりそうです、まあそれでもいい風景には変わりありません、人が密になるのは良くないが彼岸花の密状態は大歓迎、写真の撮り高もだんだんと積もっていきました。


大官大寺跡のあぜ道から明日香村の中心部へと入り、飛鳥寺裏手の農道から飛鳥板蓋宮跡へ、更に上り坂を進んで石舞台古墳の前を通り過ぎて稲渕へ。今年も彼岸花祭りの会場となっている稲渕の棚田へとやって来ました、例年なら50体以上の出品がある創作案山子ですが、昨年は感染症禍の影響で数がガクンと減ってしまいました。今年はどうかと言うと・・・会場入口には案山子コンテストの出展一覧の写真が貼られているのですが、その数はやっぱり少ない感じ、そして訪れている人の数もちょっと少ない感じです、まあ悲観的になっても仕方ないので行ってみることとしましょう。

















そんなわけでその案山子たちの模様は2番目、3番目のゾーンで一部ではありますが写真を添えました、全部貼ってしまうと営業妨害か!って言われてしまいそうですからね。畦道を進んで行って並び立つ案山子を見て気になるのが、どの案山子もマスクをしていること、ほぼ全部の案山子がマスクをしてましたね、まあこのご時勢だから仕方ないと言ったところか。案山子のネタとなるとオリンピック、『鬼滅の刃』辺りが目立っている感じ、毎年恒例の不気味な案山子は今年も健在でした。そして途中にある大きな案山子、昨年は感染症で亡くなったお笑いのタレントさんだったが、今年は見ても分かるように大谷翔平選手がモチーフとされている。昨年の人には申し訳ないがこのご時勢、やっぱり日本を明るくしてくれる人がここに立ってくれる方が嬉しい気がします。自分(一人称)が気に入ったのは鬼滅の刃ネタの案山子、ちょうど週末に再放送やってますからね、毎回録画しながらオンタイムでも見てました、この私がアニメにはまってしまうなんて・・・と言いたいが、確かに『鬼滅の刃』はもうアニメの域を越えてしまっていますね、そういや今週末は映画をテレビで初放送するんだっけ。そんなわけで走りの呼吸、壱の型はここまで、次回は藤原京編をお送りしていきます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち