同僚に、本業が現代美術のアーティストというスウェーデンの先生がいる。
「グループの展覧会がある」と、案内をもらっていたので日曜日を利用して会場の香椎宮へ。
いいお天気で散策日和。
新宮に住んでいたころ、植木市に来たり、近くのお蕎麦屋さんに来ることはあっても、境内に入ったことがなかった香椎宮。奈良時代から続く歴史ある神社だということを今頃知る。境内には有名な不老水や綾杉があり、木々が多く、とても気持ちのよい場所。いわゆる”パワースポット”らしい。
天皇の使いが宿泊する勅使館。
一般公開されていなかった建物を、近年、アーティストのために使用が許可されたそう。
室内だけではなく、境内にも作品が点在していて、マップを見ながら作品を巡る楽しさもある。神社になじんでいて、作品と気づかないものも・・
塩の塊がぶらさがった不思議な空間。
風にゆれて木の小枝が描く模様が、宇宙からのメッセージみたいで面白い～。
これは同僚の先生の作品。
漆と金箔を塗った布をまかれた木。
現代アートは理解しようと思わずに、五感で楽しめればそれでいい～。
これも彼女の作品。勅使館のお風呂場に作品がある（笑）
左奥に漆の絵の具で描かれた絵があり、フロアには盛り塩。
お風呂＝清めの場所＝魂の浄化・・いろいろ想いが込められている（らしい）空間全体が作品。 
境内に５本あるという花梨の木を探したり、七五三のかわいい子どもたちに癒されたり、出張販売していた梅が枝餅を食べたり。
もちろんお蕎麦も食べました。
お昼前から行列で、並んでから食べ始めたのは１時間後！
昼の数時間しか営業されていないので、週末は待つのを覚悟。最近は平日でもかなり待つそう。待った甲斐あり、絶品お蕎麦。
